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漢字の侍(さむらい)と待つ(まつ)って似てるんですけど、
どんな関連(結びつき)ですか?

A 回答 (1件)

 漢字の場合、共通する部分があるからと言って、必ずしも関係があるとは言えません。

しかし、「漢字源」によれば「持」「侍」「待」は同系ということになっています。
 「寺」の「寸」は手の意味、「土」は足で進むで、二つ合わせて「手足を動かして進む」ことを意味し、(最初はお寺の意味はありませんでした)「待」や「侍」の原字とあります。この時点では「会意」文字でした。「つち」を「止」の意味とする説もあります。
 更に、この「寺」を音符(本来の音は「し」)とし、それに意符として「にんべん」「ぎょうにんべん」「てへん」を付けて「形声文字」(会意兼形声文字)となりました。「侍」は「はべる」「仕える」の意、「待」は「もてなす」の意、「持」は「持つ」や「守り支える」の意とういうわけで関係はあるようです。なお、漢代に西域から来た僧を「鴻臚寺」で接待したので「寺」を寺院の意味で使うようになったといいます。
 なお、漢字の語源を研究する場合、「説文解字」などの中国古書を元にすることが多いが、他にも資料があり、研究者によって食い違いが起こることがあります。また、「待」だけが「タイ」という音になるのか、はっきりしないことも多いようです。
 なお、他にも「峙」「時」「詩」は関係あるのか等、調べればキリがありませんね。
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