ハイブリッド＋ディーゼルについて

現在の市販可能なエコ車は主にハイブリッドvsディーゼルという形になっていますが…

ふと思ったのですがクリーンディーゼルエンジンにハイブリッドを載せる技術は効率良くないのでしょうか？

確か商用車でディーゼルハイブリッド車があったと思いましたが、乗用車は無い（試作車はあると思いますが）のででしょうか？

ハイブリッド搭載車はモーターで加速してエンジンでクルーズしますが、それなら尚更ガソリンよりディーゼルの方が適してると思うのですが相性とかが悪いのでしょうか？

よろしくお願いします。

No.5 回答者： tyubo9 回答日時： 2008/02/23 16:11

コストも問題なのですが、ハイブリットとの相性という問題があります。

ガソリンエンジン（特に無過給エンジン）の場合、全開運転状態に比較して、軽負荷運転時の効率が極端に悪化します。そのため、ハイブリットとすることで燃費の悪い運転条件を避けることにより大きな効果が得られます。（トヨタなどはクルーズ時も軽負荷運転を避けるために発電とモータ併用を行います）
一方、ディーゼルエンジンはもともと広い運転範囲でよい効率が得られるため、ハイブリット化しても、あまり燃費が向上しません。
ハイブリットのメリットは、アイドルストップ、発進時の黒鉛削減ぐらいでしょうか。今の乗用車用ディーゼルの加速力はガソリンを上回るレベルになっていますし。
また、重量が重いディーゼルエンジンと重量の重いハイブリットシステムという組み合わせも乗用車としては相性が悪いのでしょう

No.4 回答者： yossy-39 回答日時： 2008/02/23 11:04

開発コストを度外視すれば

質問者様の考える通り
ハイブリッド＋ディーゼルが理想でしょう。

しかし、ハイブリッドは
完全な電気自動車（もしくは燃料電池車）登場までの「つなぎ役」の半電気自動車なので
ある意味では各メーカーとも
「真剣」に開発をしていない様に思えます。

先に回答された方も指摘されていますが
特に乗用車用の小排気量ディーゼルエンジンの開発は困難です。
フォルクスワーゲンの３リッターカー構想（ルポにディーゼルダーボエンジンを搭載して、３リッターの燃料で１００kmを走らせる構想）も
芳しい結果は聞こえてきませんし・・・。

ですから
商用車はともかく
小型乗用車のハイブリッド＋ディーゼルは
実現の可能性はあるものの
登場前に
電気自動車の時代になってしまうかもしれません。

No.3 回答者： nsan007 回答日時： 2008/02/23 08:49

ハイブリッドもディーゼルの車も普通のガソリンエンジン車に対して重く、高価にになります。

ガソリン代の差額で車両価格の差の元を取るにはかなりの走行距離が必要だと思います。

その両方をプラスすれば、どれだけの重さや価格になるか、それでガソリン代の元が取れるかどうかが問題だと思います。

重くて高くて走らない車をいくらエコだと言っても買う人がいるかどうか？？

No.2 回答者： takezou48 回答日時： 2008/02/22 18:56

こんにちは。

ディーゼルエンジンは基本的に排気量の少ない小さなエンジンが不得意なんです。ですから現在のような乗用車ベースのハイブリットに使われないだけです。

バスやトラックなどではおっしゃるようなディーゼル＋モーターが考えられると思います。

技術開発が進むと大型車の順番が回って来ますので楽しみに待っていてください。

No.1 ベストアンサー 回答者： manekane 回答日時： 2008/02/22 16:24

ハイブリッドといっても色々種類があります。

エンジンを主に発電に使ってモーターでクルマを動かすタイプや低速時はモーターで走り巡航時はエンジンとかその組み合わせ方が各社の特許です。
代表的なトヨタのハイブリッドはエンジンとモーターの力を切れ目なく混合させてパワーを出しています。
そしてガソリンエンジンの不得意な低速領域をモーターに任せて巡航時に適したエンジンセッティングにしてあるそうです。
ただこのシステムは従来のエンジン単体に比べるとコストが２０-３０万円かそれ以上高くなります。

クリーンディーゼルもまだ本格的に発売されてはいませんが従来のディーゼルに比べてコストが２０-３０万円あるいはそれ以上アップすると言われています。
先日発売されたハイエースの新規制適合ディーゼルは３０万ほど値上がりしたために環境に悪いと知りながら慌ててマイチェン前の安いディーゼルを購入した人もいるようです。
つまりコストの高いディーゼルをコストの高いハイブリッドシステムに組み合わせると非常に高価な車になってしまいそうだというのが一番の理由では無いでしょうか。
ハイブリッドとクリーンディーゼルの争いはコスト高をいかに抑えるかという争いでもあるんですね。

商用車やバスにあるディーゼルハイブリッドはもっと単純なシステムだと思います。
たぶん発進時などにブロロロと排気音を轟かせて近所迷惑にならないように低速だけモーターというものだったのではないでしょうか。
少なくともモーターからエンジンに何時切り替わったかわからないようなシステムでは無いと思いますよ。