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No.3ベストアンサー
- 回答日時:
何度もすみません。
読み返してみましたが、わかりづらいですね。
最後の方に書いた「1より大きい」とか「1より小さい」とか・・・
「1」とは何を指すのか?
それは「問題で与えられた金額」です。
具体的に・・・前回5月の「2級FP(資産設計提案業務)」の【第8問】でご説明致します。
問23)須藤さんは、自宅のリフォーム資金として500万円を借り入れることにした。年利3.0%で、3年間で返済する場合、毎年の返済額はいくらになるか。
●500万円を借り入れることにした。→「現在」の金額が確定している。→(1)終価係数(4)資本回収係数(5)年金終価係数のいずれかを使いますね。
●年利3.0%で、3年間で返済する場合、毎年の返済額はいくらになるか。→ここからがイメージ?というか・・・
もともと与えられた金額(この問題では500万円)を3年で分割した金額を解答するのですから、金利は抜きにしてざっくりと考えると・・・
与えられた金額を「1」とすると、乗ずる係数は「1より小さい」のは当たり前ですが・・・
『1÷3(年)=0.333・・・→選択する係数の数値はだいたいこれくらいになりますよね。』
係数表の「3年」の数値がだいたいこれくらいのもの→(1)終価係数(4)資本回収係数(5)年金終価係数のうち、「0.35353」の(4)資本回収係数しかありません。
答)500万円×0.35353=1,767,650円
問24)高田さんは、5年後の家族旅行のために200万円用意したいと考えている。毎年3.0%の複利運用ができるとすると、現在いくらあればよいか。
●5年後の家族旅行のために200万円用意したい→「将来」の金額が確定している。→(2)現価係数(3)減債基金係数(6)年金現価係数のいずれかを使いますね。ただ・・・これは運用するだけですから、すぐに(2)現価係数だとわかりますね。
答)200万円×0.8626=1,725,200円
問25)山口さんは61歳から10年間、毎年180万円ずつ年金として受け取りたいと希望している。年利3.0%で運用するとした場合、60歳の時点でいくらの年金原資があればよいか。
●毎年180万円ずつ年金として受け取りたいと希望している。→「将来」の金額が確定している。→(2)現価係数(3)減債基金係数(6)年金現価係数のいずれかを使いますね。
与えられた金額(この問題では180万円)を毎年、10年間受け取るために必要な金額を解答するのですから、金利は抜きにしてざっくりと考えると・・・
与えられた金額を「1」とすると、
『1×10(年)=10・・・→選択する係数の数値はだいたいこれくらいになりますよね。』(ただし、毎年金利がついていく分があるので、これよりは少し少なくなるということは感覚的にわかると思います)
係数表の「10年」の数値がだいたいこれくらいのもの→(2)現価係数(3)減債基金係数(6)年金現価係数のうち、「8.530」の(6)年金現価係数しかありません。
答)180万円×8.530=15,354,000円
うまく伝わりましたでしょうか?
なかなか文章だけだと難しいですね。
2級を受験されるのでしょうか?
No.1の方の回答のとおり、(きんざいはわかりませんが)協会で2級実技を受験した場合、最近の傾向だと3~4問は必ず係数問題が出題されています。
そして、配点も高いと言われております。
ただし、ワンパターンです。
よって、「サービス問題」になり得ますし、そう思えるくらいになれば合格はぐっと近づくと思いますので、頑張ってください。
それでは、試験の合格をお祈りしております。
失礼しました。
No.4
- 回答日時:
間もなく試験ですね。
私も実技試験だけ受けます。頑張りましょう!
ところで、係数についての質問ですが、ANO.2さんの言う感じでとりあえず2つにわけることで対応できると思います。
私も5月の試験問題[第8問]は○回答できました。
感じがつかめれば確かにサービス問題と言っていいでしょう。
あとは今のお金が将来いくらになるか、なにを実現するには今いくら必要かを、自分の興味のあることに置き換えて計算してみることです。
そして、イメージをつかんでください。
「えー?この夢は実現不可能じゃん」って金額だ・・・。とか、
「こんくらいなら、払えそう」みたいに。
No.2
- 回答日時:
はじめまして。
ご参考になるかわかりませんが、以前私が資格学校の講師に教えていただいた覚え方です。
重要なのは、問題を見た時に「現在の金額が与えられている」のか、「将来の金額が与えられている」のか、2つのうちどちらなのかをしっかりと分けて考えると良いと思います。
(1)終価係数(4)資本回収係数(5)年金終価係数の3つはご存知のとおり、現在の金額が確定しており、数年後にいくらになっているかを係数を乗じて求めます。
この3つの覚え方は【現在確定資本に執念(終年)】「げんざいかくていしほんにしゅうねん」。
頭文字から・・・
資本=(4)資本回収係数
終年=(1)終価係数(5)年金終価係数
これで、
「現在の金額が与えられている」問題→(1)終価係数(4)資本回収係数(5)年金終価係数
「将来の金額が与えられている」問題→(2)現価係数(3)減債基金係数(6)年金現価係数
の二つには分類できると思います。
あとは、どれを使うかですね。
ここからはなかなかうまく説明できないのですが・・・
まずは、
「現在の金額が与えられている」問題の(1)終価係数と
「将来の金額が与えられている」問題の(2)現価係数
については、内容そのものが単純なのですぐにわかると思います。
迷うところは、
「現在の金額が与えられている」問題で(4)資本回収係数と(5)年金終価係数のどちらを使うのか?
「将来の金額が与えられている」問題で(3)減債基金係数と(6)年金現価係数のどちらを使うのか?
だと思います。
ただ、これは問題文から判断し、「1より少ない」係数を使うのか、それとも「1より大きい」係数を使うのかを見極めるだけです。
係数表を見ていただければわかると思いますが、
(4)資本回収係数は「1より少ない」(5)年金終価係数は「1より大きい」
(3)減債基金係数は「1より少ない」(6)年金現価係数は「1より大きい」
係数の内容からすれば当たり前のことなのですが・・・このへんを図みたいなものでもイメージできるようであれば完璧です。
最後の方の説明はわかりづらくて、余計混乱させてしまったかもしれませんね。
問題を目の前にすれば、うまく説明できるのですが・・・
とにかく、試験頑張ってください。
失礼しました。
No.1
- 回答日時:
3級からスタートし、CFP、1級まで持っています。
私の経験では言葉で覚えることはまず不可能です。
計算問題を何度もやっていくうちに理解して自然と出来るようになります。
ひとつの問題で数字を変えてやってみたりするとより理解できるでしょう。
この部分のFP試験問題は計算問題です。表があって、そこにあてはめて計算します。
AFP、2級クラスではよく出る問題です。しっかりマスターしておけば着実に得点できます。
それから余談ですが、電卓で複利計算は出来るようにしてください。
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