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何かのニュースで見ましたがお酒は値上げしたけど材料はあがってないんですよね?

ただメーカーか小売スーパーなどがボッタクリしてるだけですよね?
円高で麦の輸入は普段より安く買えたはずだし・・・・・

詳しい方教えて下さい

A 回答 (3件)

>円高で麦の輸入は普段より安く買えたはずだし・・・・・


小麦に限って言えば、30%円高が進む間に小麦国際価格は3倍になっていますけど。。。
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この回答へのお礼

例ですが大分麦焼酎の2街道なんかは国産なのであげなくても・・・
電気代はあがりますが・・・

やはりあがって当然ですね

お礼日時:2008/04/09 03:34

どんなものでも、工場で機械を使って生産している以上、原油や電力が値上げされれば、影響を受けるのは当然です。



さて、お酒の価格ですが、ビールは本来、麦だけを使って作る酒ですが、現実問題として、日本のビールにはコーンスターチが混ざっていることが多く、これはバイオエタノールの普及に伴い、食用に回される分が減っているだけ、値上がりしています。麦の価格について言えば、あまり知られていないことですが、日本では米と同様の保護貿易を行っており、日本の小麦価格の水準にあわせてわざわざ関税をかけ、高額な小麦粉をパン屋・うどん屋などに納入するということをしているため、円高だろうがドル安だろうが、通常の小麦粉の値段は高止まりしてしまうのです。ビールの場合は小麦粉ではなく、厳密に言えば、小麦を初めとする麦が水を吸って発芽する状態になったもの(モルツ)を原料としているので、この保護貿易ルールに抵触するのかは、調べてみないと分かりません。ただし、上記のコーンスターチのような炭水化物は、酒税低減のために開発された発泡酒の場合、通常のビールよりも混入率が高いので、せっかく安価なものを作ったのに、コーンスターチ価格向上の影響をまともに受けてしまいます。また、麦は麦でも加工食品で、かつ、通常日本ではほとんど生産されていないデュラム麦をつかったスパゲッティについては、おそらく保護貿易的な関税はかかっていないので、私はよく、イタリア製パスタを安価に購入しているのですが、現在の市場動向は円高というよりもドル安と言ったほうが正しい状況であり、ヨーロッパ製品が値下がりすることはありません。むしろ、原油高で値段が上がっています。ちなみにこのパスタを主食とする生活を始めると、米を食っているのがバカバカしくなるほど安価であることに気がつきます。ある輸入食品店で見かけたのですが、パスタのところに「新しい主食」という宣伝文句を掲げてありました。

ワインの場合、ヨーロッパ産はやはり値上がり傾向です。新世界ワインの場合、まだ大きな影響は出ていないような気がしますが、カルフォルニアワインにはドル安が直撃し値上がりする可能性があります。その際、オーストラリア産、チリ産、南アフリカ産などに切り替えないと、酒量の多い人にとっては出費を抑えることは困難でしょう。

蒸留酒系では、アメリカのバーボンはまともにドル安の影響を受け価格があがるでしょう。ウィスキーの場合、本場はイギリスですが、世界各国で生産されていますので、市場動向を見てみればよいと思います。ウォッカの場合は、ロシアの景気が順調でルーブルの価値も上昇している可能性がありますので、そのような状態であれば、本場もののウォッカは値上がりする可能性が高いのではないでしょうか。国産の焼酎のついていえば、これらは多彩な材料を使って生産されているため、原材料となる炭水化物ごとに分類して分析してみないと、どれが値上がりし、どれが価格を維持しているのか分かりません。一般論としていえば、おそらくですが、イモ系は原材料そのものは国産なので極端には高騰しておらず、他方、そば系はカナダ産そばを使っている場合などでは材料費の高騰も予測されます。

いずれにせよ、日本国内の流通コストが原油高により上昇基調にありますので、暫定税率問題がかたづいて旧来通りの揮発油税率が復活してしまった場合、決して価格が下がることはありません。

スーパーはぼったくりをする余裕などない業界です。景気回復と言われながらも物価が停滞しているか、もしくはデフレ傾向の中で、いつまでも個人消費が回復せず、大苦戦をしています。消費者向け小売業はイトー・ヨーカドーやセブンイレブン、セブン銀行、西武とそごうの百貨店を所有し、幅広い分野で総合流通企業を志向し、徹底した売り上げ分析と小技の積みねや、新事業を小さく生み大きく育てることを得意とするセブンアンドアイ・ホールディングと、ひたすらスーパーを買収しまくり、大規模経営と業績の悪いスーパーの再建を得意とするイオン(ダイエーもイオンの影響下にあります)の2強の争いとなっており、それ以外の小売業者は、ほとんどもう、スーパーやコンビニにおける競争から脱落しています(伊勢丹や高島屋のような高級百貨店や、徹底してニッチマーケットを狙う成城石井などは別ですが)。両社とも「円高利益還元セール」をやっています。そこまでしないと、客が来ないのです。私はセブンアンドアイ・ホールディングの株を持っており、「景気が回復し物価が上がり始めれば、放っておいても値上がりする株だ」という根拠で購入を決めました。しかし、期待とは裏腹に、いつまでたっても個人消費に火がつかないので、株価があがりません。セブンアンドアイ・ホールディングの場合、飲料について「同じ製品なのに、ヨーカドーに納入する時は価格が安く、セブンイレブンに納入する時は高い価格にしているのは許容できない。セブンイレブンにもヨーカドーと同じ価格で納入しろ」というえぐい要求をメーカーにしたこともあります。結局、これは上手く行かなかったのですが、コンビニのように細かいスケジュールで1日に何回もトラックがやってくるような業態では、輸送コストが高額となり、結局のところ、スーパー向け価格でコンビニへの納入を行うのは不可能だったのです。

結論としていえば、酒の値段は大きく下がることは無いと思うし、それはメーカーやスーパーがぼったくっているからではありません。
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この回答へのお礼

とてもとても貴重な参考意見心から感謝します
私はイオンとダイエー株もっていますがイオンがなにやら雲行きが怪しいので心配です・・・しかもダイエーもイオン主導なので両コケしたらがっくりです

セブンアンドアイも購入してみます・・・
お酒は値上がりしているのは理解できました
私はただ酒屋を疑っていただけです・・・便乗商売してるだけでは??とおもっていました・・・とても失礼な考えでした
日本のみんながもっと心も財布も豊かになればいいですが・・・

本当にありがとうございました

お礼日時:2008/04/09 03:33

単純に税金が上がりましたから値段が上がっています。

酒蔵など酒造メーカーに入るお金は同じか、むしろ減っています。


円高の影響で安くなるのは確かですが、日本酒は米なので影響ありませんし、麦はそもそもの値段が大分上がっているので利益は大分圧迫されていたはずです。また、円高の影響が出るのはもう少したってからです。これは事前に「為替レートを○○円として取引する」という形態の契約を結んでいるからです。

なので、実際に値下がりするのはワインなどで、ビールは麦の国際価格の高騰もあるので下がらないでしょう(が、利益はほとんど横ばいでしょう)。
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この回答へのお礼

そうなんですか・・・肉と酒は一時値上げ見送りといった記事を何処かで見た記憶があったもので・・・

お礼日時:2008/04/09 03:20

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