アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

日本で使う漢字には訓読みと音読みがありますよね。そして、漢字を訓読みすることに疑問を感じている人は少ないかと思います。私の持っている漢和辞典の端書にも「日本人が漢字に訓を当てはめて行ったのは当然の流れであった....」というようなことが書かれてありました。
しかし、韓国語も日本語と文法的な性格は似ていて、日本と同じように漢字を取り入れましたが、韓国語では漢字を訓読みしませんよね。
そこで質問ですが、韓国語では漢字を訓読みする試みはなかったんでしょうか?

A 回答 (3件)

言語学を齧ったことのある者です。



日本語の訓読みは、平たく言えば
「『dog』と書いて『イヌ』と読んでいるようなもの」ですね。
このように、「他言語の文字を、音を無視して意味で読む」という表記システムを持つ言語は、日本語の他に一つしか見つかっておらず、しかもその言語すら死語(今は話せる人が存在しない言語)だそうです。
(その言語の名前も記憶していましたが、今では思い出せません……すみません)
すなわち、現存する言語の中では、日本語だけに用いられているシステムです。

死語も含めれば何千とある言語の中で、たった二つだけにしか見受けられない表記システムですから、ネイティヴではない人が客観的に見た場合、
「韓国語ではなぜ漢字を訓読みしないのか?」
という疑問より
「日本語ではなぜ漢字を訓読みするのか?」
という疑問を抱く方が自然かも知れませんね。
訓読みを使いなれている私達は、ごく当たり前のことだと思ってしまいがちですが……。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。

>このように、「他言語の文字を、音を無視して意味で読む」という表記システムを持つ言語は、日本語の他に一つしか見つかっておらず、しかもその言語すら死語(今は話せる人が存在しない言語)だそうです。
私も聞いたことがあります。確か、メソポタミアあたりの言語でしたよね。

>訓読みを使いなれている私達は、ごく当たり前のことだと思ってしまいがちですが……。
そうなんですよね。言葉の問題に限らず、逆の視点から問題を考察することが解決の糸口につながることもよくありますからね。

お礼日時:2007/10/27 09:47

日本では漢字とやまとことばを融合させる試みが繰り返されてきました。


650年頃・・万葉仮名・・万葉集、古事記、日本書紀
800年頃・・カタカナ
900年頃・・ひらがな
室町時代(14~1500年頃)・・訓読み定着

一方、朝鮮では漢字と元々の話し言葉の朝鮮語は別のものとして存在し、不自由でした。
そこで1446年世宗大王が「訓民正音」を制定して話し言葉を書けるようにした訳です。
これがハングルです。自然発生ではなく、世界でも珍しいお上が決めた文字です。

歴史はさておいてやはり日本人が類まれな融通性のある人種だと言うことでしょう。
固有の文化と外来の文化のいいところをうまく融合させると言う意味です。

あと推測ですが朝鮮は中国大陸の支配(影響)を受けることが多かったのも一つの原因かも知れません。
そういう意味では日本は幸せな国です。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/10/24 10:26

これは私の勝手な考えですが・・・



韓国人は日本人よりはるかに合理的な考え方をするので、日本語のようにひとつの言葉に複数の読み方があってもかまわないという不合理的な発想がもともと無いのだと思います。

日本語以外でひとつの言葉に複数の読み方のある言語ってあるでしょうか?

訓読みをしなかったのは、母国語なのに読み方が分からなくてイライラしてしまうということの無い様にだと思いますニダ。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/10/24 10:25

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!