減価償却費＆経費について

例えですが冷蔵庫などを買いました　現金金額は２５万円で冷蔵庫は事業に使います　その時帳簿では減価償却にするべきか　一度で経費に回すか。　もし、経費に回すとしたら　備品？付属設備？どのような仕訳になりますか？
　その年に利益がありすぎたら　一度で経費でおとして　利益があまりでなかったら　減価償却すると良いと聞いた事がありますが本当ですか？
　次に　金額に応じて　仕分け方も変わりますか？

No.1 回答者： mukaiyama 回答日時： 2007/12/19 14:12

＞現金金額は２５万円で冷蔵庫は事業に使います…

原則 10万円以上の買い物は減価償却資産です。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2100.htm
申告者の条件により、20万円まで、また 30万円まで一度に経費とできる特例もあります。

＞もし、経費に回すとしたら　備品？付属設備？どのような仕訳…

【消耗品費／現金】

＞その年に利益がありすぎたら　一度で経費でおとして　利益があまりでなかったら…

前述の 20万または 30万の特例を利用するかしないかは、購入した年に限って選択できます。

＞次に　金額に応じて　仕分け方も変わりますか…

一度に経費にしてしまうなら「消耗品費」、減価償却するなら「工具器具備品」です。

税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm

No.2 回答者： pianoneiro 回答日時： 2007/12/19 18:20

＞その年に利益がありすぎたら　一度で経費でおとして　利益があまりでなかったら　減価償却すると良いと聞いた事がありますが本当ですか？　　次に金額に応じて仕分け方も変わりますか？

経営者の意図や当期の業績次第でどのようにでも処理できます。

25万円の器具備品の場合、業績が良く一度に損金に落としたいのであれば、要件に見合えば30万円未満の特例を利用して全額一度に落とせばよいですし、あまり経費に計上したくないと思えば法定耐用年数で償却すればよいですし、税務上繰越欠損が多くその年の償却費すら計上したくないのであれば損金経理せずにおいてもかまいません。
どのように処理するかは貴社次第です。

No.3 ベストアンサー 回答者： tomobiki 回答日時： 2007/12/19 23:25

(1)【取得時】

工具器具備品　250,000　／　現金　　　　 250,000

【期末に即時償却する場合】
減価償却費　　250,000　／　工具器具備品　250,000

一度で経費でおとして・・・といっても特例であり年間300万まで、資産台帳（減価償却資産明細），申告書別表に記入・・・ということを考えるとこのようにしています。

また10万以上20万未満の場合だと、
(2)【取得時】
(例)一括償却資産　150,000　／　現金　150,000

【期末に通常の耐用年数で減価償却したい場合】
(例)工具器具備品　150,000　／　一括償却資産　150,000

【期末、即時償却する場合は】
(例)減価償却費　　150,000　／　一括償却資産　150,000

法人と違って個人は強制償却・・とか一括償却資産でも個別，即時償却した場合は償却資産申告書に記入するとかあります。

決算時に損益を見て償却方法を決めるのでしたら、期中はとりあえず(1)，(2)の仕訳でいいと思います。