
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
補足についてお答えします。
>その考えを広げた方がよいのでしょか
それは,#1のところで,「本来は SVC とならない動詞の場合」と申し上げた通りです。
こんなことは知らなくてもいいのですが,説明のため申し上げると,文法の専門家が quasi-complement(疑似補語,準補語)と呼んでいるものです。
die happily と副詞でもいいところを,die happy と形容詞にして,補語のように用いています。特に有名な die の場合は,辞書によっては,SVC で「C の状態で死ぬ」と説明されています。
これらを補語をとる動詞としてわざわざ覚えていく必要はないと思います。形容詞は動詞を修飾できないので,補語と考えるしかない,という程度でいいのです。
die, marry はよく出てきますし,分詞では sit surrounded, come running が有名ですので,これくらいは頭に置いていてもいいかもしれません。
何度も本当にありがとうございました。
参考書等で調べてもあまり納得がいかなかったのですが、ご説明いただいてとても良く分かりました。
No.5
- 回答日時:
補足質問に対して解答です。
No.4の方のおっしゃるとおりです。
本来のSVC文型と区別して、文型にはいっていませんよという意味をこめて「擬似主格補語」といったりもします。
S+Vで文型がおわっていてもそのあとにingやp.p.がきたら、それがSの状態を説明している、というくらいのものです。
高校用の参考書でもつっこんでかいてるものは、この用語がでてきたりします。(でもこういうふうにいってる人もいる、といった程度です)
SV,Cといったように主格補語だということを明確にするためCの前で「,(カンマ)」を打つような書き方をした文もあったりします。
もちろん、ingもp.p.も形容詞にも副詞(分詞構文)にもなるので、どちらで考えてもかまいませんが、形容詞とかんがえるとCだということです。
Cというのは奥深いですね笑。
No.3
- 回答日時:
英語教育の先生はNoだと思いますが、わたしは
>She(S) came(V) running(M(Vの説明))という考え方で
でいいと思いますよ。
正しいかとか間違いを招かないかということではなく、理解の1つの方法として。
3月で終わってしまったNHK教育テレビの「ハートで感じる英文法」という番組が好評でした。
ここでは日本人大学教授と英国人の助教授が、従来の英文法用語や説明にとらわれずに英語の構造を説明した、画期的な番組でした。
彼らは文の構造説明を少なく、また動名詞という専門用語などをほとんど使わず「~ingは、動詞がまさに躍動感をもち、ワシャワシャと動いている(動こうとしている)様子を表している。それをイメージしながら、文を読んでみて」のような感じで、英文を説明していました。
She came (彼女は来た) runnning(ワシャワシャ動きながら、走って躍動しながら)
だから
She came running. 彼女は走ってきた(そのとき躍動していた)
というネイティブが言葉を聴いたとき受ける印象やイメージを、SVCなどの用語を使わずに、日本語でも伝えようとしていました。
たしかに日本語でも、構造を気にしながら会話や文を書いたりしていませんよね。文から受けるイメージが他人と共有(ズレていない)できていればいいということなのでしょうか。
関心がおありでしたら、今月末一部再放送やるみたいですので、ぜひ見てみてください。
参考URL:http://www.englishatheart.info/
ありがとうございました。とても参考になりました。ing形を「動詞が躍動している感じ」という解釈をするなんてとても面白いですね。そういう感覚を持ちながら英語を読むと、一層楽しくなりそうです。
No.2
- 回答日時:
おっしゃるとおり、SVにM(分詞構文)が付随した、と考えることもできますが、runningがSの補語であると同時に「Sの状態を説明」しているとき、runningはSの主格補語である、という説明がなされるときがあります。
この文章はもともと
(1)She came.
(2)She was running.
という二つの文章の行為が同時に行われてた、というニュアンスをだすため、ひとつにまとめたものと考えられます。
その1(2)の文章の主語は(1)と一致するので消える。
その2 (2)の文章のbe動詞であるwasもおなじく消える
この作業をしてから(1)と(2)をくみあわせると
She came running.という文章ができあがります。
runningは「主語の状態」をあらわしているので、わざわざ「主格補語」というわけです。
まったく同じようにCがp.p.のときも主格補語になることができます。
He sat surrounded by his friends.
(He sat + He was surrounded by his friends.)
=彼は「友達にかこまれた状態で」座っていた。
surroundedは同様にHeの主格補語です。
では、次のような文章はどうでしょうか。
I heared you talking in your sleep last night.
SVOCの文型だとわかりますよね。
おなじくtalkingはyouの「状態」を表していると考えたら、先ほどの主格補語の発想とまったくおなじだということがわかると思います。
このようなCは目的語の状態をあわわしているので、「目的格補語」といいます。
目的格補語の場合はMと解釈できないのは、もしこれを分詞構文にしてしまうと、主語がSに一致してしまうからです。(Cの主語は目的語ですよね)
主格補語の場合は、おっしゃるように、分詞構文と解釈しても、不都合は生じませんが、SVC文型(CはSの主格補語の場合)
「SはCの状態でVする」と解釈するとすんなり解釈できるときがおおいです。
とくにCがp.p.の時は非常によくみかけます。
たとえば
He came home utterly worn out.
「彼は「疲れ果てた状態で」家にかえってきた」
worn outはHeの主格補語です。
ところで、busy Vingというイディオムを知っていますよね。
They have been busy preparing for the test.
「彼らはテストの「準備をしている状態」で忙しい」
これもpreparing以下はTheyの主格補語です。
この場合はpreparing for the testをMと解釈して「しながら忙しい」と解釈するより主格補語と解釈し「~している状態で忙しい」としたたほうが、They have been busy とThey have been preparing for the test.がまさに同時におこっている、というニュアンスがよくでると思います。
この回答への補足
とてもわかりやすいご解説ありがとうございます。
ただ、もう一つ質問があるのですが、私は今までSVCのVになるものは、be動詞と一般動詞の中でもbe動詞と類似の働きができるもの(look,get,taste等)に限られると考えていたのですが、She came running.をSVCに分類するとすると、その考えを広げた方がよいのでしょか。それとも、この場合は特殊なパターンとして取り扱っておいた方が良いのでしょうか。
No.1
- 回答日時:
この running を分詞構文と考えて,running という現在分詞が,she came を修飾する副詞である,すなわち SVM と考えることも可能です。
come は「~になる」という意味では SVC になりますが,「来る」という意味では SV となるのが普通です。
ただし,die happy「幸せな状態で死ぬ」,marry young「若くして結婚する」のように,本来は SVC とならない動詞の場合も,後に形容詞や名詞を置いて,補語のように用いる場合があります。die happy は die happily と副詞にしても表現できますが,形容詞 happy であれば,補語と見なす方が自然でしょう。ただし,これも die being happy の being が省略されたものと考えれば,SVM と解釈することも可能です。
sit surrounded や come running のような場合もこれらと同様に SVC と説明している参考書も多いと思います。現在分詞や過去分詞は,名詞を修飾することができるように,形容詞とみなすことが可能だからです。極端な考えでは,He is running. のような進行形の文も SVC とします。He is studying English. のように目的語がある場合のことを考えると,このような現在分詞まで補語とするのは行き過ぎだと思いますが,She came running. の場合は she = runnning と考えても,she is running という進行形という意味ではなく,「she が running という状態である」程度に考えれば,she = running でかまわないと思います。
この回答への補足
とてもわかりやすいご解説ありがとうございます。
ただ、もう一つ質問があるのですが、私は今までSVCのVになるものは、be動詞と一般動詞の中でもbe動詞と類似の働きができるもの(look,get,taste等)に限られると考えていたのですが、She came running.をSVCに分類するとすると、その考えを広げた方がよいのでしょか。それとも、この場合は特殊なパターンとして取り扱っておいた方が良いのでしょうか。
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