No.2ベストアンサー
- 回答日時:
基本的に高校までの勉強はやればやっただけ伸びるのが普通です。
例外は国語で、文章の読解などは普段から読書をどのくらいやっているかでかなり決まります。でも、英語ですよね。普通は、文法や単語力を増やせば、そのままそれが成績に反映していくのですが、何が問題なのでしょうね。1.まず、現状で、どんな勉強をしているのか、それを整理してみましょう。考え方は簡単で、目標はどんなことで、それに対してどんな道筋を考えるかと言うことです。授業が結構充実しているなら、まずは授業を中心にして、教科書をきちんとやるなどになるはずです。
2.偏差値を問題にしていますが、高偏差値にならないと言うことは、試験で何らかの問題点がある、弱点があるという意味のはずです。どんな点が出来ていて、どんな点が出来ていないか、それを分析しましょう。問題の形式別でもいいし、文法、語彙、長文のような分類でもいいし、文法項目の中の仮定法とか使役動詞などでも良いと思います。
3.一番避けなければいけないのは、いろいろな方向に関心が向いてしまい、あれをやってすぐに止め、これをやってまた止めて、の繰り返しになることです。ある程度慎重に、長期の計画をたて、一度決めたら、その方法を続けることです。
4.すでにある程度高偏差値の場合は、一種の高原状態になっていて、なかなかそれ以上伸びないことがあります。すでに偏差値が65を超えていて、70になかなかならないとかです。これは、相手も同じようにがんばっているからで、しょうがないことです。この状態なら、ともかく自分の今の努力を続けると言うことしかありません。できれば、偏差値と言う目標をやめて、英語の資格、例えば英検などに挑戦するのが良いと思います。
さて、暗記でない英語の基本を以前まとめたので、それをコピーしておきます。
特に(1)のつづりと発音の部分と、(5)文から句を作る方法
は、役に立つはずです。
まず、(6)語順は、五文型を扱っていますから、そこまでを読むことをお勧めします。一番最後にあ
る使役動詞の部分も、受験には必須です。
できれば、感想をお聞かせください。
では、まずは、単語の読み方、書き方から。
(1).つづりと発音の関係
つづりを覚えるのは、次のような法則を知っておくととても楽になります。これは、以前、定時制に勤
めていた時に作ったものです。
1.文字は2種類ある。一つは母音を表す母音字でA, I, U, E, Oの5文字しかない。もう一つは子音字
でアルファベットから(母音字)を除いた残り全部を言う。
2.母音とは、口を自然に開いて、唇とか舌とかのぞを使わずに、自然に出せる音のことを言う。「ア
、イ、ウ、エ、オ」のような短い母音と「エィ、アィ、ユゥ、イー、オゥ」のような長い母音の2種類
がある。つまり、基本的に、母音字は、それぞれ、これらの短い音と長い音の二通りの発音を、持って
いる。ここが、ローマ字と英語の文字の読み方の違う点です。
なお、u は、短い読み方は「ウ」よりも「ア」のほうが多い。cut:「カット」, bus「バス」 など。
それから、aとuでは、口の開きの大きさが異なる。aのほうが口が大きく開き、「エア」のような音で
、Japan:「ジャパーン」のpanのような音。uは、日本語の「ア」とほぼ同じ。
3.子音とは、口の色々な機関、例えば、舌、唇、歯、喉などを使わないと発音できない音のこと。基
本的に、子音字が表す子音は、そのアルファベット読みから母音を取り去った残りの子音になる。例え
ば、f、l、m、n、s、xのアルファベット読みはどれも、「エ」という母音が共通していて、それ
ぞれの文字のアルファベット読みから「エ」を取り去り、残った子音がそれぞれの子音字の表す子音と
なる。だから、基本的に、子音字は一通りの読み方しかない。
なお、2と3が、ローマ字が「か」ka のように、二文字になる理由。
4.母音字が二通り、子音字が一通りの発音の仕方があるので、英単語の読み方で困るのは、母音字を
短く読むのか長く読むのかの判断である。
5.dog, cat, pet の様に、子音字+母音字+子音字 の並びの時は、母音字を短く発音する。これは
、二つの子音字に挟まれて、母音字が圧縮されているとイメージすればいい。母音字1個に対し子音字
2個で、1対2で、母音字が負けて圧縮されていると思えばいい。これは、how,low,cowなどを除い
て、ほとんど例外なく全ての単語に当てはまります。語尾のwはもともと、子音字というより、半母音
を表すので、このような例外が出てくるのです。
6.cake, five, codeのように、子音字+母音字+子音字+eの時は、母音字を長く発音する。これは
、eが母音字であるため、子音字2個、母音字2個の同数なので、数の上で勝ち負けなしとなり、母音
字は圧縮されない。これは、e が自分は発音しなくていいからもうひとつの母音字を長く発音してくれ
と言っているようなもの。
なお、これには、have,come,liveなどの例外があります。ただ、例外は日常的に非常によく使うもの
に限られます。そうでないと、例外的なものを覚えていられないからだと感じます。
7.desk, test, pass の様に、子音字+母音字+子音字+子音字のパターンの時は、母音字を短く発音
する。これは、子音字が3個に対し、母音字がたったの1個であるので、母音字が子音字に圧縮されて
短くなるとイメージする。
これもfind,kindなど例外がある程度あります。
8.boat, read, coat の様な子音字+母音字+母音字+子音字のパターンの時は、母音字の一方だけを
長く読む。もう一方のほうは読まない。これは、次のように考える。つまり、母音字と子音字の数が同
じなので、互いに勢力が等しい。よって、母音字は圧縮されないということ。通常、二つ並んだ母音字
の前にある文字を長く読みます。後のほうの母音字を長く読む例は、breakがある。これにも例外があ
り、outやsoundのouを「アゥ」と読むことやAustralia のauを「オー」のように読むなどがある。
outは、特に、aboutなど、多くの単語に見られます。また、breakfastのbreakは、「壊す」の
breakとは発音が異なり、breckfastのような音になります。「アゥ」や「オー」のような発音は英語
のアルファベットの読みにないので、母音字を組み合わせて別の音を表しているわけです。
日本語でHokkaidoと言う時と、hokaidoと言う時ではhoの部分を強く言えるかどうかの違いがある。
日本語は高低アクセントだが、英語は強弱アクセントになるので、Hokkaidoのように、子音字二つで
ためを作り、その前の母音を強く読ませる形が多い。これについては、スポーツ観戦で「日本」を応援
する時の言葉でも説明できます。nihonとはほとんど言わずに、 nipponといいますよね。これは、
nipponのほうが強く言えるからです。「イ」の音を強く発音するには、nipponと言うしかないわけで
す。
名前動後(メイゼンドウゴ)。つまり、名詞のアクセントは前、動詞のアクセントは後ろ。これは、動
詞の過去形などが語尾変化により作られるので、語尾の方を強くはっきり言う必要が生まれ、それと区
別するために名詞は前を強く言うようになったため。一番簡単な例が、同じ語が名詞と動詞でアクセン
トの位置が変わるrecordの例です。ただし、似た単語でreportは名詞動詞ともに後ろにアクセントで
す。
長い単語は、短い単位に分けて、考える。enforcementは、en-force-mentとなる。
(2).単語を分類してみよう。
なぜ分類が必要かと言うと、名詞しか、主語や目的語になれないからです。そして、名詞を説明するも
のが形容詞、動詞を説明するものが副詞です。
このことは、例えば、自転車で、タイヤ、リム、サドルなど部品があり、それと、原材料との関係はど
うか、と言うようなこと。つまり、ゴムでなければ、タイヤになれないし、金属でないとリムには、な
れない、と言う感じです。
さて、名詞、動詞、形容詞、副詞の説明。
世の中を表現するのが、言葉だが、世の中は基本的にものでできている。だから、物をあらわす名詞が
ある。(名詞はものの名前)
しかし、世界は動く。犬は歩くし、魚は泳ぐ。つまり、ものの動きを表すものが動詞。
ものは、ものでも、姿かたちが異なる。大きい机もあれば、小さい机もある。つまり、ものの形の違い
をあらわすのが形容詞。(ものの「形」と言う語がある。)
動くのもいろいろある。早く歩いたり、きれいに泳いだり。動きの説明をするのが副詞。(いつも「動
け」とか号令をかける司令官の横にいる「副」司令官みたいなものか。)
上でも言っていますが、主語や目的語になれるのは、名詞だけと言うことを注意しましょう。また、補
語には、名詞、形容詞がなれます。なお、(4)で触れるように、形容詞は、swimming とか、
broken などのing形や過去分詞も含みます。
(3)進行形や受身、完了形の話
ここが、基本的には、文法の一番の基礎です。
これは、ある意味、とても簡単です。
まず、進行形とは日本語でどんなことですか。「~している」ですよね。それを表すのが英語ではing
形なのです。
たとえば、「彼はテニスをしている。」は、
He is playing tennis. となります。
「彼はテニスをしていた。」は、
He was playing tennis. です。
つまり、「テニスをして」の部分が、playing tennis で、「いる」とか「いた」になる部分が is,was
になるのです。
次に受身、これは日本語では「される」ですよね。それに当たるのが英語では edがついた形や過去分
詞といわれる形です。ed形は過去形でもありますが、なぜ、過去形が受身になるかと言うと、たとえ
ば、誰かが窓を壊します。誰かが壊した後になってはじめて、「窓が壊された。」と言えるからです。
つまり、「する」と言う動作があってから「される」と言う言い方が出来るからです。
「彼は彼女に好かれている。」は、
He is liked by her. です。
「彼は彼女に好かれていた。」は、
He was liked by her. となり、進行形と同じでis, was で、現在、過去を表しています。
進行形も受身もis,am,are,was,wereというbe動詞が最初に来ますが、これは、He is swimming. も、
He is liked by everyone.も、He is a nice boy. と同じように、「彼は...だ」というような「状態」を
述べているからです。反対から言うと、主語+一般動詞+...の形は、状態を述べることが普通はないと
言うことです。
完了形、これは単に過去のことを今持っていると言うだけです。つまり、過去分詞(過去のこと)を
have(持っている)ということです。
「彼はバックをなくしてしまった。」
He has lost his bag. つまり、lost(無くしたと言う状態)を, has(今、持っている)ということで
す。
今、持っていると言う意味は、上の文では、「まだバックはなくなったままで見つかっていない。」と
いうことです。
He lost his bag. 「彼はバックをなくした。」なら、今はもう見つかっている可能性もあります。
(4)動詞は形容詞にもなる。これは、進行形や受身の応用です。
He is happy.(彼は幸せだ。) a happy boy(幸せな少年)
He is swimming.(彼は泳いでいる。) a swimming boy(泳いでいる少年)
The window was broken.(その窓は壊された。) the broken window(壊れた窓)
上の例で、happy と swimming,broken は同じように形容詞として働いています。つまり、名詞の
説明をしています。
これをもう少し応用してみましょう。
(5)文から句を作る方法です。
これ、便利ですよ。関係代名詞を使わなくても、ほぼ同様なことが表現できます。
The book is on the desk.(その本は、机の上にある。) から the book on the desk(机の上のそ
の本) はbe動詞が省略されただけです。
この応用形として、
The boy is playing tennis.(その少年はテニスをしている。)から、
the boy playing tennis(テニスをしている少年)
The boy is liked by her.(その少年は彼女に好かれている。)から、
the boy liked by her(彼女に好かれている少年)
The boy is good at playing tennis.(その少年はテニスをするのが得意だ。)から
the boy good at playing tennis(テニスが得意な少年) が作れます。
(6).文型。
ここでは、次の4つの記号を使います。
S:主語のこと。subject(主語) という単語の頭文字。偶然にも、シュゴという読み方の最初の音がS
なので、それで覚えればいい。
V:動詞のこと。verb(動詞) の頭文字。下向きの矢印で、動きを表していると考え、動き→動詞と
覚える。
O:目的語のこと。object(目的語)の頭文字。的の形に似ているので、動詞などの働きが作用する的
のことと覚える。
C:補語のこと。complement(補語)のこと。Oと違い右の横の線がないので、それを補うのだと覚え
る。補語とは、He is nice. のnice, The desk is old.のold, We call him Tom. のTom などのこと。基
本的には、補語の前にある名詞とイコールで結べる関係にある。
I like apples. のapples は、I = apples の関係ではないので、目的語になります。つまり、「補う」と
いうのは、たとえば、しょう油が無くなりかけたら、それを補うのには同じしょう油を補うわけで、そ
の意味で=で結べるということ。
特に、日本語と英語の語順の違いに注意です。
英語の5文型、例を示します。
まずは、5文型
第一文型:SV(主語+動詞)
第二文型:SVC(主語+動詞+補語)
第三文型:SVO(主語+動詞+目的語)
第四文型:SVOO(主語+動詞+目的語+目的語)
第五文型:SVOC(主語+動詞+目的語+補語)
まず、すべての文型に共通する形として、主語+動詞の組み合わせがある。多分、英語だけに
限らない。物理や数学でも、この考え方は重要だと思う。つまり、ある動作をするには、動作の前に、
何か物、物体が必要だということ。言い換えれば、何か主語があって初めて、その動作が出来るという
事だ。たとえば、誰もいない空間に向かって、「立て」とか「座れ」と言っても何も意味がない。だか
ら、必ず、まず最初に主語が来て、その次に動詞が来る。反対に考えれば、何か動詞が出てきたら、そ
の主語は何かということをいつも意識しなければいけない。そうすることによって、「読む」ことがか
なり正確にできるはずだ。このことの具体的な応用はいくらでもある。例をあげよう。
例1:It is important for me to pass the exam.(試験に受かることは僕にとって重要だ。):この
文章で「受かる」のは「僕」だ。日本語では「受かる」という動詞が「僕」よりも前に来ている。もう
少し、しつこく言うと、日本語で「僕が試験に受かることは僕にとって重要だ。」とはあまり言わない
という意味。このように、日本文では動詞が主語よりも前に来る文がかなり多くある。ところが、英語
では、かなりきちんとこの原則(主語が先で動詞が後)が守られる。
例2:I want you to go shopping.(僕は君に買い物へ行ってもらいたい。):「君」という主語が
まず示され、その次に「買い物へ行く」という動詞が来る。一般的な第五文型の文はみんなこの例と同
じだ。
例3:She is angry at my breaking the window.(彼女は僕が窓を壊したことに怒っている。):
my breaking の部分は「僕」を示すmyが「壊す」の前に来ている。つまり、「僕が壊す」の主語+動
詞の語順が保たれている。
二番目に重要なことは、5文型の中で、基礎は第一文型と第二文型、第三文型の三つのみ。第四文型
と第五文型はこの基礎の三つの文型の組み合わせとして理解できるということ。
つまり、第四文型は、たとえば He gave me the book.(彼は僕にその本をくれた。)のような文。
これは、He gave ( I have the book).のように考えられる。重要な点は語順の問題だ。「私」が先に
来て、その次に「本」が来ている。一般に、第四文型の”OO”の部分は、「人」+「物」の順になる
と言われているが、その理由はここにあるのではないだろうか。つまり、「人」と「物」の二つの要素
があったとき、それを組み合わせて文を作ると普通は「人」が主語になる。「ケン」と「りんご」を組
み合わせれば、普通は「ケンがりんごをたべる。」のような文になる。英語は語順の言語だといわれる
ように、この語順の意識が残ってSVOOの文型は主語+動詞+目的語(主語)+目的語(目的語)と
なっているように思える。
第五文型は、たとえば、He asked me to go shopping.(彼は僕に買い物へ行くように頼んだ。)の
ような文。もう気がつかれると思うが、me go shopping の部分は、meつまり「僕が」という主語が
まず来て、その次にto go shoppingつまり「買い物へ行く」という動詞部分が来ている。 だから、簡
単に考えれば、第五文型はSVOCのOCの部分がまた主語と動詞になっていて、主語+動詞+(主語
)+(動詞)のような形だと思えばいい。
このことは次ことを導き出す。
つまり、主語+動詞+補語の形や主語+動詞+目的語の形などがこの第五文型に組み込まれることがあ
るということ。
まず、第三文型が組み込まれた形を見よう。たとえば、I asked him to play tennis.(僕は彼にテニス
をやってくれと頼んだ。)がそうだ。I asked ( he plays tennis).のようになっていると思えば良い。
重要な点は、主語+動詞+(主語+動詞+目的語)という語順だ。
次に第四文型が組み込まれている例だ。He had Tom give Alice the book.(彼はトムがアリスへそ
の本をあげるようにした。)だ。He had (Tom gives Alice the book).という形がもとにある。
次は第五文型が組み込まれている形。I expect you to ask Tom to come to my party.(僕は貴方が
トムに僕のパーティに来るよう頼んでくれたらと期待する。)これも I expect ( You ask Tom to
come to my party).となる。
最後に第二文型が組み込まれる形を見よう。これはちょっと複雑だ。She made me happy.(彼女は
僕を幸せにした。)これは有名な歌の一節だ。この元の形は She made ( I am happy ).ということに
なる。ここでは、be動詞が省略されている。be動詞は基本的にほとんど意味を持たないから、時制を
表すとかの積極的な意味を持たなければ、省略されてしまうのだ。
(7) 語と語の並びは、意味関係を表す。
ちょっとある風景を紙に書いてください。大きな湖があります。(実際は多少大きめの丸を書くだけで
す。)その横に、背の高い木が生えています。(実際は、クリスマスツリーのようなぎざぎざのある木
を書きます。)木の下に椅子があります。その椅子に人が腰掛けています。さて、この情景をどう説明
するでしょうか。要素は「湖」、「木」、「椅子」、「人」の四つです。普通は、「湖の横の木の下の
椅子に腰掛けている人」の順番です。英語でも、a man sitting on the chair under the tree by the
lake となり、隣り合う語の順番は同じです。これは、現実の認識が「湖の横の木」のように、実際に
ある様子の捉え方として、誰でも同じになるようになっていると言うことです。決して、「木、人、湖
、椅子」の順番にはなりません。
英語と日本語の違いは、英語は、焦点を当てる語が最初に来るのに対し、日本語は、焦点が最後に来る
と言うことです。そして、隣り合う語と語の並びは、英語も日本語も、同じであると言うことですね。
(8)語源、または、語根、説頭辞、接尾辞を覚える。
meet, meat, は、see, eatが隠れている。つまり、「会う」は「見る」から。「肉」は「食べる」か
ら。glass,grassの区別はgreenで覚える。green grass つまり、greenとgrass は親戚。「草は緑
」
多少、初歩とは異なりますが、日本語が大和言葉と漢字から出来ているのと同じで、英語ももともと
の英語とラテン語系の英語がある。そのいい例がcowと beef, pigと porkの区別。これは、征服民族
と被征服民族の区別から生じた。つまり、牛や豚の面倒を見る被征服民族の言葉とその肉を食べる征服
民族の言葉。その発展形として、refuse,confuse,infuseなどがある。reは「元へ」、 conは「一緒に
」、 inは「中へ」の意味。fuseは「注ぐ」の意味。だからrefuseは「元へ注ぎ返す」、つまり宴会で
注いでもらったビールをいらないよと言って注ぎ返すこと、つまり「拒否する」になる。confuseは「
一緒に注ぐ」だから、ビールと焼酎、ソースとジュースを一緒に注ぐと言うことで「混乱する」の意味
。infuseは「中へ注ぎ込む」の意味。だから、「思想などを教え込む」の意味になる。
上に見たように、語根は、語の中心的な意味を表す部分。接頭辞は、語根の意味に「反対」とか「繰り
返し」、「上」、「下」のようなさまざまなニュアンスを付け加える働きがある。接尾辞は、日本語の
語尾と同じで、品詞を決める働きがある。つまり、「暑い」と「い」で終われば形容詞、「暑さ」と「
さ」で終われば名詞のようなもの。英語では、名詞+yで形容詞になり、形容詞+lyで副詞になるな
どがある。例えば、wind(風)+y で「風が強い」、beautiful(美しい)+lyで「美しく」となる
。
使役動詞についても、以前、投稿したものがあったので、ここにコピーしておきます。
お役に立てば幸いです。
使役動詞は、「誰々に、何々をさせる」のような意味合いで使います。
例えば、He made me clean the room.「彼は僕に部屋の掃除をさせた。」です。
使役動詞で問題になるのは、主語+使役動詞+目的語+補語の形のときの、補語の部分に来る動詞の形
です。to clean のように、to が付く形が来るのか、ただの clean だけでいいのか、をよく間違えます
。
以下、その説明です。
makeは、完成状態を目的語に取ります。例えば、
I made a chair. なら、「完成した椅子」を作ったことになるわけです。この完成と言う感覚が、即時
と言う感覚を生み出し、
make+目的語+原形不定詞 と言う語順を選ばせているわけです。
他にも、I helped him to clean the room.とtoがないI helped him clean the room. は、多少違い、
toがある場合は、直接的に助けるのではなく、彼以外の誰かに私が掃除を手伝えと言ったと言うような
間接性を暗示させます。それに対し、to なしの場合は、直接的に手伝う、つまり、自分も雑巾を持っ
て、と言うことです。これと同じで、to がない形は、それだけ、直接的なニュアンスを持ちます。そ
う言えば、感覚動詞の場合も、補語に原形をとりますよね。I saw him kick the ball. これも、感覚は
、心の中での、それだけ生き生きした再現を暗示するからです。
それに対し、force の方は、単に強制するだけですから、目的語は、強制される方向へ動くわけで、そ
の動きをtoが表していると思えばいいと思います。つまり、to は、目的語が、何か、迷うと言うか、
どうしようかなと、逡巡する間の時間差を表すと、見ればいいと思います。
He made me clean the room. 有無を言わせず、または、非常な権力と言うか権威を持って、または
、自分の方で、相手に抵抗すると言う試みもなく、「私は部屋の掃除をした。」結果に重点があり、過
程については述べていない。
He forced me to clean the room. 彼は、私が嫌がっているのに、脅したり、何かの権力のようなも
のを使って、私が抵抗しているのにもかかわらず、「私に部屋の掃除をさせた。」結果と言うよりも、
過程に重点がある。
この他にも、to が必要かどうかを迷うものにhave,get があります。
The teacher had the students clean the room.「先生は生徒に部屋の掃除をさせた。」haveが使
われているのは、もうすでにそこにあるものを持つという感覚があるからです。つまり、教員にとって
、生徒が掃除をするのは当然のことであって、特に生徒の気持ちを変化させる必要性がないからです。
つまり、主語+have+目的語+動詞の原型 という形で、toをとりません。
The man got his wife to take care of the children.「男は妻に子供たちの世話をさせた。」
この文では、getが使われていますが、getは、変化を意味します。つまり、It got dark. 「暗くなった
。」のような文のgetの使い方と同じです。明るい状態から暗くなったという意味ですね。「男は、妻
に、いろいろ言葉を尽くして、(たとえば、今度の休みには皿洗いをやるからとか、次の出張でお土産
を必ず買ってくるとか)妻の心を動かし、子供の面倒を見てもらった。」という意味です。目的語の心
の変化を表すのがtoです。
もっと心が変化すると、intoが使われます。
He deceived her into thinking he was rich. 「彼は彼女をだまして彼が金持ちだと思い込ませた。
」
などですね。
No.3
- 回答日時:
まず、偏差値が伸びない理由を分析するべきですね。
試験問題の、どこで点数を落としているのか。文法か、長文問題か、はたまたリスニングなのか。自分が意識している、苦手分野はありますか?やみくもに単語を覚えるだけでは総合的な英語力は伸びません。推察するに、文法が弱いのではないでしょうか。これができていなければ長文問題も解けません。私のお勧めは、やはりZ会の『英文法・語法のトレーニング』です。それから、なんでも良いので(たとえば速読英単語でも良いので)良質な英文を、繰り返し読むことです。英語のリズムを頭に入れるのです。特に入試を意識しているのなら、長文読解は不可欠です。文法を意識しつつ、ひたすら読む。試してみてください。
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