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どうも、特定国にえこひいきするボランティア組織が多いです。
現場で活動されている方に対しては頭が下がる思いですが、
組織の裏にイデオロギーに固まった団体が多いようです。
それでは政治に利用されますし、その政党の支持する国が
政治のカードとして利用してしまいます。
ちゃんと公平にみている善良な団体を教えてください。
そういうところに寄付やお手伝いしたいです。

A 回答 (2件)

No.1です。


なるほど、ご経験者でしたか。
だからこそ、一段上の見地からの矛盾に悩まれているわけでしょうね。

仰るとおり、個人の思想,信念,価値観などはバラバラなんですよね。
放っておけば、内部で不平不満を言い出して、統制がとれなくなるわけです。

で、政治家や宗教家は、「悪者」を作り出して、民衆に外側に目を向けさせ、
内部の混乱を予防する統治手法をとるわけです。

「今、あなた達の生活に不満があるのは、○○の所為だ!」と。

無論、こんなものは幻想に過ぎませんが、まあ、達成されないので、
民衆の目は外に向いたままになり、政権は安泰です。
そして、政権闘争などの内乱が起こるよりはマシなので、容認されています。

どんなに恵まれていたとしても、人間は馴れる動物です。
だから、どのような条件であったとしても、必ず不平不満が噴出してきます。
日本にいると、日本が恵まれた国だと実感しにくいようにね。
もっとも、日本は経済的に裕福な国ですが、幸せな国だとは私は思いませんが...
(幸福度指数とか自殺率ランキングをご覧下さいな。)

敗戦後の日本において、米国の統治が成功したのは、恐らくあまりにも沢山の人が殺されたからだと思います。
そして、日本が負けたのは、経済力に劣ったからだと思わされたのでしょう。
しかし、日本は、稀な占領の成功例であって、今、米国はイラク統治で苦戦していますよね?
あなたも私も、そんな特殊な国で教育を受けてきたのです。
だからこそ、理想の実現を願えるわけです。
それは、素晴らしいともダメだとも、両方言えるのではないでしょうか?

■さて、悪者を作り出す政治手法をヤメさせるためには、政権内部に巧みに取り入って、
政権が極端な手法をとらないように、誘導,コントロールしなければなりません。
それをやっているのが、すなわち国際外交の分野です。

ただ、それが先進諸国の国内で成功しているとも言い難いです。
日本でも、景気が良くならないのは政治がどうとか言い出しますし、欧米だって似たようなものです。

■もし、中立の立場を高潔にも保つとしましょうよ。
技術移転できなければ、援助がなくなった時点で、全ては立ち消えになります。
ということは、現地の方に自立の方法を教えることとなりますよね?

成果が上がれば、現地の方達は周囲の民衆から名声を得ることになります。
これは、政権にとって恐怖です。
その地域の支持基盤がひっくり返される恐れや、反乱だってありえます。
で、あなた達が帰った後に、大事なあなたの友人が、忽然と消えることが起こってしまいます。
(実話なのが悲しいですが...)

援助がハッピーエンドに終わったとして、
映画のようにエンドクレジットが流れるわけではなく、現実の時間は流れます。
遅かれ早かれ、輝かしい成果を成果を上げるほど、こんな事態を招きます。
我々外国人はともかく、現地の人達は、政治と無縁には生きられないのです。

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ゆえに、「我々は民衆を助ける」というフラッグを掲げたうえで、時の政権と良好な関係を築かざるをえません。
政治的に中立、これが日本政府の考え方です。(裏はともかく)
高潔ですが、積極的に自国の意向に沿うように政権を操作する諸外国の外交戦略の前に、
お金だけ突っ込んで、良い思いを出来ないでいます。
で、日本国民から、「外務省は何やってんだ」と突き上げを食らうわけですな。

■個人も良いと思いますよ。
でも、沢山の矛盾や、組織でないと出来ないことも浮かび上がってくることでしょう。
これは、組織にいたって一緒で、個人の利点が見えてきます。

そういうのを、ご自身で答えを見つけていかれるのも、良い人生じゃないかと、個人的に思います。

パターンが分かれるんです。
理想を否定されて捻くれてしまう人,あくまで夢を追い続ける人,理想を失わずに現実的な対応を行う人。
まあ、海外ボランティア...っていえば、青年海外協力隊がありますね。(仕事内容はピンキリ。)
批判サイトも沢山ありますので、是非、ご覧下さいな。
(願わくば、最後の結論は否定的なものにならないで欲しいですけど...)

答えの用意されていない世界に、赴かれるあなたに、ご幸運がありますように。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうござます。
ほとんど共感できる事ばかりです。貧しい国に長く滞在して生活すると感じることですよね。貧富の差、権力、価値感、善悪感情、マナー
、日本的感覚で否定しまうと理解できない、もう真っ白になったつもりで、現地の庶民並みに暮らしてみると、どうにもならない事があります。言葉じゃ説明できません。ただ一番日本人と違うと思うのは、
愛国心ですね。でも和の精神よりだんぜん家族ですね。
感覚的傾向で、個人差や国の違いで言葉じゃはっきり言えませんけど。
ただ絶対的な悪を作る今の日本は傾向は好きじゃないですね。
他国の人はまず、家族の為に戦争しますよ。でも誰だってしたくないですよ。それは日本人も一緒なんで価値観を固めず柔軟に考えるべきですね。 
ありがとうございます。でも、できる範囲ですよ。私は日本人である以上は日本が一番大切です。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/28 23:30

ボランティアと言っても、人の集まる組織です。


学校と同じ、会社と同じ、社会と同じで、全く差異はありません。
公平に善良という理想のような団体は、あるのでしょうか?

もし、あなたにお子さんがいらっしゃったとします。
お子さんが大きな病気になりました。危険な状態です。
あなたは、お子さんを「公平に扱って貰えれば」満足ですか?

しかし、ごめんなさい。私は違います。

私は公平な立場で仕事をしてきたつもりです。
それはですね。助ける人と、殺す人を選ぶ作業でした。
辛かったです。
だから、考えをあたらためました。

私は、私は目の前にいる人を大事にしたいです。
なぜなら、彼等の笑い顔も、優しさも、私は知っているのですから。
つまり、上記条件なら、何としても自分の子供を助けようとします。

「なんとしてもこの仲間達を守る」というスタンスに立たないと、
到底割に合わない過酷な環境の中で仕事をするモチベーションが保てません。

だから、トップの意向によって、それぞれの国への思い入れが変わって、公平でなくなるのは仕方ないと思います。

それとね。
現実論として、独自に活動すると、活動に様々な支障が生じます。
特に敵対関係を築くとマズイです。
ですから、各種団体は政権に取り入り、友好的な関係を築き、便宜を図って貰います。
でなければ、自身の身の安全すら危ういです。
銃を向けられたことはありますか?撃たれたことはありますか?
私はあります。
本当に援助が必要な国はそういった国でしょう?

ですから、目の前の人達を救うことを最優先させて、成果を政権に渡します。
反政権の地域に入った場合は、逆になりますが。
「政権に利用される」ではなく、わざと成果を渡してやっているのです。
理想に拘って、目の前の人々を見捨ててしまっては、元も子もありません。

■あと、イデオロギーですが、日本こそが稀な国です。
大半の国家では、政治と宗教は深く結びついており、宗教こそが人々に道徳を教える役割を果たしています。
ですから、無宗教者は、危険な存在,不可解な存在として、外国人からは見られています。

そして、外国の政府要人を接待したとき、かなり多い感想として、「日本って、人が冷たい国だね。」でした。
日本人としてかなり悔しかったですが、それを打ち明けて貰えたと言うことは親しく馴れた証拠でもあり...
そして私が海外で仕事をした時に、その意味を理解しました。

宗教などのイデオロギーには、悪いところも凄くあります。
でも、良いところも沢山あるんですよ。
ですから、イデオロギーどうこうは、仕方ないかもしれません。
数十カ国の外国の方のお世話をしましたが、どうも世界の異端者の方は、日本のようでした。

人間の認識や価値観は、結局は主観の固まったものでしかないと私は思います。
ですから、あなた好みの団体を応援されてはいかがでしょうか?
私の考え方は、一番の目的達成のために、他を割り切る考え方ですので、
押しつける気は全くありませんが、こういった考え方もあることをご理解下さい。

■正直なところ、快適なオフィスで「○○を救う」と議論している頭の良い連中は、私は許せませんでした。
もっと泥まみれになって、現地の目線で生きてみろ!って思っています。
そしてね。
途上国開発専門家とやらが、色々と企画を立てて実行します。
しかし、その企画はその企画の専門家によって運営されたものではありません。
開発の専門家という、特定分野では分野の素人の企画でしかないわけです。
現地で希望を持たせて、失敗し、しかし書類上だけは成功に書く...

ボランティアとか言いつつも、援助する側は、生活費の心配がいらないわけです。
従って、全てにおいて甘い。市場戦略もへったくれもなかったりします。
援助される側が抱く一時の希望は、失敗すれば、絶望に変わります。
よって、Take Offできず、短期的な援助を期待する人々に変わってしまいます。
そういう現状を招く、凄そうな肩書きの方、私、嫌いなんですわ。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうござます。
公平に善良という理想のような団体は無いですか、、、、、
私の知る限りでもないです。
おっしゃるとおり公平とは理想で、自分の子や母が病気、又は死にそうでしたら、他人より肉親を選びます。理屈でなく自然な感情だと思います。ボランティア活動し現場を見れば、感情移入すると思います。
個人的にそう思うのでしたら良いですが、政治家に利用されるのは嫌ですね。自分の思想と同じ国に肩入れしていますから。
例えば、インドネシアですと、植民地支配、民族紛争、地域のいざこざ、独立戦争、華僑の利権などいろいろあります。
結局、人権侵害は昔からありますので、被害者が加害者の立場であったりします。(華僑など)だからといってその人達は100%悪でなく、
人間的な暖かさを持っています。(個人差はあります)
日本の支配も大きく言えば、独立派には歓迎されていました。
でも独立派にとって100%そうでもないです。しかし事実です。
おっしゃっていただいたようにそれぞれの立場、一番大差なもの
によって個人の感情や価値は千差万別なんですよね。
政治家は、物事を完全悪にしたてあげます。まあ その方がわかりやすいのもあるのでしょうが、
ひどい団体ですと完全悪をしたてあげ、信念という言葉で信念に邪魔な相手の善の部分を抹殺します。
経済面でもそうですね。自分は毎日ビール、肉を食べる。できる範囲
。でも国には莫大な金の要求し文句を言う。
今の豊かさがどうしてあるか理解できないのに、国に安易に文句を言うのは好かんですね。
公平な団体が無いようでしたら、個人レベルで行きます。
前回、カンボジアで経験あります。でもきついですね~

お礼日時:2007/09/28 09:25

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