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再々度の質問、ご容赦ください。
先の質問の続きなのですが・・。

(3)cependant toutefois pourtant も、同じような意味に感じてしまいます。
cependantが、若干強いのかな?とは思いますが、どのように使い分けるのかはやはりわかりません・・。

(4) sauf・ excepte・ malgre・ en depit de・ au lieu de

これら表現が、~にもかかわらず、だとか、~せずにというニュアンスを含んでいる事は調べられたのですが、明確な違いがわかりません。


私はフランス語でこれらの質問を先生にすることはできても、答えを聞き取り理解する能力はまだないので困っています。

もし、お時間ございましたらご回答お願いいたします。

A 回答 (4件)

こんにちは。

5/28のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。(このすぐ前のご質問では「はじめまして」と挨拶しましたが、はじめてではありませんでした)

ご質問1:
<cependant toutefois pourtantも、同じような意味に感じてしまいます。>

おっしゃる通り、どれもほとんど同じような意味、ニュアンスで用いられています。

1.強いてこの中で、最も逆接・前文の否定の感が強いのを挙げれば、pourtantになります。
例:
「彼は一生懸命勉強する。Pourtant(しかし)、成績は上がらない」

2.cependantは「そうはいっても」「それでもやはり」という、軽い否定のニュアンスがあります。
例:
「彼は成績が伸びない。Cependant(そうはいっても)成績が下がってるわけではない」

3.toutefoisは「それはそうと」「但し」という、話題を転換させる場面で使われるようです。「ともかく」といった意味合いでも使われることがあります。
例:
「彼は成績が伸びない。Toutefois(それはともかく)今はひたすら勉強することが先決だ」


ご質問2:
<sauf・ excepte・ malgre・ en depit de・ au lieu de
これら表現が、~にもかかわらず、だとか、~せずにというニュアンスを含んでいる事は調べられたのですが、明確な違いがわかりません。>

1.sauf:「~しないで」「~以外に」「~さえなければ」
前置詞として名詞を伴うだけでなく、queとともに用い接続詞としての用法もあります。
例:
sauf accident「事故がなければ」
inviter sauf ce monsieur「その紳士を除いて招待する」

2.excepte:「~以外に」「~を除いて」
前置詞として名詞を伴うだけでなく、queとともに用い接続詞としての用法もあります。
例:
Personne excepte lui ne le sait.
「彼以外は、誰もそれを知らない」
Except quand~「~する時を除いて」

3.malgre:「~にもかかわらず」
原義は「意に反して」がありますから、主文に否定的・ネガティブな内容のことがくることが多いようです。前置詞なので名詞を伴います。
例:
Malgre cela, il n’a pas reussi.
「それにも拘らず、彼は成功しなかった」

4.en depit de:「~をものともせず」「~にも拘らず」
depitに「恨み」「遺恨」「悔しさ」といった意味がありますから、deの後には、否定的・消極的な内容を伴い、主文で肯定的・積極的な内容に転化する傾向があります。
例:
Il a reussi en depit de ce qu’il etait pauvre.
「彼は貧しいという事実をものともせず、成功した」

5.au lieu de:「~するかわりに」「~しないで」
lieuは「場所」の意味がありますから、基本的には「その場所を埋める」というニュアンスで、「~の代わりに」という意味で使われているようです。不定詞だけでなく、queを用いて接続詞としての用法もあります。
例:
Il a etudie beaucoup au lieu de faire du sport.
「運動しないで、沢山勉強した」

このイディオムでは、deの後に肯定的なことを従え、主文で否定的な内容を述べる場合に、効果的に使われます。
例:
Il joue les jeux du video au lieu d’etudier.
「勉強しないで、TVゲームばかりしてる」


以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。一度ならず二度までもお世話になりまして申し訳ありませんでした。

ですが前回同様、大変わかりやすく説明していただき、本当に助けていただいております。ありがとうございます。

前回頂いたアドバイスに従って、街で少しずつではありますが、バスの待ち時間などに人に話しかけるようにしております。

お蔭様で、外国人は怖い、という先入観を恥ずかしながらもっておりましたが、少しずつ改善されてきたように思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/19 11:17

今回のご質問には、別の視点からお答えです



(3)cependant toutefois pourtant も、同じような意味に感じてしまいます

最初に強弱です このなかで弱いのはcependantです
理由は、この語の成り立ち( ce+pendant でpendatnは動詞pendreの分詞)
から説明できます 多少時代を遡った作品に目をやりますと
cependantは、concomitance(共存的な事柄)を示しています
其処から、二つの事象が時間を経て変化して対立するとなり
今日の意味が生じています (例えば双子で生まれてもいつしか
違った人格を持つようなことでしょうか)
つまり、connotation(暗示的な意味あい)として共存をもつこと

pourtantには、形容詞の後に置かれて、その形容詞を
強調用法が、ありますので覚えて置かれると文彩が
まします ここを押さえておけば大丈夫でしょう

● Il est autere et grave, souriant pourtant.

(先生に、このような一面を見出せませんでしょうか???)

(4) sauf・ excepte・ malgre・ en depit de・ au lieu de

最初に前置詞saufは、形容詞sauf/sauveから派生してきています
ですから、まだ手を付けていないとの意味合いを感じてしまいます

一方malgreは、mal+gre ですから意志に反しての意味です
malgre+人、+物 で多少ニュアンスが出てきます
同じな仲間の en depit de ~ は、このdepitが上のほうから
下の方を見るとの原義ですから軽蔑の意味があります
随って、続く言葉が人であった場合、malgreよりも意味合いが
その人物がなんといっても、そのようなものは排除してでも
と大変強くなります そのような場合には口語で
a la barbe de +人 と言ったりします

学習の合間のpause-cafeに、語源に思いを馳せてみては如何でしょうか
四弦の楽器に一弦増やして、五弦のほうが、曲風に深みが生じるとも。。。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。フランス語の深さに今更ながらに驚かされています。

授業でも、フランス語が派生したラテン語について先生が触れられる時がままあります。フランス語を本当に極めようとするとラテン語にまで造詣が深くなる必要が有るのですね。anapaultole様は、ラテン語にも精通していらっしゃるのでしょうか。

最後の一文、個人的ですがとても好きな表現でした。ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/19 11:03

答えではなくアドバイスなのですが...。



言葉(単語)というのは説明すればするほど、よく分からなくなるところがあります。例えば「三角形とはどういうものですか?」に対して「三つの直線で囲まれた平面図形」と説明されたとしてもピンと来ない人が多いでしょう。「おにぎりみたいな形ですよ」と例示されれば、子供でもああそうか、と分かったりします。

もしも先生の説明が分からなければ、「違いがよく分かりません。いくつか例を教えていただけますか?」といって、例文をもらうようにすると少し分かりやすいかもしれません。

もっとも一つ二つじゃなくて、十個、二十個と例文は必要なので、辞書から拾うとか、毎日フランス語のウェブサイトを読むとか(ラジオなどのリスニングだと多分、しっかり拾えないでしょうね)、小説を読むとか、しているとだんだん分かるようになると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

おっしゃるとおりです。私はまだまだ生のフランス語を読んだり、聞いたりすることが十分ではありません。

語学が一朝一夕に上達するとは思っていませんが、少しでもヒントをいただこうと思って今回質問しました。

次回の授業からはもっと積極的に手をあげようと思います。

お礼日時:2007/09/17 01:03

>cependantが、若干強いのかな?とは思いますが、どのように使い分けるのかはやはりわかりません・・。


私はcependantが一番弱いような気がします。

>これら表現が、~にもかかわらず、だとか、~せずにというニュアンスを含んでいる事は調べられたのですが、明確な違いがわかりません。
これらは辞書の訳語では分かりにくいので感覚で覚えるしかないです。saufとexcepteもほぼ同じ意味ですが、文語、口語共にsaufの方がよく使われます。どちらかというと、excepteの方が例外を強調するような感じがします。malgreは「意に反して」、 en depit deは「惜しいことに」のニュアンスを含みます。 au lieu de は「~の代わりに」という意味です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

cependantが弱いのですね、勘違いしていました。

excepteのこと、少し感覚がつかめました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/17 01:05

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