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(1)反転増幅回路と非反転増幅回路とを比較すると、入力電圧と
   出力電圧の周期波形が、反転増幅ではずれており、非反転増幅
   ではほぼ一致している、なぜずれが生じるのか教えてください
(2)(1)のずれの名前を教えてください
(3)同じ抵抗の組み合わせを使用したにもかかわらず、増幅率は反転回路より非反転回路の方が大きくなるのはなぜですか?
(4)減算回路の波形の一部が削られてしまう理由を教えてください
   

A 回答 (2件)

(1)反転増幅器では出力波形は入力波形の振幅が正負入れ代わりますので、正弦波を入力した場合、位相が180°(πラジアン)ずれたような出力波形になります。

非反転増幅器ではただ増幅されるだけですから、出力波形の位相は殆ど入力波形の位相と同じになります。

(2)180°(πラジアン)の位相進み または 180°(πラジアン)の位相遅れ

(3)参考URLを見て頂ければ同じ抵抗の組み合わせでも
反転増幅器の増幅率は -Rf/Rs
非反転増幅器の増幅率は {1+(Rf/Rs)}となりますから
符号は別にして、増幅率が非反転の方が1だけ大きくなります。

(4)減算回路でなくても、
OPアンプの入力端子や出力端子に加わる電圧が、OPアンプの電源電圧の範囲を超えると、出力電圧の振幅は正負側の越えた部分の波形の頭はカットされて、振幅制限された出力波形になります。

参考URL:http://www.mizunaga.jp/opamp.html
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この回答へのお礼

大変参考になりましたありがとうございます

お礼日時:2007/11/14 20:28

単なるアドバイスです。


理由を説明するには数ページのスペースが必要です。(等価回路を描いて詳細を説明すると数十頁必要です)
OPアンプの三本の端子(反転入力,非反転入力,出力)の関係を理解する(理解できなければ覚える)事をおすすめします。
理想的なOPアンプは差動増幅器であること(出力は二つの入力に与えられる信号のみにより決まる)
二つの入力端子の電位が等しければ出力はゼロであること。(現実にはあり得ない)
増幅度は無限大であること(実際は有限であるが通常の使用では無限大と考えて差し支えないこと)
入力抵抗は無限大であること(入力端子に電流は流れない)
出力抵抗はゼロdeあること(負荷抵抗を付けても電圧降下はない)
応答速度はゼロであること。(周波数特性は無限大:現実にはあり得ない)
等が有ります。
現実に使用する場合は理想的特性を持っている物として扱う場合もありますし,理想的でない部分を考えて回路を設計する場合も有ります。
まずは三本の端子の関係を覚えればOPアンプを使用した回路の殆どについて動作を理解できると思います。
OPアンプ回路の書籍で勉強する事をおすすめします。
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この回答へのお礼

返事ありがとうございます
書物を探し勉強してみますね

お礼日時:2007/11/16 00:50

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