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代替フロンはオゾン層を破壊しにくいが、強力な温室効果ガスである。と、参考書にあるのですが、(代替でない)フロンは温室効果はあまりないのでしょうか?

A 回答 (1件)

代替でない特定フロン(CFC:クロロフルオロカーボン)にも温室効果はあります。


地球温暖化係数(GWP)というのがあります。
GWPとは、温室効果ガスの地球温暖化に対する効果をその持続時間を考慮した上で、二酸化炭素(CO2)を基準にして表した数値です。
これによると、CFCのGWPは4600~14000程度、すなわちCO2の4600~14000倍の温室効果があります(CFCには複数の種類があるので、数値に幅があります)。
参考までに、オゾン層破壊性の小さい代替フロン(HCFC:ハイドロクロロフルオロカーボン)のGWPは120~1400、オゾン層破壊性の大きい代替フロン(HFC:ハイドロフルオロカーボン)のGWPは140~11700程度です(同様に、HCFC、HCFCには複数の種類があります)。
ちなみに、GWPがこのように大きな数値となるのは、CFC、HCFC、HCFCの大気中の寿命が非常に長いことが原因です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/05 09:01

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