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「花岡事件」について、新聞で下記のような報道を目にしました。
http://www.sanyo.oni.co.jp/newsk/2007/06/30/2007 …
「『秋田で花岡事件の慰霊式 中国人生存者や遺族が参列』太平洋戦争末期、強制連行された中国人が劣悪な環境に耐えかねて蜂起した「花岡事件」が起きた秋田県大館市で、事件から62年を迎えた30日、犠牲となった中国人の慰霊式が市主催で開かれた。来日した事件の生存者李体益さん(86)と、犠牲者の遺族4人を含め、約250人が参列。厳かな雰囲気の中、死亡した中国人429人分の名簿が奉納され、全員で黙とうをささげた」

当時、多数の中国人が花岡鉱山で働いていたのは事実なのでしょうが、
教えてGooで過去の質問と回答
花岡事件について http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1948358.html
を読んでも、花岡鉱山で働いていた中国人が一体どのようにして日本の秋田県に来たのかが分かりません。

「強制連行」と新聞記事では断定的に書いていますが、仮にその通りとすれば
「日本領である関東州の中国人が国家総動員法によって徴用されたのを『強制連行』と誇張表現。ただ、関東州の現地人が日本へ徴用されたなどという話は聞きません。」
「満洲国で徴用された満人(多くが漢民族)が何らかの経緯で海を渡ってきた。そんな話も聞きません。」
「中国各地を占領する日本軍が占領地で住民を「人狩り」して秋田へ送り込んだ。到底事実とは思えません。」
「中国軍の捕虜を日本内地に送り、鉱山で働かせた。一番ありそうですが、中国人捕虜が日本に大量に送られていたという話も聞きません。」
といったことが考えられますが、いずれも変な話です。

一番可能性が高いのは
「満州国や中国本土の日本軍占領地に日本の会社(鹿島組など)の意を受けたタコ部屋手配師が渡り、労務者を集めて花岡へ送り込んだ」
ことではと思いますが、実際はどうだったのでしょう?

こうしたことは、明治時代から北海道などの僻地での鉄道建設、鉱山採掘などでごく普通に行なわれていたことと理解しています。戦時中は、タコ部屋といえども軍への召集で日本人のタコ(労務者)が減っていくのは防げませんから、その分を中国人(や朝鮮人)のタコで補ったのでしょうか。

A 回答 (5件)

>ジャーナリストや学者が書いた本はご存じないでしょうか?


「鬼哭青山遥かなり」北上 秋彦p441【主要参考文献】より
「花岡事件五十周年記念誌」花岡の地日中不再戦友好碑をまもる会
「聞き書き花岡事件増補版」野添憲治(お茶の水書房)
「中国人強制連行の記録」石飛仁(三一書房)
「中国人強制連行」杉原達(岩波新書)
「日本の戦争責任とは何か」高濱賛(アスキー)
「地底の人々」松田解子(民衆社)
ご存知無いようですが、このような歴史的事件を題材いしてる場合
普通はノンフィクションでも参考文献を掲載しています。

第2 福岡判決が認定する強制連行強制労働の実態
http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/fukuoka.html (より抜粋)
北海道土木工業連合会が、昭和14年7月に、厚生大臣および内務大臣に対し、支那労務者移入の願書を提出し、中国からの中国人労働者の移入の必要性を訴え、その後土木工業協会も日本政府に、同趣旨の要請をし、さらに土木工業協会は、昭和17年10月20日、「華北労務者の使役に関する件」を作成した。このような民間からの動きもあって、昭和17年11月27日に「華人労務者内地移入に関する件」が閣議決定された。
 
(中略)

中国人労働者の素質については,昭和19年次官会議決定の第一の二において,概ね40歳以下の男子で,素質優良,心身健全である者を選抜することとし,なるべく30歳以下の独身男性を優先的に選抜するよう努力する旨定められている。
 しかし,実際には,中国人労働者の年齢は11歳から最高は78歳に及び,年齢構成の比率としては,20歳から29歳までが最も多く1万7044名(43.78パーセント)であり,15歳以下が157名(0.4パーセント),70歳以上が12名(0.03パーセント)であった。
 中国人労働者の健康状態については,特別供出及び自由募集による者は,健康も概ね良好であったが,行政供出及び訓練生供出によるものは健康が極めて悪く,多くの疾患を有し,衰弱が甚だしく,本邦上陸時もかろうじて歩行できる程度の者が多数見受けられる状態であり,これが死亡率の高さ,作業率の低さの有力な原因となった。華北労工協会からの行政供出による者に関しては,その供出方法及び華北労工協会の不適切な処遇により,年齢,健康,能力等いずれの点からも労働に不適であり,死亡率も高く,作業能率も低かった。

議論をするつもりはありませんので
http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/fukuoka.html
↑全文を読んで判断してください。

参考URLもご覧ください。

参考URL:http://home.att.ne.jp/blue/gendai-shi/index.html

この回答への補足

「NHKスペシャル 幻の外務省報告書―中国人強制連行の記録」
と言う本を読みました。

この本、テレビ番組を本にしたものですので、編集が回りくどくて読みづらいのですが、
「終戦後に日本政府の指示で中国人労働者を使用していた企業が作成し、政府が廃棄を指示した資料が、なぜか在日華僑団体の手に渡り現存していた。それをNHKが番組製作時に初めて公の目に曝して分析した」
ということのようです。

「中国人の強制連行」については、被害者と称する中国人の証言がいくつか載っていますが、中国人の証言を採録しただけで裏を取っていません。証拠能力は低いと思われます。

補足日時:2007/09/13 19:59
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
紹介されている文献はいずれも左翼系出版社乃至は左翼系市民団体のものですね。それらを参考文献にしたノンフィクションを読むほど暇ではございません。(笑)

比較的客観的に書かれていそうなのが、岩波新書の
「中国人強制連行」杉原達
で、入手も容易ですので読んでみます。
著者略歴
http://www.let.osaka-u.ac.jp/nihongaku/member/su …

お礼日時:2007/07/08 17:36

>マスコミは何を根拠に「強制連行」と言っているのでしょう?


 自称本人や自称遺族が強制連行と騒ぐから。誰に強制されたかわかっていながら日本軍に強制連行されたと主張する人と、本当に日本軍に強制連行されたと思い込んでいる人とまったくそんな事実がないただの移住者と両方いるのでしょう。

この回答への補足

引き続き、「強制連行」の事実を示す情報もお待ちしております。

No.2さん、
「これらの中国人が日本にきたのは中には自発的な応募者もいたかも知れませんが、強制連行された人達がいたのは事実です」
の情報ソースはお示し頂けないのでしょうか?

補足日時:2007/07/07 14:21
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この回答へのお礼

どうやら実態は「強制連行」ではなく「タコ部屋のタコ集め」だったようですね。マスコミが根拠のない「強制連行」などという単語を使うのは極めて遺憾です。

お礼日時:2007/07/07 14:17

日本が募集をかけると、現地中国人の人買いみたいな連中が、労働者を連れてきます。

家族に売られたケース、手配師に騙されたケース、中には手配師に誘拐されたケースもあるでしょう。中国人からしてみれば強制連行ですが、日本軍からしてみると、彼らは手配師に騙されたわけであって、日本軍は普通に募集をかけただけです。今で言う派遣を雇ったイメージなんでしょう。自発的応募の割合はずっと増えますが、従軍慰安婦も同じような構図です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。私の想像も回答者様が言われるようなことですが、それならば「強制連行」でも何でもない、「中国から日本への出稼ぎ」ということになりますね。マスコミは何を根拠に「強制連行」と言っているのでしょう?

お礼日時:2007/07/03 21:02

いわゆるタコ部屋の手配師が日本人を相手にしていた頃は自発的に応募するというシステムでした。


拉致、誘拐などの犯罪的行為はなかったとおもわれます。

花岡事件やその他でも問題になっているのは、自発的という要素がないことです。
仕事の内容が過酷であったという事実があっても自発的に応募したのなら問題になりにくいでしょう。

これらの中国人が日本にきたのは中には自発的な応募者もいたかも知れませんが、強制連行された人達がいたのは事実です。
タコ部屋手配師が介在していたとしても、強制連行の事実は消えるものではありません。
私も鉱山に中国人捕虜がくるという話は聞いたことがあります。

この回答への補足

質問者様のご回答の中の
「これらの中国人が日本にきたのは中には自発的な応募者もいたかも知れませんが、強制連行された人達がいたのは事実です」
というお話の情報ソースを教えて頂けませんか?

日本から中国に渡ったタコ部屋手配師が、現地の日本軍と結託して住民を拉致(強制連行)したということでしょうか?民間人である手配師が中国人を「強制連行」をする手段など持っているわけがありませんから。

補足日時:2007/07/03 20:51
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北上 秋彦氏の「鬼哭青山遥かなり」が参考になると思います。


あくまでもフィクションですが参考までに一読されてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

本のご紹介ありがとうございます。
ただ「フィクション」を元に花岡事件を検討するわけにも行きませんので…ジャーナリストや学者が書いた本はご存じないでしょうか?

お礼日時:2007/07/07 14:23

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