あなたの「必」の書き順を教えてください

てにをは の使い分けは、日本人として日本で教育を受けても、
いざあらためて考えると、きちんと説明できず、お恥ずかしい。
そこで、最近耳にした疑問について、
皆様のお知恵をお借りしたいのです。

学校へ行く。
学校に行く。

この2つの文章の、”へ”と”に”の使い分けや文法的違いを、
出来れば判りやすく教えていただけますでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

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この回答へのお礼

ありがとうございました。
教えていただいたサイトの説明が、
具体的で判りやすかったです。

お礼日時:2008/03/16 12:40

もともとは、万葉集の歌にある



桜田へ鶴(たづ)鳴き渡る年魚市潟(あゆちがた)
潮(しほ)干(ひ)にけらし鶴(たづ)鳴き渡る

のように、行く、越ゆ、去るのような動詞とともに使われて、移動の方向を表すだけでした。

漢文訓読が行われるようになると、格助詞は、「に」「より」「を」「と」の四つに限定されました。方向を表す「へ」は、「に」が使われました。たとえば、「元二の安西に使するを送る」というように言いました。こうしたことから、「へ」は「に」で言い換えても構わないのですが、「へ」のほうがしっくりくるのは、方向をあらわすからでしょう。

「大阪で生まれた女やさかい、東京へはよう行かん」と表現がすると、距離感が出てきます。「お上へ訴える」というのも同じですね。「へ」を意識して使うといいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
万葉集まで言葉をさかのぼることが出来るんですね。
少しずつ意味が変化しながら現在の見本後の姿になっていった事を思うと、日本語は奥深いと感じました。

お礼日時:2008/03/16 12:45

こんばんは。



「へ」は、向かう方向を表す格助詞で、必ず「に」に置き換えることができます。

「に」は、たくさんの意味がある格助詞です。
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%CB …

つまり、「へ」は「に」よりも意味がせまいということなんですね。

ただし、例外として、
「君へのお願い」「海岸への道」というように「へ」が「の」とセットになっている場合は、「へ」を「に」に置き換えることができません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
辞書を引いて確かめる作業は必要ですね。

お礼日時:2008/03/16 12:43

「に」は目的あるいは目的地を理論的に確定し、


他の意味はありません。

「へ」は、それと同じ場合もありますが、
その目的地の〔方面、方向へ〕というニュアンスが
含まれます。
「魚屋に行く」なら魚を求めるのみですが、
「魚屋へ行く」なら途中にある物が認識されます。
途中にポストがある場合、
○魚屋へ行くならこの手紙を出してきてください。
○魚屋へ行くならスルメも買ってきてください。
○魚屋に行くならスルメも買ってきてください。
×魚屋に行くならこの手紙を出してきてください。

となります。
最後の文では魚屋の中にポストがあることになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
改めて考えると、無意識に目的範囲を分けて使っている気がしました。

お礼日時:2008/03/16 12:41

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