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こんにちは。
先日、包丁でちょっと深めに指を切ってしまいました。病院にいくほどではなかったのですが。ところが、先日、雨の日にじくじく痛みました。そういえば、人が雨の日に傷口が痛むと言っていたのを思い出しました。なぜ傷口は雨の日に痛むのですか?また、傷口が消えても永遠に痛むのですか?教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

われわれの体は自律神経で調整されていますが、人間も大自然の一部であるために季節変化(温度や大気圧等の変化)でも自律神経を揺すぶられます。



気圧というのは大気中の酸素分圧で決まりますが、低気圧では気温が上がり上昇気流が発生、大気中の酸素の濃度が下がります。そこで生きてる我々は少ない酸素濃度で呼吸することになりますが、それに対応する自律神経の働きになってきます。高気圧と違って酸素が少なくなると自律神経は副交感神経を優位にしていきますが、この時免疫系も変化します。気圧の低下とともにリンパ球が増えてくるのです。

副交感神経が優位になってリンパ球が増えてくると血管を拡張し血流量を増やし、痛みや発熱を起こすプロスタグランジンなどのホルモンが分泌されます。これが痛みの原因です。

健康な人であれば自律神経も安定し多少の酸素濃度の変化には適応できて痛みなど感じることはありませんが、もともと自律神経に偏りがあって病気を内在してる人、神経痛、頭痛、など痛みを抱えてる人や、リウマチで関節痛のある人、あなたのように怪我をしたり手術をした人、昔の古傷がある人などは痛みがぶり返すことは珍しくありません。

雨の日の低気圧だけでなく、春から夏の低気圧、秋から冬の高気圧という季節変化で自然と同調してる我々の体調は変化します。大気中の僅かな酸素濃度の違いでも敏感に反応してるということです。

大袈裟でなく人間も自然の一部、宇宙の一部であることが良くわかりますね。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。そんな複雑な機構が働いているなんて、びっくりです。
ところで、こんなに詳しくていらっしゃるのに「一般の方」であるのが不思議でなりません。どうやってこのような素晴らしい知識を得られるのでしょうか?もしよろしければ教えてください。

お礼日時:2007/08/04 14:30

雨の日は気圧が低くなりますので、体内の圧力が変わり、自律神経や、単に傷口の皮膚の張力が変化するなどによって痛みが出ているものと思われます。


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なぜ傷口は雨の日に痛むのですか?


気圧が下がる→体内の圧力が対外的に増す→傷口を広げようとする力が働く

傷口が消えても永遠に痛むのですか?
傷の度合いによるでしょう
組織が100%回復していれば問題ないでしょうし
傷が治っても組織に異常が残ると一生痛むでしょう
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ふと思ったのですが、これってみなさんどこかで習ったことあるのでしょうか?

お礼日時:2007/08/04 14:21

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