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ユーラシア大陸とインド亜大陸が衝突してヒマラヤ山脈ができたならば、プレートの境界に当たるヒマラヤ山脈、若しくはその周辺に、日本のように火山ができてもおかしくないのではないでしょうか?

A 回答 (2件)

おはようございます。



基本的には、No.1のtrip333さんの回答で良いと思いますが、
若干補足しながら回答させて頂きます。

火山ができやすいところは、
>マントルが地表に湧き出る所と
・・中央海嶺
>逆に沈み込む所
・・沈み込み帯
以外に、何やら高温の物質が上昇するところ
・・ホットスポット
の3カ所があります。

最近の「プリュームテクトニクス」では、ハワイのようなホットスポットは
南太平洋のスーパープリューム(の分岐)と考えられているようですが、
そうすれば、中央海嶺とホットスポットは似たようなものであり、
trip333さんのような表現でも問題ないことになります。

余談ですが、それではなぜホットスポットが比較的短期間のうちに、
中央海嶺のようなプレート境界にならないのか、ハワイ-天皇海山列を
見れば、7000万年(以上)も似たようなことをやっているわけで、
はるか昔このようなことを少しだけ勉強した私にとっては不思議です。
(ですから、この回答も「自信なし」にしておきます。)
どなたか教えて下さい。
(回答者が質問してはダメですね。)

さて、プレート境界には、中央海嶺、沈み込み帯以外に、
「トランスフォーム断層」というものがあります。
有名なものには北米の西海岸の「サンーアンドレアス断層」があり、
大地震をよく起こしていますが、ここには火山はありません。

火山は、マグマの働きによってできますが、
マントルの上部にはどこでもマグマがあるのではなくて、
ある一定の条件が与えられて初めて、
マントル物質の一部が部分的に融けてできると考えられています。

中央海嶺やホットスポットでは、
熱い物質が圧力の低いところに上がってくるので、融けます。
沈み込み帯では、沈み込んだ(海洋性)プレートから放出される「水」が
高温のマントル上部の物質の溶融温度を下げるので、
マグマが発生すると考えられています。

トランスフォーム断層や、
(沈み込み帯と同じプレート収束領域である)大山脈系では、
温度の上昇も、圧力の低下も、溶融温度を下げる物質の供給も、
起こっていません。
(大山脈系では、軽い大陸性プレート同士の衝突により
 プレートの沈み込みは起こらず、
 一方が他方に突き上げられる形で大山脈が出現します。)
ですからこれらの地域には、火山は見られないのです。

簡単に言えば、日本と違いヒマラヤ山脈では、
マグマができやすいところまでプレートの沈み込みが起こっていないので
火山はできない、というところでしょうか。

それでは。
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火山が出来るところは、マントルが地表に湧き出る所と逆に


沈み込む所じゃなかったでしょうか。
この部分から外れると、造山運動が有っても火山にならない
のでは。
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