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現代の軍隊はハイテク化が進んでいるので、素人が集まっても無駄なため徴兵制が日本に導入される事はないし、導入したところで意味がないと聞きます。
では、なぜ韓国や台湾などいろんな国で今でも徴兵制があるのでしょうか?
そういった国々はハイテクではないということなのでしょうか?
アメリカ軍は当然ハイテクであると思うのですが、アメリカでは素人が軍隊に勧誘されて入隊し、その兵士が実際にイラクなどに派兵されているようです。
徴兵と言っても突然戦場に送られるのではなく、訓練を受けるのですから、実際に戦闘となる時は、ズブの素人とは言えないのではないでしょうか。
そもそも初めから玄人である人はいませんし。
個人的には、軍事上無意味だとしても、国民の国防意識、国民であることの意識(義務や権利)、を芽生えさせるあるいは根付かせる意味でも徴兵制はあってもいいかなと思いますが。
やはり、徴兵制は無意味なのでしょうか?

A 回答 (13件中1~10件)

こんにちは。


日本に徴兵制がない理由がそもそも違ってると思います。

本来、軍隊は政治の中の一つの機構に過ぎません。
軍隊(軍人)が政治を行う、という事は本末転倒で、あってはならないのですが、戦前の日本は実際にそうなってしまったのです。

そうならないようにするのをシビリアンコントロールといって、非常に大事な事なのですが、原理的には、軍人だって国民ですから、参政権を取り上げたりするわけにはいかず、実際の運用上は大変難しい事です。

終戦で旧日本軍が解体され、徴兵制を廃止されたのはそういう経過があるからです。

昔からある言葉ですが「刀を持てば斬りたくなる」、これが日本人の性格をよく表してると思います。
刀を持っても人を斬る誘惑に負けない国民になってこそ徴兵制はふさわしい物になるのではないでしょうか。
現状は・・・どうでしょう?
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この回答へのお礼

徴兵制だとシビリアンコントロールができなくなるというのはよく分かりませんでした。
法律や憲法で規制すれば済みそうですし、むしろ、規制がされているからこそシビリアンコントロールというのだと思っていました。
旧日本軍の解体や徴兵制の廃止は単にアメリカの圧力だと思っていました。
それと徴兵制になると一般人が普段から銃を携帯するようになるのでしょうか。
ご回答ありがとうござました。

お礼日時:2007/06/14 00:34

別に詳しいわけでもなんでもないのですが・・・。



まず、ハイテク、ローテクと徴兵制とは全く関係ないと思います。
軍備がハイテク化されていくとはいえ、やはり軍は兵隊の数がそろっていてはじめて機能する
と思いますので、ハイテク化と徴兵制の意義は別だと思います。
基本的に、国家は軍がいろんな意味で必要なので、これを整備する必要があります。この整備
の一つの手段として徴兵制がある、と言うことだと思います。
その他にも、愛国心を醸成するとか、政治的に別の目的があったりするのかもしれません。
米国では徴兵制がありませんが、これは、軍の募集で必要な人数が集まっているから、では
無いでしょうか?(この点はあまり自信がありませんが・・・。)
韓国は徴兵制を引いていますが、軍を整備するという目的以外に、北朝鮮との対峙関係などから、
国民の意識を高めておく必要がある、という事情もあるような気がします。
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この回答へのお礼

ハイテクと徴兵制は関係ないんですね。
ハイテクなら便利なのだから、むしろ、素人向きなのでは?とも思ったりもしたんですよね。
単に徴兵制と言ってもその国々の事情などで千差万別なのかもしれませんね。
ちなみに、忘れていましたが、アメリカの場合は格差がひどくていわゆる低階層の人たちは軍に行く道しかないようです。
つまり、アメリカの格差社会は軍が人手不足にならない装置として、あえて政府が格差を放置していると、マイケルムーアが言っていたと思います(うろ覚えですが…)。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/14 00:47

徴兵制と志願制のどちらが良いのかというのは答えは出ていません。


フランス方式を選んだ国が徴兵制軍隊を作り、英国方式を選んだ国が志願制軍隊を作りました。(19世紀のはなし)
徴兵制軍隊のメリットは安いコストで定員が集められることです。
志願制軍隊のメリットは兵隊の士気が高いという点です。
徴兵制のデメリットは国防意識の低さです。
(日本軍の場合、家族を守れという形で士気を維持しました)
志願制のデメリットは定員割れの恐れがあることです。
(定員を維持するのに米軍では永住市民権や大学の学費などの飴が用意されていますし、幕末日本での長州奇兵隊などは武士に取り立てるという特権が用意されました。自衛隊の場合は各種資格が取れるです)

日本の場合、国防に必要な戦力が志願制で賄えていますので、わざわざ徴兵する必要がありません。ただ、国防意識というより社会規範を覚えるのに徴兵制は有効ですし、介護福祉問題の解決手段の一つにはなりえると思います。
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この回答へのお礼

徴兵制となれば国防意識が高まりそうですが、低くなるんですね。
徴兵制がないと軍人に丸投げって感じで、なんだか他人事になりそうな気がしたんですが。
ともかく一長一短があるんですね。
「介護福祉問題の解決」これはなかなか良さそうですね。
一口で徴兵制と言ってもさまざまみたいですから、そいういったものがあっても良いですよね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/14 00:55

 無意味かどうかは、目的によって決まります。



 例えば、富士山を世界遺産にしようという目的のためには、徴兵制はおそらく無意味ですね。

 あなたは、何のために徴兵制を施行したいのですか?

 もし、「国民の国防意識、国民であることの意識(義務や権利)、を芽生えさせるあるいは根付かせる」という目的であれば、徴兵制に意味があるかないかの判断はできません。
 例えば、徴兵制という制度をうまく運営する仕組みと人がいれば、その目的をよく達成できるでしょうから、意味があります。逆に言えば、それらとセットであるとかないとかいう情報がなければ、意味があるかどうかすら判定できないということです。

 その辺を、明確にして貰えますか。
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この回答へのお礼

国防意識を高めるには他に方法があるということでしょうか?
あとよければ実際に徴兵制のある国は何が目的で徴兵制なのかご存知でしたらお教えください。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/14 01:04

メリットが少ない上に、デメリットが大きすぎるんです。



日本は周りを海に囲まれているため、防衛上重要なのは海軍と空軍です。
戦闘機の数や空母の数を考えても、そんな何百万の人間は必要ないですよね。
ちなみに航空自衛隊である程度の戦力になるためには、6年くらい訓練が必要なようですよ(このあたり参照:http://mltr.free100.tv/faq12c02.html
仮に他国と緊張状態になった場合、緊張状態になってから徴兵したって使い物になりません。

では、韓国や台湾の状況はどうでしょう。
忘れがちですが、朝鮮戦争は未だに休戦中なんです。しかも北朝鮮と韓国は陸で国境を接していますから、陸軍が重要です。すなわち数も必要です(質がいらないというわけではありません)
台湾は中国と軍事的緊張状態です。しかも中国に攻められるような状態になれば、他国の支援もそれほどあてになりません(そもそも国際的には国として認められていない)
なので両国は未だに徴兵制なのです。



もし仮に日本で期間が20歳~23歳までの3年程度の徴兵制を敷いたとしましょう。
現在そのあたりの日本人の数が約450万人です。
徴兵とはいえ、いくらか給料を払わなければなりませんので、かなり低く見積もって年間200万だとしても、450万×200万で9兆。
その450万人の訓練用の武器が本体10万としても4500億。
さらにそれを訓練する人の人件費…などなど。
(ちなみに今年度の日本の防衛予算は4兆8016億です)
さらにその年齢の若者が勉強しない・働かないわけです。どれだけ経済に影響が出るでしょうか。
(ものすごく大雑把に数字を出していますので、細かいツッコミはご容赦を(汗)

>国民の国防意識、国民であることの意識(義務や権利)、を芽生えさせるあるいは根付かせる意味

要は現在から防衛費を3倍程度にして、その間の経済へのダメージを考慮してもなお必要かということです。
むしろ国民への意識という意味でしたら、学校教育の場などで行えば良いわけですし。


結論としては、軍事的にはただでさえ大国の軍に徴兵制が必要ないのに、日本は更に必要ない条件が揃っているわけです。
それを上回るメリットがあるのでしたら、無いとは言い切れませんけどね。
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この回答へのお礼

なるほど~
国が違えば制度が違う。
当たり前のことを忘れていました(笑)。
確かに、徴兵制がなくとも国防意識を高めるなどは学校教育でやれますね。
ただ、実感を伴わないと他人事になってしまわないかなとも思ったんです。
しかし、徴兵制がなくてともそれも他に道がありそうですね。
それにしてもお金がかかりますね。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/06/14 01:12

お礼ありがとうございます。

疑問点が少々出てるようなので。

>徴兵制だとシビリアンコントロールができなくなるというのはよく分かりませんでした。

確かに徴兵制とシビリアンコントロールは直接には結びつきません。
戦前の日本でそういう事が起こって、軍事内閣が成立し戦争になった、というのが事実なので、とりあえず軍事力を持たない国家として再生させる、というのが戦後処理の連合国側の一致した考え方だったようです。
軍がないので徴兵・志願制度共になくなったわけです。
この為に軍事色を一切消す目的で「戦意に繋がる」として剣道や柔道などの各種武道さえも禁止されました。
※後に復活しますが、それには先人たちの多大な努力がありました。

>旧日本軍の解体や徴兵制の廃止は単にアメリカの圧力だと思っていました。

戦後の政治体制は、確かにアメリカの圧力によるものが非常に多いのですが、後日、警察予備隊として自衛隊の前身が発足したのもそうであるように、本来なら日本軍は残っていてくれた方がアメリカも助かったのです。
それをあえて消滅させたのは連合国で同一歩調を取るため(つまり合意できるため)でした。

>それと徴兵制になると一般人が普段から銃を携帯するようになるのでしょうか。

これは運用によります。
スイスはそうなってますし(国防戦略として一家に一台?銃の所持が義務付けられています)、そうなっていない徴兵制も普通に見られます。
またアメリカのように(州にもよりますが)銃を携行するのが普通の国もあり、一概に徴兵制によるとはいえません。

ただ、私が言ったのは、政治家を決めるのは結局の所、国民ですから、その国民がそういう意識をしっかり持てるレベルにならないと、政治家だけにそれを期待しても無理…という意味だったのですが。。。舌足らずな回答で失礼いたしました。m(__)m
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この回答へのお礼

ていねいにお返事いただきありがとうございます。
こちらこそ理解不足で失礼致しました。
そうですね。国民がしっかりとしなきゃいけないんですよね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/14 19:43

現状では徴兵制はコストが見合いません。

が、少子化が進んでくると軍員は国民に対する比率ではなく絶対数としての人員が必ず必要になってきますので、このまま少子化が進んで行けば日本はいずれ徴兵制へと向かう事になるでしょう。
それから徴兵制は反戦やデモへつながりやすいという面があり、アメリカが徴兵制を選ばない理由の一つにこれがあるともいわれています。
また、イラクで戦闘を行っているのはアメリカ軍のアメリカ軍人だけではなく、民間軍事会社にその多くを委託しており主要軍事以外ではそういった民間の機関が活動を行っています。
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この回答へのお礼

状況しだいでは導入されるんですね。
国を守る為には当たり前の措置なのでしょうけど。
それにしても、イラクでの戦争は民間の軍事会社が行っているとは知りませんでした。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/14 19:46

No.3です。



国防意識を高めるのはマスコミがちゃんとした情報を流し、日本に迫る危機を国民が正しく理解するか否かではないでしょうか?

例えばどこかの国が、日本国境に最新の戦闘爆撃機40機、新型の強襲揚陸艦1隻、対地・対艦ミサイル艦3隻、潜水艦4隻の配備を行ったとします。これに対してちゃんとした情報を流すでしょうか?

周辺国の軍事情勢と配備状況を年次報告として新聞で毎年載せることによって国防意識は高まるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

そうですね、確かにマスコミが隠蔽したり偏向的な報道をしては国民は正しい判断ができませんよね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/14 19:48

>では、なぜ韓国や台湾などいろんな国で今でも徴兵制があるのでしょうか?


>そういった国々はハイテクではないということなのでしょうか?
 まず他の回答にもあるように国による事情が違います。100万ともいわれる歩兵を抱える北朝鮮と陸続きの韓国や、世界最大の人員を抱え、昨今日本の軍事費を上回る程に近代化を進めている中国に絶えず圧力を加えられていながらアメリカから充分な支援も受けられない台湾などと日本を比べる事はできません。両国と日本では維持すべき兵力も、維持すべき国防意識の水準も違ってきます(今の日本国民の国防意識は充分とは思いませんが)。ちなみにそのような状況下にあっても韓国は徴兵制の緩和を進める流れはあるようです。

>アメリカでは素人が軍隊に勧誘されて入隊し
 最も大量の兵力を必要とし、その大量の兵士に高い練度を求めない(高いにこした事はないですが)任務は“敵地占領”です。日本が自国防衛と、後方支援を堅持するのであれば独力で敵地占領を行う事はありませんので徴兵制は必要ありません。

>個人的には、軍事上無意味だとしても、国民の国防意識、国民であること
>の意識(義務や権利)、を芽生えさせるあるいは根付かせる意味でも徴兵
>制はあってもいいかなと思いますが。
 国防意識や権利義務についての考え方の教育はその他の方法をもってなされるべきです。本来徴兵制は憲法に保障される身体の自由と職業選択の自由の自由を侵害しており、そのような侵害は公共の福祉上どうしても必要でない限りは認められないものです。認められているものの例として義務教育や罪人の収監が挙げられます。それでも侵略を受ける差し迫った危機といった理由があれば徴兵制も認められ得ますが、純教育的な意味での徴兵というのは難しいでしょう。ちなみに私は国民の義務は憲法に付記される三大義務だけで充分だと思います。
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この回答へのお礼

確かに、国や状況によってニーズがさまざまですから制度も当然さまざまですよね。
それに方法はなにも一つに限らないんですよね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/14 19:50

軍隊は経済に依存する。


日本の場合は人的資源で持っている国。
天然資源で経済が成り立っているのではありません。
どこかみたいに、人的資源を外国に求めて拉致や金や女やスパイで横流しで解消したりすれば徴兵は問題は無いでしょうが。

人的資源で持っている以上、一人当たりのコストが高すぎます。
今の社会人の賃金で換算すれば一瞬で破綻しそうですね。
曲がりなりにも国家公務員ですから。
それに、兵士という危険な任務にあるので今流行の「年金」問題をどうするか。

今の国防意識は銃器を手に取るのではなく、技術の情報管理ですね。
人的資源を持たない国から狙われていますから。
民間はクビですが、役員はクビになりませんからねぇ。
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この回答へのお礼

お金がかかるんですね。
そうなると、台湾や韓国の徴兵には賃金がでないんですかね
かつての日本はどうしていたのでしょうか。
また、かつての日本の徴兵制の導入の根拠はなんだったのでしょうか。
末期の頃は単純に人手不足だったとは思うのですが。
ご回答ありがとうござました。

お礼日時:2007/06/14 20:00

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