
私の持っている参考書には以下のように記載されていました。
I heard that Ken made a presentation.
(意味:ケンがプレゼンを行ったと聞いた)
「ケンがプレゼンを行ったということ」、それを聞いたということ。
I heard that Ken make a presentation.
(意味:ケンがプレゼンを行うのを聞いた)
スミス氏がプレゼンを行うのをその場で聞いているということ。
なぜ、makeとmadeが違っただけで2つの意味が違ってくるのかよく分かりません。
また、自分でもすぐに混乱してしまいます。
文法的に納得のいく解説をお願いします。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
hearにはthat節を従えて、「that以下のことを耳にする、話として伝え聞いている」という使い方があります。
この時、that節全体が動詞hearの目的語になっており、主語(S)+動詞(V)+目的語(O)の"第3文型"と呼ばれます。
に対して、hearには主語(S)+動詞(V)+目的語(O)+補語(C)の"第5文型"というものもあります。
Cにくる動詞の種類によって意味が微妙に変わります。
動詞の原形:OがCするのを聞く ※主に完結した行為
現在分詞(~ing形ですね):OがCしているのを聞く ※継続中で未完了
過去分詞(~ed形など):OがCされるのを聞く
で、2つめの例文でthat節だとした場合、Kenという3人称の主語の後ですので現在形はmakeではなくmakesと"-s"をつけなければいけませんのでこのままだと変です。
また、意味的にも私が"聞いた"のも、Kenがプレゼンを"行った"のも同じ過去の出来事であるという解釈が普通です。
日本語では、「行"う"のを聞いた」のと「行っ"た"のを聞いた」のと表している出来事がいつ起ったのか明確な違いが読み取れないor問題にならないor実は同じ、なんてことがあります。
それだけ時間の視点があちこちに移動しながら表現してしまうのです。
しかしながら、英語の場合は時間に正確に表現しますので例え日本語が、「行"う"のを聞いた」となっていても今ではない昔のことなので過去形のmadeにしなければなりません。いわゆる「時制の一致」というヤツです。
そう言う点からも、2つめの英文は少し変に映るわけです。
そこで、thatが間違ってタイプされていたと解釈すると2つめの英文は正しくなります。
makeは見た目としては違いは感じないかもしれませんが、現在形ではなく"動詞の原形"としてのmakeと見なせるからです。
that節を使った第3文型では直接的ではなく噂話などで第三者から伝え聞いたということで、第5文型だと直接的に自分の耳で聞いたという違いが出るのは質問者さんのおっしゃる通りです。
しかしそれは、makeとmadeだからというわけではなく(もちろん根拠というか判別の要因ではありますが)、むしろ"文型の違い"に依ると解釈・意識した方が良いと思います。
例文のための例文という感は否めず、稚拙なもので恐縮ですが…。
I heard you scolded. という文があった場合、scoldedは過去形とも過去分詞ともとれなくはなく、その解釈によって文型が変わり意味合いが随分と変わってしまうのです。
つまり何が言いたいかというと、make→madeのような単語の違いと言うより文型の違いが重要ということです。
youの前にthatが省略されている第3文型としたらscoldedは過去形となり、「あなたが叱った、と(噂話に)私は聞きました」となります。
まぁ、実際は「誰を?」という情報が欲しくなりますのでscoldedで終わらずに更に動詞scoldedに対する目的語など何かしら文章が続くことが多いでしょうが^_^;
(とツッコまれる前に自分で突っ込んでおきますw)
に対して、scoldedを過去分詞ととれば第5文型となり、「あなたが叱られるのを(実際に)私は聞きました」となり、叱るという行為のベクトルが全く違ってきます。
こんな説明でお分り頂けたでしょうか?^_^;
No.3
- 回答日時:
that が無ければ、知覚動詞を使った、S+V+O+C という第五文型の文章で、
I(S) heard(V) ken(O) make a presentation(C).という形です。
この場合知覚動詞 see、hear、watch、look at、listen to、feel、find、notice、observe、perceive などに続く、目的格補語になる動詞(ここでは、make )は、原型不定詞(toの無い不定詞 or 動詞の原型)という語法上の決まりごとが有ります。
ただ、that を使うのであれば、that 節中の動詞の時制に注意しなければならず、
1. I heard that ken makes a presentation.
「ケンがプレゼンをするそうだと聞いた」(「ケンがプレゼンをする」という漠然とした事実を聞いた)
2. I heard that Ken was making (would make) a presentation.
「ケンがプレゼンをすることになっていると聞いた」(予定)
この場合 heard と that 節内の時制の一致を見なければなりません。
3. I heard that Ken made a presentation.
「ケンがプレゼンをしたと聞いた」(過去)
つまり that Ken make は、make の形がおかしいです。
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