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緑色の植物の葉から色素を抽出し、吸光度を測定する実験をしました。
波長500~600nmでの吸光度が低く、700~760nmではさらに低い値が得られました。
500~600nmでの値が低いのでその波長の光を反射していて葉は緑色に見えると結論付けたいのですが、それでは700~760nmでさらに低い値が得られた事と矛盾してしまいます。
葉は緑に見えるのに、なぜ500~600nmでの吸光度よりも700~760nmでの吸光度の方が低いのでしょうか?

A 回答 (6件)

#3です。


760nmは可視光との指摘がありましたので、、、
一般的には確かに可視光の領域でした。しかしながら
760nmの光は非常に強ければ赤く見えますが緑の光と
の感度は比べものになりません。
ヒトの比視感度曲線(リンク)をご覧になれば理解
いただけるかと思います。

参考URL:http://www.iwasaki.co.jp/kouza/311/index.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。リンク先の比視感度曲線というものは非常に参考になりました。

お礼日時:2007/04/18 21:27

>メタノール


タンパク質のコンプレックスを破壊する可能性としては十分です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。メタノールにそんな作用があるんですね。知りませんでした。

お礼日時:2007/04/18 21:29

個人差があるかもしれないけど、760までは一般的には可視光線だと思うよ。

レポートで書くだけの義務感による質問なら、不可視光線に近いからあまり影響なしでかたずけてもいいけど。色素抽出に界面活性剤とか、還元剤とか使ってない?

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%AF%E8%A6%96% …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。色素抽出に使ったのはメタノールのみです。界面活性剤、還元剤は使用していません。

お礼日時:2007/04/17 18:16

700-760nmは赤外領域で目には見えませんので、認識される色には


影響しません。
クロロフィルには目で見える波長領域に短波長側と長は長波長側に
大きな吸収ピークをもちます。たとえば、クロロフィルaの場合、
400-450nmの吸収によって青~青紫の光が吸収されもう一つの
650-700nmの吸収によって赤の光が吸収されます。しがたって、
反射される光のうち目で見える部分は、主に450-650nmが主と
なり緑に色に見えることになります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。高校で使っていた生物の教科書に「波長380~770nmは可視光線」と書いてあるのですが、可視光線でも不可視光線に近い波長の光は見えにくいのでしょうか?
だとしたら納得がいきます。

お礼日時:2007/04/17 18:27

今、新緑の季節ですが、私の部屋から、かなり赤っぽい葉の植物がみえます。

使った植物が、赤っぽかったり、青汁のような、緑に少し赤を混ぜたようなどす黒い緑なら説明がつくと思います。赤は700 nmのようですが、スペクトルの減少がちょうどその辺から始まると約半分は赤も吸収しているということになります。また機械の補正具合で変わります。

まあ、なんでもかまわないですが緑の色素と赤い色素をまぜて、それが見た目とスペクトルで、その抽出物と似ていればいいのでは?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。使った葉は黄緑だったので赤っぽくはなかったと記憶しています。
機械の補正具合の可能性が分かってよかったです。

お礼日時:2007/04/17 18:25

少し調べてみました。

まずクロロフィルの吸収波長。
http://www.sasrc.jp/chlorophyll.htm
確かに700は吸収していないですね。んでwikiで光合成の活性中心がどうなっているのか調べました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E5%8C%96% …
これによると光合成では700の光を利用しているようです。つまり生きた葉は、700の光を吸収しているということです。なぜ、本来700の光を吸収していたものが、あなたの実験では吸収しなくなったかということですね。参考URLでわかっている点は、葉の中で働いている状態(複合体を構成している状態)では吸収波長が長く、クロロフィル単独では少し短いということです。つまりあなたの実験では、複合体を壊すことなく抽出することができていないということではないでしょうか?
もっとアドバイスほしければ、補足で聞いてください。

参考URL:http://www.sasrc.jp/chlorophyll.htm,http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E5%8C%96% …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。抽出の過程で複合体を破壊してしまった可能性があるんですね。分かりました。

お礼日時:2007/04/17 18:22

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