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定期預金が満期になったので、前から興味があった投資信託にトライしてみようかと思っています。
説明を聞いたところ投資額が300万円ぐらいでも、
50万円位の利益を得られて、このまま定期に預けるよりは
かなり楽しみは増えますよ。
と言われましたが、そんなことは可能なのでしょうか?
定期に入れていたらありえない利息ですよね。でも、
もし、本当そんな夢見たいな状態になるんだったら、ほとんどの人が
投資信託すると思うのですが、わたしの周りでは
誰も「そういう金融をわかりもしないで関わるのは取り返しつかなくなったり、怖いのよ」みたいな感じなんです…。

どこからはじめたらよいのか、プロ、専門家の方に教えていただきたいです。お勧めの銀行があればそこにもう一度説明を聞きに行きます。

A 回答 (7件)

ちょっと冷たい言い方になりますが、事実ですから聞いてください。


現時点の状況は明らかに21年ぶりの円安です。
セールスマンの説明通り、少し前までは円安が続いたので300万円の投資から始めて350万円にするのは誰でも出来ました。
J-REITも概ね好調なのでこれでも十分な利益を出せました。
しかし、こんな状態は何時までも続く訳がありません。
そもそも日本は低金利国ですから理論的には長期的に円高に為替が動く筈です。
日本の金利もこれからは徐々に上がると思います。
ですから、長期的には金利上昇によってJ-REITも今までのようなパフォーマンスが期待できるかは疑問です。
為替も今までの円安が異常事態な訳なので、長期的には高金利通貨は金利が高い分だけ円高に向かうと考えるべきです(説明が長くなるので省略します)。

そうなると今度は逆の事が起こるのですから、外国債券ファンド、円を売建にしてスワップポイントを得る投資手法、年8%の金利がある南アフリカランド債も長期的には円高で金利差を打ち消していくと思いますから、結果的にはコスト要因(税金+手数料)で失敗するでしょう。
証券マン、銀行員は投資信託の売り手であり、自分さえ儲かれば結果は投資家の自己責任だから、信託報酬の高いファンドが売れれば良いのです。

敢えて言えば、世界中の株式ETF(信託報酬が非常に安い前提が必要、概ね0.3%以下)を10年以上持ち続ける方が余程合理的ではないか???と思います。
ですから、本当に儲けたければ株式ファンドの信託報酬が概ね0.3%以下(但しファンド・オブ・ファンズはダメ!)の商品を銀行員にリストアップさせて見て下さい。
絶対に答えは出てきません。
皆、本来は合理性の無い儲からない商品を喜んで買っている所が非常に危険な点でしょう。

>どこからはじめたらよいのか、プロ、専門家の方に教えていただきたいです。
「お金をふやす本当の常識(山崎 元著)」(日本経済新聞社)
「敗者のゲーム(チャールズ・エリス著)」(日本経済新聞社)
の2冊を読んで見ると資産運用の賢いやり方が良く分かりますよ!
「高金利通貨は長期的に下落する」点は書いて有りませんので、私の方から上記で説明しましたが、それ以外の点については私が書くよりも本を読んだ方が良いでしょう。
これが理解できれば銀行員のセールストークに騙される心配は無くなると思います。
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この回答へのお礼

丁寧な説明を有難うございます。言葉だけでも、聴きなれない単語が出てきて、戸惑っていました。紹介していただいた本みてみます。こちらも勉強したうえで説明を聞かないと振り回されてしまいそうですね…。

お礼日時:2007/03/18 21:22

投資信託にもいろいろな商品があって、リスクが高いものから、比較的リスクの低い商品もあります。



例えば最近まで、一番人気のグローバルソブリンオープンは、組み込まれている中身が、信用格付けの高い政府の債権が組み込まれていることから、投資信託の中ではリスクは少ない商品ということで、人気が出た商品です。ただ、債権で構成されていても、外国の債権ですから、為替が円高に1円動いただけでも、基準価格(当初1万円スタート)が、45円くらい下がるマイナス要因になります。また、債権価格は金利にも影響を受けます。その構成比率の性格から、主要国(ユーロ、米国、カナダ)の金利が、1%上がると基準価格は330円ほど下がる要因になります。現在基準価格は8000円前後で動いていますが、毎月分配金という配当を月々40円だしているので、基準価格は1万円を下回っていますが、累積リターンという観点でみれば、直近6ヶ月で3・6%、1年では9%、3年で20%ほどですので、銀行の普通預金においておくよりはかなりよい運用率ですよね。最近大きくなりすぎていろいろ言われている部分もありますが、初心者には安心感があって入りやすい商品ではないかと思われます。

最近はこのグローバルソブリンを買っていた人たちが、もっとリターンのいい投資信託にシフトしていく傾向もあります。債権ではなく株式を多く組み込んでいる投資信託も多くありますが、ハイリスクハイリターンという傾向にあります。それだと、今回にも見られたように、世界同時株安が発生したりすると、千円以上基準価格が下がってしまうこともあります。

おもしろいものでは、新興国に投資するファンドも結構成績がよいものもありますが、中国、インド、アセアン諸国、ロシアなどなど、リスクは多めですが研究してみて、今後発展の期待ができる国に投資してみるのも面白いかもしれません。

成績の良いものといえば、最近はリートを組み入れたものが良い成績をたたきだしているようですが、基準価格が上がりすぎていて買いにくい傾向にあります。

どこで買えばよいか・・商品が多いのは証券会社ですが、銀行も取り扱いを増やしているようです。最近では、 郵便局でも、ファンドを始めているようですが、商品ラインナップはシンプルでわかりやすいので、入りやすいかもしれまん。
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この回答へのお礼

グロソブぐらいしか身近で聞いたことがなかったのですが、よりシンプルでわかりやすいものから、はじめるのが私にはあっている気がします。インドや中国は今後経済の中心となりに、世界的に注目されていますね。何せ、銀行まかせではなく自分で研究することが必要ですね!ありがとうございました!

お礼日時:2007/03/18 21:27

私は「バブルの最後の日」らしい頃、妻の実家の隣に住む証券会社の人に進められるままファンドを買いました。


なんでも其の人いわく、今どき銀行員の姉ちゃんもみんな銀行になんか積んでませんよって言われ1000万買いました^^;

っで、暴落で500万ほどにw

其の挙句、買った証券会社は倒産www

父さん、どうしましょw

っで、400万ちょっとにになって帰って来ました(´ヘ`;)

っが、其の400万は現在1000万くらいになっています。

つまり、400万になった時に買った人は1000万になっている訳ではあります。。。

長期で持つと良いと言われると思いますけれど、私はファンドを選ぶ事以上に買い方とタイミングが一番の問題だと(;¬¬)b

っが、其れは中々上手く行かないのですけれど。
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この回答へのお礼

具体的な数字を聞くと、すごいなあって思います。400万円が1000万円なんてそんな夢みたいなこともできるし、その反対もあるんですよね・・・。タイミングを見計らうには研究に研究を重ねないと。こないだのように予測不可能な暴落もあるし怖いですね。ありがとうございました!

お礼日時:2007/03/18 21:30

こんにちは。


銀行員です。
(1)300万円で50万円の利益について
■可能な場合もあります。
でもそれは、何十年後かも知れないですし、あくまでも「可能性がある」だけで、お金がどうなるのか予測不可能だから、そんなことが言えるのです。もちろん、過去の成果から見ての、目安だと思うのですが、絶対そうなるわけではありません。もしかしたら50万以上の利益があるかも知れないですし、あまり変わらないかもしれない、他の方もおっしゃる通り、ゼロになる可能性もあるということをお忘れなく!
ちなみに、購入手数料がかかるのでしたら、購入金額から手数料を差し引くので、最初から元本割れになります。そうなると、最初は早くお金が元本以上に増えないかなって思うことから始まると思います。

■夢見たいな状態ではないですよ。
詳しいことは省力しますが、株や債券にはそういった機能があります。
でも、増えるだけでなく減ることもあるので、ずっと夢見心地の気分ということはないと思います。

■ほとんどの人が投資信託すると思う
ほとんどって難しいんですけど、銀行や郵便局、ネットで投資信託を購入できるようになったのは数年前~最近で、それまで、証券会社と取引があったりだとかしていない人には知る機会・接点がなかったと思います。だから、「知らないからやっていない」は多いと思います。
あとは、これから住宅購入するとか、子供の教育費とか、いろいろお金のかかる人は、「知っていてもやらない」と思います。

銀行で投資信託を購入している方、多いです。
でもどなたも経済に詳しいというわけではなく、最初はみなさんringousagiさんと同じこと考えて、周りの方と同じように考えていたと思います。
しかし、この低金利のご時勢、預金では増えないことが明確なので、リスクを許容しつつも購入しているのです。
上記の通り、購入手数料がかかるなら最初から元本割れです。でも使う予定のないお金でしたら、上がるまで気長に待つ。増えると、欲が出てもっと上がらないかなぁと思う→急落する→あのときに売っておけばと後悔。でも、また上がるさと思って、気長に待ち、自分の納得するところで換金するのが一番です。

私は銀行員だからといって、投資信託を勧めるわけではないです。手数料や信託報酬が気に入らないのなら買わなければいいのです。
もし、なくなってしまっても勉強代として割り切れる金額で始めてみるのが一番ですよ☆

(2)最後にお勧めの銀行について
もしかしたらすごくよい銀行があるかも知れないですが、
私が思うに、「銀行」は、取り揃えている商品や購入手数料、サービス(定期預金とセットにすると定期の金利がアップする等)の違いがあるだけで、それは客観的に分かります。自分でも調べられます。
でも、説明する「人」によって、その商品の印象って変わると思います。なので、自分が信頼できるなぁ、この人矛盾していないなぁと思う人を見つけるのがいいと思います。難しいかも知れませんが・・・あとは、自分を信じて自分で勉強するとかですね。

よく販売側は、とにかくお客のことを考えず、自分たちの利益のために売っているという風に言われますが、闇雲に売っていない人もいます。もちろん販売が私たちの仕事ですが、自分も銀行もお客様も「嬉しい」ことが一番なので。実際にお客様から「ありがとう」って言って頂けることが一番嬉しいです。
長文すみませんでした!
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この回答へのお礼

とても、ご丁寧な解説とアドバイスありがとうございました!
銀行の方もそのような気持ちで、投信をすすめてくださるのなら、とても信頼できます。
正直、経済システムに疎いわたしは、預けっぱなし、お任せしぱなっしにしたいのが本音です。ありあまるお金がない普通OLにとって投信は大きな人生の賭けみたいなイメージです。まずは、リスクを覚悟の上で勉強のつもりで始めないとわからないですよね。
いくつか銀行を回ってみて、あなたさまのようなパートナー的存在の銀行員さんに出会えたら、はじめてみたいと思います。
でも、平日勤務だとなかなか銀行にいくタイミングすらないんですよね・・・。とにかく丁寧に解説いただき ありがとうございました!

お礼日時:2007/03/18 21:39

300万円で50万円くらいの利益が得られるのは、過去1年くらいの成績で、それ以前の3年間は300万円が200万円になっていたりします。


300万円で50万円くらいの利益が得られるのは過去の話で、これからの将来を約束するものではありません。

プロはタダ働きしません。こんな無料サイトなんか見てません。
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この回答へのお礼

そうなんですか…^_^;でも、ここに回答くださったみなさんは、とても丁寧に解説してくださるし、私はとっても勉強になってます!(^^)

お礼日時:2007/03/18 21:41

 マイナスリスクの一例として。



 先日来の世界同時株安の際、急激な円高も起こったため、外国債券、新興国株式(全体の10%弱)、海外リート(タイプの異なる2銘柄)4銘柄に分散していたにも関わらず、一週間で10%以上下落しました。
 本来的には株式相場の暴落でしたので副次的な影響でもこの位はいきました。

 50万の利益を得られる可能性、というのは、同時に50万円マイナスになる(これで止まる保証もない)可能性もある、ということを覚悟できるかどうかです。
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この回答へのお礼

そうですよね・・・。本当にリスクを覚悟した上ではじめないと。小遣い感覚で株を買ってる人もいるそうですが、投信はわたしとっては人生の掛けみたいな感じです。

お礼日時:2007/03/18 21:43

投資信託はリスク商品であり、元本が割れる可能性もあります。

このリスクと引き替えに預金より高いリターンが期待できるわけです。これは、あくまで確率・期待値の話であり、保証されているわけではありません。

唯一確実なのは、投信の販売銀行や証券は、顧客の投資金額に比例して、定期預金に比べて高い手数料収入を得ることができることです。

ですから、その販売員の説明は不十分かつ誤りです。リスクの説明は無かったのでしょうか?

まず投資信託の仕組みや金融商品に対する知識を仕入れることが先決かと思います。投資するとしたら、授業料と割り切って、1万円などの少額で投資されることをお勧めします。

以下の本をお読みになると良いかと思います。
金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか (新書) 吉本 佳生 (著)
臆病者のための株入門 (新書) 橘 玲 (著)

参考URL:http://www.amazon.co.jp/金融広告を読め-どれが当たりで、どれがハズレか-吉本-佳生/dp/4334033067
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この回答へのお礼

臆病者のため… 本当に、そんな感じです。リスクを怖がっていては、だめですね。ありがとうございました!

お礼日時:2007/03/18 21:24

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