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準公用語がある国の国民は、特定の言語のみを話しますか?

具体的には、公用語がA語、準公用語がB語だったら、その人が
能力として、A語もB語も話す能力があるのか、それとも
どちらかの言語しか話す能力がないのか?という事が知りたいです。

※・何かソースがある場合には、それも教えてください。
 ・自分の実体験を基にした統計である場合には、それも明記して下さい。

A 回答 (5件)

公用語が複数ある場合は民族によって話す言語が異なる場合と、義務教育前は民族語を話し義務教育でもうひとつの公用語を話すようになる場合があります。

いずれにせよ日常生活では必要に応じてニ言語を使い分けるバイリンガルがほとんどです。

米国:共通語として英語が事実上の国語(公用語)になっている。しかし、 ヒスパニックをはじめ人口の20%近くが家庭で民族語を話す少数派。
カナダ:英語、フランス語(ケベック州)
ベリーズ(中米):英語、スペイン語
ペルー:スペイン語、ケチュア語、 アイマラ語
ボリビア:スペイン語、ケチュア語、アイマラ語
パラグアイ:スペイン語、グアラニー語
スペイン:スペイン語、カタルニャ語、バスク語、ガリシア語

このように複数の公用語が認められていても国民すべてがバイリンガルではなく、地域、民族集団によって主とする言語が決まってきます。
他の大陸、特にアフリカは似たような状況にあると思われます。
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この回答へのお礼

こんなに複雑だとは思ってもみませんでした。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/02/17 13:37

すでに他の方々が端的に述べていらっしゃるとおりだと思いますが、



準公用語でなくて「公用語」が3つも4つもある国もあります。
ただ、その言語がどの程度メジャーか、どのくらい行き渡っているのか、
バイリンガルぶりはどうなのか、は、国によるようです。

・スペイン
スペイン(カスティリヤ)語
その他、バスク語、カタルニア語、ガリシア語が地方によっては使用されている。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/spain/data.html

バスク地方の人はバスク語を、
ガリシア地方の人はガリシア語を、
カタルーニャ地方の人はカタルーニャ語を喋り、
それプラス、スペイン語(カスティーリャ語)を喋るバイリンガル。
(カタルーニャ語の方言でバレンシア語というのもあるそうです)

逆に、スペイン中央部から南部にかけてのカスティーリャ語、つまりスペイン語地域の生まれ育ちの人は、基本はモノリンガル(1つの言語)だろうと思います。
(親が他の地方の人とかだとどうなるかわかりませんが)

以前、バルセロナ旅行した感じでは、バルセロナの人たちはスペイン語とカタルーニャ語のバイリンガルです。
地元民同士はカタランを使い、外の人にはスペイン語を使う。
テレビもカタラン語チャンネルとスペイン語チャンネルがありました。
地下鉄車内の「次はどこどこ(駅)」というアナウンスはスペイン語だった。
道案内の看板は二カ国語で書いてあったりする。

・シンガポール
国語:マレー語
公用語:英語、中国語、マレー語、タミール語
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/singapore/data. …
国歌はマレー語で書かれているそうですが、行政や生活など事実上は英語が広く使われています。
民族ごとに言語があって、英語も喋れる。
シンガポールと言えばシングリッシュですが、欧米や豪州に留学した人なら違う英語も使いそうな気がします。
旅行した経験では、
地下鉄などの看板は複数言語で書かれている。
中国系の人たちは中国系の言語で喋っていた(何語か私には分からない)
ホテルの名前が中国名(漢字)と英名とあったりする。
http://www.fnetravel.com/chinese/singaporehotels …
ちょこっと(ふつーに)旅行した程度では、特にシングリッシュに困ることはないみたい。

・フィンランド
公用語:フィンランド語、スウェーデン語
ですが、スウェーデン語はごく少数派です。全人口の約5.5%(2006年)とのこと。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/finland/data.html
「ムーミン」の作者トーベ・ヤンソンはスウェーデン系フィンランド人で、フィンランド語よりはスウェーデン語のほうが得意だったらしく、執筆活動はスウェーデン語で行っていました。
スウェーデン系が少数派であることは短編集『軽い手荷物の旅』に出てくる話に垣間見えますし、ムーミンの世界観にも影響していると言われています。

行ったことはありませんが、カナダは英語とフランス語が公用語です。
カナダ人の約59%が英語を母語とし、23%がフランス語を母語としていが、人口の18%は、2つ以上の母語を持つか、英仏以外の母語を持っている。と。
http://www.canadanet.or.jp/about/overview.shtml
フランス語圏(ケベック州)では英語とのバイリンガルは増えているらしいですが、
英語圏の人は仏語がそれほど上手くないようです。
http://www.aioto.com/study/canada/montreal.html
http://www.aitasjapan.ca/mailmagazine04.htm
(バンクーバー在住日本人に聞いたところでは、英語で暮らしているので仏語は身につかない、とのこと)


伝聞と少しの体験だけなので、詳しい人たちから見たら過不足があるんじゃないかと思います。
あくまでご参考程度に。
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この回答へのお礼

これだけ多種多様だとは思ってもみませんでした。
Googleで検索してみても的を得た情報が見つけられないのも
納得できた気がします。
世界は広いですね
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/17 13:44

終戦後から1972年5月までの沖縄が米国の統治下だったので、


沖縄では日本語と英語が公用語だった。
現在、沖縄県人の50歳すぎ以上の人達は英語が得意なのだろうかね。
どうだったのか、知りたいものだね。
(日本本土から沖縄に入島・上陸するには、パスポートが必要だった。
そして、沖縄は車両が右側通行だった。)

私も多少は英語が当時できていたのですが、沖縄海洋博会場で
普通のガードマンが米兵と英語で会話をしていたのには驚きましたよ。

沖縄県人の50歳すぎ以上の人で、
英検準2級以上の英語力のあった人が、
おそらく少なくないようだ。
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この回答へのお礼

おかれる境遇によっても公用語は変わってくるんですね
自分は英語が話せないので、話せることがちょっと羨ましいです
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/02/17 13:41

個人によるし、国によっても事情は随分異なると思います。


政府高官ならどちらも同程度に読み・書き・話すでしょう。
シンガポールのような国とアフリカのフランス語圏とは全く事情が違います。
また、話す能力 というのはどの程度のことを言っているのですか?
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この回答へのお礼

単に準公用語といっても多種多様なものなんですね
知りませんでした。
ご回答ありがとうございます。

話す能力は、一般会話程度を想定していました。

お礼日時:2008/02/17 13:39

 


フィリピン
公用語・・・タガログ語
準公用語・・英語
町中の乞食でも英語を喋る。
理数の教科書は英語で書かれてる。
新聞も半分は英語で発行されている。
現地人どおしの会話も70%はタガログだが30%は英語が混ざる。
TVは大部分がタガログ語
しかし、首都圏の人と地方の人はタガログでは十分なコミニケーションが出来ずに英語でコミニケーションをする。

 
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この回答へのお礼

場合と人によって違うんですね
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/02/17 13:36

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