
はじめて利用させて頂きます。
現在、海外子会社向けに原料を販売(商社経由)しているのですが、
今度その販売した原料をもとに製品化されたものの一部を、弊社にて
購入し販売することになりました。
そのため、売切販売のため、売上計上していましたが、このままだと二重売上になってしまう状況です。
そこでお知恵を拝借したく記載させて頂きました。
フローは以下です。
仕入先 →A 当社 →B 商社(当社と無関係)
<原料販売>
仕入/買掛100 仕入/買掛150
売掛/売上150 売掛/売上 200
→C 海外子会社 →D 一部 当社 →得意先
<加工> <追加・製品仕入>
仕入/買掛200 仕入/買掛300
加工費/未払い150 売掛/売上500
売掛/売上 300
(1)加工された製品の一部のみ、製品仕入するため、原料販売時は売上として処理したい。
(2)売上の二重計上の控除は、D製品一部購入時に仕入と A時点売上を相殺すると二重売上は防げると思いますが。
A時点 売上/D時点仕入 150
(3)原価計算上の問題があり
この場合の仕入の控除150は、Dの製品仕入額300から控除すると、製品単価が異常になると思います。
そのため、D製品仕入300はそのままで計算すべきと考え、A時点での仕入100を振り戻し、するような手法が必要かなと思います。
その場合、A時点の金額を全て振り戻しするようになるのですか。
お手数ですが、ヒントでもいただけないものでしょうか。
A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
このような取引の場合、実務的にはA時点の売上とD時点の売上が二重計上になる処理になってしまうことが多いと思われます。
が、この取引をみた公認会計士は、売上の二重計上&未実現利益の計上と指摘する可能性が高いので、貴方の問題意識は正当だと思います。なお、Cの仕訳でどうして売上が350ではなく300なの?という指摘がありましたが、おそらく一部のみが御社に帰ってくるということですので、一致していないことに問題はありません。が、説明の便宜のため、350に訂正した上で、以下質問に答えます。
(1)A時点では、この先どのくらい御社が買い戻すか不明であるため、売上計上せざるを得ないでしょう。
(2)とりあえず、売上二重計上防止という観点からはこれでいいと思います。
(3)原価計算に問題は生じません。仕入(売上原価)の合計額は、A100+D350-150=300となっています。300の内訳は、原材料100+外注加工費150+商社マージン(付随費用)50です。
ところが、こんなに簡単には、話が終わりません。この仮定では全量が戻ってきていますので、上記の手当てさえすればOKなのですが、現実には一部しか帰ってこない(しかもA時点で予測不可能)。海外子会社が保有している在庫には、御社のA時点でのマージンが含まれているが、将来御社に戻ってくる分については、未実現利益として御社の利益から控除する処理が必要。といった具合です。
これを解決するためには、A時点で
(借方)未収入金150 (貸方)仕入100 繰延未実現利益50
と仕訳を切ったうえで、子会社から第三者販売実績と予定、親会社への販売実績と予定のレポートを受け、第三者販売分に相当する分については、上の仕訳を修正する仕訳
(借方)売上原価50 繰延未実現利益25 (貸方)売上 75
が必要ということになります。
もしくは、A時点で
(借方)売掛金 150 (貸方)売上 150
と処理したうえで、親会社に戻ってくる在庫相当分について修正仕訳
(借方)売上 75 (貸方)仕入 50 繰延未実現利益 25
という仕訳を入れます。さらに、この親会社分のうち、実際に戻ってきた分については、在庫と繰延未実現利益を相殺します。
代替案として、ある程度過去の実績がたまってきた時点で、過去の買戻し実績率を用いて、Aの時点から二つに分解して仕訳をすることも考えられます。
しかし、考えてみてください。このような処理が実務上対応可能でしょうか?ですので、実務上は二重売上という結果になってしまうケースが多いと推測します。会計士の指摘を受ける可能性が高いという観点からは、期末の決算整理で対応するということが落としどころになると思いますが、上の仕訳ができるようにするために必要な情報は何かということをきちんと整理しておき、子会社から当該情報をスムーズに吸い上げることができる体制(連結パッケージの一部としてもいいでしょう)、御社内での体制を整えておくべきだと考えます。当該取引の重要性が高い場合には当然SOX対応の一部にも関わってきます。
結局、貴方一人では対応しきれないはずですので、しかるべき上司・関係当事者との打ち合わせをしておく必要があるといえます。
No.4
- 回答日時:
ややこしいですね、非常にややこしい
商社を通しているから一見通常売上とも見えますが
商社は輸出代行業者とみればやはり有償支給売上に認定されるかと思います
Cの処理が若干意味不明なので
(仕入200+加工費150で原価350なのに売上300?)
とりあえずC売掛/売上400、D仕入/買掛400と
勝手に条件を変更させてもらいます
そうしますと仕入400の内訳が
原材料100、外注加工費200、手数料50、内部利益50となります
消去すべきは原材料の2重計上分100と内部利益50ですね
そうしますと原価計算の観点からD製品の仕入は350になるように調整する必要があります
あとはD製品仕入をそのまま勘定として利用するか
要素別に振り分けるかですね
前者でしたら
売上150/原材料仕入100
製品仕入50
もしくは
売上150/他勘定振替100
製品仕入50
(原材料仕入を総額表示したい場合)
後者でしたら
売上150 /製品仕入400
外注加工費200
支払手数料50
という仕訳が考えられます
ちょっと自信がありませんが何かのヒントになれば幸いです
ありがとうございました。
以下の仕訳でクリアできるか検討したいと思います。
売上150/原材料仕入100
製品仕入50
実は、原材料仕入時はそのまま販売のため、商品仕入として扱っています。
そのため、他勘定を使用するのは難しいと思います。
また、原価計算上で商品仕入(原材料)をマイナスする方法、現存するシステムで売上マイナスした時の相手勘定の問題、仕入も同様ですが、運用面も含めて検討する必要があると思います。
しかし、ひとつのきっかけになり、感謝しています。
この方法で検討をすすめてみます。ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
ざっと拝見して、材料の有償支給のケースと似ているのかな、という気がいたしました。
ご参考になるかもしれないURLを貼り付けておきます。
http://www.mezase-bokizeirishi.jp/cgi/situmon1/p …
この回答への補足
ありがとうございました。
しかし、実は、通常の有償支給の処理は実施済みのため、仕訳は大丈夫です。
今回は、原料送付(販売)時点では、製品化した後再度仕入して販売するか分からない状態です。
そのまま原料販売して終わる場合と、その後製品仕入して販売する場合が存在します。
そのため、製品化された後、当社で製品仕入し販売した場合、既に計上している原料売上分をマイナスする必要があると思います。
やはり有償支給も二重売上等しない防止策を講じていますので、今回も何かしら手段が必要と思うのです。
No.2
- 回答日時:
同じものを回しているわけでも同じ相手に売っているわけでもないので二重売上とは言わないと思いますが?
別の商品を別の相手にそれぞれ売ったものが別々に売上計上されることに何の問題があるのでしょうか。
No.1
- 回答日時:
質問が不明点だらけです。
・「売切販売」とは何?
・何と何が二重売上になっているのか
・フローに書かれた仕訳の意味が不明
…「仕入/買掛100 仕入/買掛150」
「売掛/売上150 売掛/売上 200」
と横に並んでいるのは何を意味している?
…仮に「仕入/買掛100 売掛/売上150」が仕入先からの仕入時(→A)の仕訳を表しているのだとしたら、なぜ仕入時に売上が計上されるのか、また販売時(→B)に仕入を計上するのはなぜか
・「原料販売時は売上として処理したい」とあるが、販売を売上として処理するのは当たり前。何が問題なのか
・「→C」の商社と海外子会社の取引は別会社の話ですから当社の仕訳は発生しません。連結決算の質問ですか?
問題点を整理して質問しなおしたほうがいいのでは?
この回答への補足
質問が不明点だらけで申し訳ありません。
少し整理させて頂きます。
この取引は全て同一品をさしています。
まずA時点で原料を購入し販売します。
そして、その後商社等を経由し海外子会社でその原料を使用し製品化します。
製品は、海外子会社にて販売するのですが、今回その一部を当社が再度製品として購入し、別の得意先へ販売することになります。
・「売切販売」とは何?
→通常の販売同様に、販売して終わりのものです。そのため、有償支給のように製品のために支給した販売ではない、ということをさしています。
・何と何が二重売上になっているのか
→A時点で販売した原料の売上と、再度この原料より製品化し仕入れ販売した時の売上。及びそれぞれの仕入コスト。
・フローに書かれた仕訳の意味が不明
…「仕入/買掛100 仕入/買掛150」
「売掛/売上150 売掛/売上 200」
と横に並んでいるのは何を意味している?
…仮に「仕入/買掛100 売掛/売上150」が仕入先からの仕入時(→A)の仕訳を表しているのだとしたら、なぜ仕入時に売上が計上されるのか、また販売時(→B)に仕入を計上するのはなぜか
→数値を示したく、各A~Dで発生するだろう仕訳を記載しました。そのため、当社の仕訳だけではありません。当社の仕訳はAとDです。
・「原料販売時は売上として処理したい」とあるが、販売を売上として処理するのは当たり前。何が問題なのか
→原料で販売したものを再度仕入て完成品として販売した場合、一見すると有償支給と同様な事象と思います。
そのため、製品の売上高から原料売上高分を控除する必要があるとおもったからです。
・「→C」の商社と海外子会社の取引は別会社の話ですから当社の仕訳は発生しません。連結決算の質問ですか?
→Cは関係ありません。もちろん連結の関係もありますが、今回は単体の売上と仕入が気になっています。
上記でお分かりになるでしょうか。文章力がなく申し訳ありません。
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