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今私は、「からお預かりします」がなぜ誤用とされているのかについて調べています。
過去にも「からお預かりします」についての質問・意見が多く話題になっていますが、そちらも読ませて頂きました。とても参考になります。

今のところ「お預かりした1000円から700円戴きます」が短縮されたり混用されたりした結果この表現が生まれたのだと理解しています。
(この時の「から」は「5から2をひくと3」の「から」の用法)
丁度の金額を貰った時に「お預かりします」を使うことからも、「お預かりします」がほぼイコールの形で「戴きます」の意味で用いられているのだろうと考えました。
この場合、おかしいのは「お預かりします」のほうであって「から」ではないと思います。

前置きが長くてすみません。
ここで質問なのですが、「からお預かりします」の「から」をおかしいと感じていらっしゃる方は何をもって違和感を感じていらっしゃるのでしょうか?
「から」をおかしいと思う理由、または別の視点からの意見などありましたら回答お願いします。

追記
それともう一つ、「5から2をひく」の「から」って
「から」のどの用法に入るのでしょうか?
この「から」は「山田くんから勉強を取ったら何も残らない」の「から」とも同じと思うんですが
辞典をひいてもまさにこれという用例が見つかりません。
ご存じの方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

A 回答 (12件中11~12件)

「~からお預かり」の成り立ちですが、私は、額面どおりの「千円"から"何かをひく」という具体的な意味はないと思います。


もし省略されているとすれば、この言い回しの初期の成立過程で、「千円からお釣りの***円をお預かりします。」という言葉がレジで聞かれていたはずですが、私は、そのようなことは聞いたことはありません。また、「千円丁度からお預かりします」という使用例もあります。

つまり、ここで言う「から」は、あいまいに目的語を示すという機能しかしない。
「千円からお預かり」とは、取りも直さず「千円をお預かり」という意味で使われ始めている。

・・・と思うのですがいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

No.3の参考ページもありがとうございます。拝見しました。
なぜ「から」がおかしいのか、なぜ「から」になってしまったのかについて詳しく解説されていてとても参考になりました。

成立過程を考えてみるというのは今まで考えつきませんでした。
確かに額面通りの意味合いで考えていくとそのような成立過程があって然るべきですよね。

なのですが、すみません…最初の記事で私が成立過程を「短縮されたり混用されたり」などと適当に書いてしまった為に私の意図をきちんとお伝え出来ませんでした。
「短縮されたり」というのは「お預かりした」と「700円」を削除してしまうことで、「混用」というのは「お預かり」と「頂く」の混用ということです。
ですので、成立過程があるとすれば「お預かりした1000円から700円戴きます」→「1000円から戴きます」→「1000円からお預かりします」かと思います。
混用については下のページの下から二番目の段落にあります。
http://www.asahi-net.or.jp/~fv9k-fkd/zatubun/kar …

しかしながら、TXV12003さんの仰るように「1000円丁度からお預かりします」という表現があることも事実ですし、また正味な話それを使っている人…あるいは「からお預かりします」そのものもそうですが、使っている方には大した意識なんてない場合が殆どでしょうね…
私なんかは「から」を「5から3をひく」と同じ用法(少なくともそのつもり)で使うと同時に「お預かりします」だけで済ませないのは単に滑舌が悪いので「から」という破裂音を入れた方が言葉がはっきりと最後まで発音出来るからだったりします。
使ってる方の意識云々の話をし始めてしまうと元も子もないかもしれないんですけれども。(笑)
新しい見方からのご意見、ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/21 18:46

たとえば、700円支払うときに、お客さんが1000円を出すとします。


この場合、「1000円からお預かりします」はおかしいです。
「お預かり」するのは「1000円」だからです。
1000円から700円を「頂戴します(いただきます)」
預かった1000円から300円を「お返しします」です。

物の代金は「預ける」んじゃなく「支払う」ので、もらう側(店員)は「お預かりします」はおかしいです。銀行の預金なら、預け入れますが、代金の支払いは預けるわけじゃないので。その店員からすればお店のお金として預かるつもりなのでしょうが。確かに、商品代金のうちの何割かは仕入れ値ですから、問屋さんに払う代金として「預かり」、残りのいくらかはお店の利益として「頂戴する」ってことになるんですが、「客」対「店」で見た場合には、「預ける」ではなく「支払う」なので、店員としてはセリフだけではなく、気持ちとして「(商品代金を)頂戴します。ありがとうございます」になると思います。「(商品代金を)お預かりします」ではおかしいのです。

「1000円からのお支払いですね。1000円お預かりします。300円お返しいたします。ありがとうございました」ですね。

「1000円からお預かりします」はたぶん、「1000円からのお支払いでよろしいですか?」の「から」だと思います。1000円だと金額が低いからお釣も小銭になりますが、1万円だと「1万円から(の支払い)でよろしいですか?」と、支払う側も聞くことがあります。タクシーなどでは特に。支払う側なら、お釣の具合を相手にたずねているし、支払われる側は「支払い金額よりも大きなお金をお預かりしました」という確認の意味で「○○円お預かりしました」と金額を伝えるという目的です。なので、「お預かりします」という言葉がおかしいから「1000円から頂戴します」とすると、「1000円全額頂戴します」みたいな誤解が生じる可能性があるため、「預かる」という言葉を使うと思う。そうなると「から」を使わないようにするしかありません。これは実際に店員をしないとわからないことだと思いますが、お金の支払いはお客さんも店員も混乱することがあります。混雑していたりすると、お客さんも自分が1000円出したつもりで1万円出してたりすることもあるし、預かる金額を確認するのは大切なんです。

クレジットカードでの支払いでは「クレジットカードからお預かりします」や「クレジットカードから頂戴します」とは絶対に言わないと思います。「クレジットカードでのお支払いですね」と言うと思う。クレジットカードの限度額の中から支払い金額を「お預かり」するという考えはないからです。「カードをお預かりします」「カードをお返しします」ですよね。
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この回答へのお礼

順を追って論拠を丁寧に説明してくださってありがとうございます。
読んでいる内に自分の考えも纏める事ができました。

私の事情は特に書いておく必要がないと思ったため書きませんでしたが、一応現役で店員やっております。金額を読み上げる理由はusapさんの仰る通りです。

ただ、一つだけ上手く理解出来なかったのが、「1000円から頂戴します」と言った場合に「全額頂戴」と思われる危険性はどこから発生するのかということです。
その場合、「から」はどういう意味としてとらえられてしまうのでしょうか?
もしかしたら、「頂戴します」の「頂戴」が貰うということだからそのまま全部貰うという意味になるということなのかもしれないのですが、お金の確認という目的があるので「預かる」のも「頂戴する」のも「今からしますよ、いいですか?」という確認かと思います。
「今から全部貰っちゃうよ」と解釈されてしまうとした場合、お客さんは「から」を何だと思っているのでしょうか。無視されているようにも感じます。
「から」をつけることで「全部貰うのではないですよ」という意思表示になるとは考えにくいでしょうか。

上手く纏められなくてすみません;ご回答頂ければ幸いです。

お礼日時:2007/10/21 18:14

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