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初めて質問させていただきます。
60歳後半の母がアルツハイマーと診断されました。
数千万円の多額の買い物をしていたのでびっくりして病院に連れていったらアルツハイマーの初期段階でした。現在、父が母の世話をしているのですが、お金のことは心配なので子供である私が父母の銀行通帳や重要書類をすべて預かり、定期的に父に現金を渡すという生活を続けています。
しかし最近、父母は通帳を戻して欲しいと言っており、それに対して私は、母が使い込んだ額が大きかったので戻す事には抵抗があり、親子関係が上手くいっていません。この関係悪化で母の病気への悪影響も心配です。財産の管理をどのようにすることが最適なのか悩んでいます。経験がある方のアドバイスをいただければ幸いです。よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

成年後見人をしています。


お父様がしっかりなさっているのであれば、お父様が後見人の申立てをすればいいのでは?と思います。後見人になると、最初は3~6ヶ月に1度程度の財産報告の義務があります。財産管理に問題なければ1年に度くらいになると思いますが。。。
これで、お母様にかんする財産はお母様に必要なものにしか支払えません。裁判所が管理指導するので、お父様やお母様が勝手に使い込んでしまうということはできないので、安心されても大丈夫なのでは?と思います。
358tachiさんが後見人になる場合は、親族の了解が必要ですので、お父様が了解しないと難しいと思います。
また、お父様に金銭的に問題な行動があったりすれば、家裁選任の弁護士が後見人を務めます。この場合は5~10万ほどの報酬を毎月支払うことになります。最初から司法書士などに後見人を頼む場合は、月に3万程度の報酬を支払うことになります。報酬については家裁の裁判官が決定し、被後見人(この場合はお母様)の財産から支払われます。
また、お母様がしっかりしてる部分もあるなら、後見人ではなく保佐などになる可能性が高いです。

この回答への補足

詳細な回答ありがとうございました。恐縮ですがもう少し質問させてください。

子供である私が後見人になることは難しいのでしょうか。父が反対することは予想が付くのですが、父に後見人になってもらうことにはかなり不安があります。病気になるまで母はお金に関わる仕事をしていたこともあり金銭管理に長けた人でしたので、父は金銭管理は全て母にまかせて好き放題遊んできた人です。それに年齢的なこともあり、これから父がお金の管理をしっかりできるとはどうしても思えないのです。

また、後見制度を適用したとして、その後に悪徳業者が再び母に近寄ってきて、母が何百万というお金を現金で支払い、物品も受け取りクーリングオフ対象期間も経過してしまった。というようなことが仮に起こってしまった場合でも、契約はなかったことに出来るのでしょうか。裁判所が指導するといっても、母は病気ですからお金が手元にあれば、同じことを繰り替えしてしまうように思えてならないのです。裁判所が見ていると言ってもやるときはやってしまうのではないかと不安です。後見制度を使えば絶対に安心と言えるのでしょうか。後見制度を適用しても悪徳業者に騙し取られたお金はどうしようもないのではないかと思うと完全には安心できません・・・。

補足日時:2007/06/30 10:19
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NO2です。


>子供である私が後見人になることは難しいのでしょうか。

十分なることは可能です。ですが、後見人になるには親族の了解が必要となります。この場合、同居しているお父様が後見人として一番ふさわしいのですが、今までの経緯でお父様がふさわしくないのであれば、お子さんである358tachiさんがなるのが理想的だと思います。しかし、お父様が反対している、しかも訴えるといっている以上、後見人への同意はしていただけないのですよね?そうすると、家裁の判断では、後見監督人をお父様、358tachiさんのどちらがなるにしろ選任される可能性があります。これは家裁の選任した弁護士などがなり、報酬をお母様が亡くなって相続人に財産がひきつがれるまで、お母様の財産から支払うことになります。報酬額は裁判官が決定し、被後見人が生きてる間お金が無くなるまで払い続けることになります。これって、無駄というかもったいないですよね。なので、親族の同意がある状態、もしくはお父様に決定的に後見人不適格な事由がなければ、お父様がなるのがよいのでは・・・と思います。個人的な意見です。もし、358tachiさんが後見人に申立てして、申立て後もお父様が反対しつづけると、その辺の判断をするのは裁判官ですが、裁判官が慎重な態度をとれば審判は長引くのではと思います。一般的には3~6ヶ月で審判が下りますが、親族での問題がある場合は2年ほどかかることも珍しくないようです。
お父様が金融機関の手続きが遅いとか、それまでお金に無頓着であったことは後見人として不適格な事由にあたりません。借金を多額に背負っているとか、毎月のローン返済額が収入に対して大きいとか、後見人になるのに不適格な自由は後見人本人の財産状況にあります。これは詳細に申告しなければいけませんし、調査で聞かれます。

>悪徳業者が再び母に近寄ってきて、母が何百万というお金を現金で支払い、物品も受け取りクーリングオフ対象期間も経過してしまった。

後見人がいる以上、あらゆる契約は後見人が本人に成り代わって行いますので、本人がサインしてもそれには有効性はありません。逆に、保険も不動産も本人のサインが必要なものは後見人なしでは動かせません。

一番いいのは、お父さんに納得してもらって、358tachiさんが後見人になることではないでしょうか。後見人というのは、相続とかには全く関係ないですし、親族が後見人になる場合は無報酬の場合がほとんどです。その辺を了解していただければ納得していただけないでしょうか。
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この回答へのお礼

丁寧な回答、本当にありがとうございました。今まで一方的な意見ばかりが耳に入り、第三者的な立場で意見をいただける人がいなかったので大変参考になりました。
近いうちに家族会議をもって誰を後見人にすべきか、もう一度話し合ってみようと思います。しかしそれでもお互いに妥協点が見出せなかったら、父の口頭での了承を得ないまま事を進めてしまおうかとも思っています。真剣に考えれば考える程、対策を実行に移せば移すほど、言い合いになって家族が崩壊する方向に進み、逆に何もしなければ気になって仕方が無い状況に陥るような気がして、どうやってもストレスは消えないとは思いますが、とにかくめげずに頑張ろうと思います。
アドバイス本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/07/01 17:06

こんにちは。

お疲れさまです。

一つの案としてですが、「成年後見制度」というものがあるのは御存じでしょうか?

判断ができなくなった高齢者を詐欺などから守るための制度ですが、これを裁判所に申し立て、質問者さま、または第三者である司法書士や弁護士などが後見人として認定されると、後見人が法的に財産の管理などをすることになります。
私も専門家ではないので、詳しいことはお住まいの県の司法書士会などに聞かれてはと思いますが、例えば高齢の両親と同居して介護しているが、兄妹から両親の財産を使い込まれているのではないか、という疑いをもたれた場合、この制度を使って第三者である司法書士や弁護士に財産の管理を任せるということでそれを解消する、という時などに利用できるようです。
ただし、後見人になるといろいろ面倒になるとは思います。2、3年に一度裁判所にお金の収支報告をしなくてはいけないようですし、調査官とのやりとりでイライラすることもあるようです。また、第三者が後見人になる場合は毎月何万かを報酬として支払わなくてはならないようです。

質問者さまの場合ですと、お父様がしっかりなさっておいでならお父様を後見人としてこれを利用されてはとも思いますが、お母さまのお金の使い込みに気づいておられなかったようなので、第三者の司法書士に頼むのがよいのではと思いますが、とまれ専門家に一度相談なさってはいかがでしょうか。

参考URL:http://www.legal-support.or.jp/

この回答への補足

詳細な回答ありがとうございました。恐縮ですがもう少し質問をさせてください。
母は病気になる前はお金を扱う仕事をしていたこともあり金銭管理能力が高く、家の金銭面の管理は全てやっておりました。父は母に任せっぱなしで好き放題したきた人ですし、また、年齢的なこともあり父がしっかりと金銭管理ができるとは思えません。このことがあって財産整理をしているときも、父はクレジットカードを会員証だと思っていたり、銀行口座の解約をするにしても書類不備や印鑑を忘れるなどして、銀行と家の間を3~4往復してやっと手続きを完了させるなど、みていて不安というかイライラさせる人なのです。そのくせ私が代わりにやるよと言うと父はグチグチ文句ばかり言い出します。もしものことを考えて私が父母の通帳を管理していることに対しても、最近では事件の時の記憶が薄れてきたのか分かりませんが「早く返してくれ。さもないと訴える。」とか言い出す始末です。アドバイスいただいた後見人に息子である私がなることは難しいのでしょうか。父は変にプライドが高いところがあるので、このような話を持ちかけたら反対したり「俺が後見人になる」と言い出す事は予想が付くのですが・・・

補足日時:2007/06/30 09:55
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