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生命の惑星という本を読みました。
http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=1987

図書館で借りて、返したので、ページ数は正確には覚えていませんが、
P376くらいだったと思います。
宇宙線で放射化されてできる放射性ベリリウムについて書かれていました。
宇宙線によって放射化した放射性ベリリウムは、地殻に堆積するそうです。
半減期は160万年くらい(Wikiで調べてら151万年)で、
マントルや海洋地殻には存在しないそうです。
マントルはできて何十億年もたっているので、放射性ベリリウムは崩壊してなくなっている。
海底地殻も、海嶺から噴き出るマグマ(起源はマントルなので、)が固まったものであり、放射性ベリリウムは存在しない。

しかし、日本のようなプレートの沈み込み帯の火山では、火山のマグマに放射性ベリリウムが含まれているそうです。
沈み込み帯では、沈み込んだプレートが融解する時に、すでに海底堆積物が混入していたり、
マグマが上昇する途中で地殻の岩石が混入したりするため、
放射性ベリリウムが、火山のマグマに含まれる。

ということは、放射性廃棄物を日本海溝に捨てると、
何万年後か、あるいは何十万年後には、日本の火山から放射性物質が噴き出す、
と考えていいでしょうか?

A 回答 (2件)

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 回答No.1のとおりで、その濃度が問題です。堆積・濃縮されていたとしても安全や健康には問題外のレベルでしょ。
 海に流れ込んだ水銀(これは一例です)を海藻やプランクトンが摂取し、それを小魚が食べ、最終的には大型の魚がそれらを食べて体内に水銀を堆積・濃縮していき(つまり食物連鎖です)、それを人間が食べるほうがよほど怖い話です。
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放射性ベリリウムは火山性の土地に多めに存在し、イタリアの一部では結構な放射線量が在る様ですね。



ただその放射線量は、高濃度放射性廃棄物の足元にも及ばないので、比較の対象にはなりません。

何れにせよ日本海溝は水深1km弱、地殻の厚さは約30kmに対し、その下の中心までの距離は6700km程度と言う事を考えれば、マグマの上で浮遊している地殻プレートのどこに置いても、数万年間絶対安全と言う場所などありません。
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