dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

熱力学第一法則のΔU=Q+W
でQとWは経路に依存するとおあるのですが、この経路とは
いったいどのようなことをさすのでしょうか?
(例を挙げて説明していただけたら幸いです。)

A 回答 (2件)

 U はある状態において決まる量です。

ところが W や Q は、ある状態でその系が持っている量ではありません。

 たとえば、0℃、1気圧、1Lの気体があるとき、その気体の持つ内部エネルギーUは確定していますが、「そのときの W は?」という問は意味をなしません。
 この状態から、例えば体積が2Lになった、という変化があったときWという量が意味を持ちます。つまり W は状態の変化に伴って決まる量です。
 系が「ある状態から別の状態に変化する」とき、体積や圧力の変化を「変化の経路」ととらえ、「QとWは経路に依存する」といっているのだと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>> W は状態の変化に伴って決まる量です。
 系が「ある状態から別の状態に変化する」とき、体積や圧力の変化を「変化の経路」ととらえ、「QとWは経路に依存する」


なるほどっ経路とはそういうものなのですね!
とてもわかりやすい説明ありがとうございます。

お礼日時:2007/10/12 18:18

ジュールの実験のようにするなら、


魔法瓶の中に羽根車をいれて、
断熱して(Q=0)まわす(ΔWは正)
ことで20度の水を40度にあげると
ΔU=ΔW
中に電熱線を入れて加熱
ことで20度の水を40度にあげると
 ΔQは+、 ΔW=0
ΔU=ΔQ
両方同時に行う
ΔU=ΔQ+ΔW
だけど、兼ね合いでいろいろ
結果のΔUは同じでもやり方によってΔQ ΔWは
いろいろ
ということ
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
QとWは変化前後の"状態”に関係なく、
どのようにQとWが与えられたかに依存するということなのですね。
例をあげて説明していただき、ありがとうございました!

お礼日時:2007/10/12 18:15

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!