2024年においていきたいもの

なぜ計器用変流器(CT)の二次側は開放してはならないのでしょうか?
もし電圧のある状態で開放した場合どうなるのでしょうか?

A 回答 (4件)

計器用変流器は回路的には定電流電源であると考えられます。


つまり負荷が変動しても一定の電流を流そうとします。
たとえば、計器用変流器が1Aを流そうとしていた場合、負荷が1オームなら発生電圧は1Vですが、負荷が10オームなら発生電圧は10Vとなります。

二次側を解放すると、負荷は∞オームとなるわけですから、そこに電流をながすためには、過大な電圧を発生します。この過電圧によって危険が発生するために二次側は解放してはいけません。
逆に短絡すると負荷は0オームにちかくなりますから発生電圧は、微少電圧になり安全です。
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CTは1次側で流れた電流をCT比で2次側に電流を流します。


2次側が開放されても、流そうとしますが流れないので、電圧を上げるしかありません、電圧が上がると一番抵抗が低い部分でつながります。
電流は少ないのですが、抵抗が高いのでその部分が燃え出します。
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CTの二次側は低インピーダンス計器をつないで(理想的には短絡)使います。


このとき、CTの一次側の等価インピーダンスは(CTの巻き数比の2乗で聞いてくるので)非常に低くなります。
(結果、CT一次の分担電圧はほとんど0になり、線路の電流は負荷で決まります)

ここで、CTの二次を開放にすると、CT一次から見た等価インピーダンスが非常に高く(CTの励磁インピーダンスくらいに)なります。結果、CT一次の分担電圧が大きくなって、CT二次には、一次分担電圧*巻き数比の高電圧が誘起し、二次回路の絶縁破壊、焼損を引き起こします。
(最悪の場合だと、測定している系統の高電圧*巻き数比、位の電圧が二次に誘起します)
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計器用変流器は、数ターン:数千ターンの巻数比を持つトランスです。


二次側を開放すると、膨大な電圧が発生して機器を破壊することがあります。

「28.計器用変成器」のところに理由が書いてあります。
http://www9.plala.or.jp/c-hokuto/page13.html

もひとつ・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%89%E6%B5%81% …

参考URL:http://www9.plala.or.jp/c-hokuto/page13.html
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