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2006年の夏、血液検査をしたことから始まり、秋にはクローン病?と診断されました。
血液検査をした理由は知人から顔色が良くないと言われたことからです。

鉄欠乏性貧血でした。私は月経過多からくるものだと思い、婦人科で治療・診察をしましたが何処も悪いところは見つからず検便に血が混じっていて、胃カメラ・大腸ファイバーという検査をしたところ小腸の末端(回腸)に腫瘍が見つかりました。

この場合、一般的に挙げられる病気がクローン病だということでした。
それから、数ヶ月に1度大腸ファイバーをしました。計4、5回だと思います。

しかし、毎回細胞の検査をしてもらってもクローン病というはっきりとした答えが返ってきません。
ペンタサも服用していましたが、服用をやめて数ヶ月後(2007年夏)の検査では腫瘍も治っていることがわかりました。

自分なりにクローン病のことは色々と調べてきました。「クローン病」という診断も1回の検査では断言できないと聞きました。

自覚症状がほとんどありません。
もしかしたら、と思うのが食後にお腹が痛いことと便潜血なのですが、お腹いっぱい食べると痛くなるのは小さい頃からだったような気もするし、便潜血というよりお尻が切れて表面に血がついてるだけなのです。

お腹を下したりもしますが、もともと腸の病気を患っていたため、クローン病のせいではない気がします。
(先天性短腸症候群・腸回転異常症でした)

食べ物の制限などはまったくしていません。
薬も飲んでいません。
次回の検査は今年の夏です。

今は「緩解」なのでしょうか?
クローン病ときちっとわかるまでには数年かかるのでしょうか?

A 回答 (2件)

クローン病は、非特異的な慢性全層性炎症疾患で、通常回腸末端と結腸を侵し、消化管のどの箇所でも起こりうる病気ですが、根本的な病因はまだ解明されていません。

それだけにクローン病と早々に確定診断することが難しいのも事実です。

以下、少し難しい記述になりますが……、クローン病と確定診断するためには、便培養検査や血清生化学検査(核周囲抗好中球性細胞質抗体陽性や抗サッカロミセス-セレヴィシア抗体陽性)などにより感染性大腸炎や潰瘍性大腸炎と鑑別した上で、さらに以下のような臨床所見がみられたらクローン病と確定されます。

(1)症例の80%では小腸が罹患する。
(2)直腸S状結腸は保たれる(大腸の罹患部は上行結腸である)。
(3)症例の15~25%では肉眼的な直腸出血がみられない。
(4)瘻孔・腫瘤・膿瘍が通常発生する。
(5)25~35%では肛門周囲病変が顕著である。
(6)X線所見では、腸壁が非対称性および区域別に侵され、罹患した区域の間に“飛び越し部分”がみられる。
(7)大腸内視鏡所見では、外観は斑点状で、正常な外観の粘膜の区域に隔てられて不連続性に潰瘍がみられる。
(8)微細な炎症と裂溝が経壁的に伸展(病変の分布はしばしば高度に限局的である)する。
(9)症例の25~50%では腸壁またはリンパ節に類上皮細胞(サルコイド様)肉芽腫が検出される。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

こんなに幾つもあることに驚きました。
単語単語を調べながら(無知ですみません;)読ませて戴きました。
お医者様も説明してくれますが、ほとんど口頭での説明のため、解らないところが解らないということもありました。

まだまだ自分自身、この病気について知らないことだらけでしたので、正しく理解していこうと思います。

ありがとうございました^^*

お礼日時:2008/01/08 16:39

私の患者さんの一人も最初の下血から10年経過します。

念のため年一回ほど炎症性腸疾患の”専門医”に受診してもらっていますが、潰瘍性大腸炎という医師もいればクローンという医師もいるという状態です。細胞の検査でもどっちともつかない状況です。
いろんな検査をしても必ずしもきちんと鑑別できない症例があるようです。経過を追っかけてみるしかないかと思います。
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