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造影剤で癌が染まるのはどうしてなんでしょう?
例として肝臓癌・・・
肝臓の中に癌があったとして、そこだけを造影する事が出来ますよね、造影剤は肝臓を染めることは無く、その中にある癌を染めることができるのは・・いったい何故なんでしょう。

A 回答 (2件)

造影剤は血管に入れます。

だから「造影」は何を写してるかというと
血管を写しているわけです。

ところで血管は動脈→静脈の順になっていて、
造影剤が入っている血液もこういう順番に染まっていきます。

肝臓は静脈が発達しているので、静脈が染まる時に
肝臓の形が出てきます。
一方、肝臓にできた癌は動脈が発達しているので、
動脈が染まる時、つまり他の肝臓が染まるちょっと前に染まるわけです。

だから肝臓が染まらないというわけではなく、
癌のところが先に染まってる時間差を利用して写真をとるわけです。

ところで、これとは逆に血管が少ない癌と言うのもあるわけで、
それは他の正常のところが染まって、
癌の所は抜けたように見えるという事になります。
いずれにしても、癌のところが周りの正常の部分と
ちょっと性質が違うというところを利用して写真をとるのです。

こんな感じで回答になってるでしょうか?
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CTの造影のことを言っておられますか



>そこだけを造影する事が出来ますよね・・

ではなくて肝臓の正常血管も染まっています
ガンのところがより高濃度になっているだけです。

理由は#1さんが言われていますね

胞状・壊死などでは染まらず黒くなる場合もあります。
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