
工業デザイナー、インダストリアルデザイナーにはデッザン力が必要なのは、知ってるんですが、どのくらいのレベルのデッサン力が必要ですか?
本屋に売ってるようなデザイナーが書いた参考書などで学び、何百枚も書き続けていって、レベルを上げていくのがいいのでしょうか?
通信スクールで学ぶのがいいのでしょうか?
お金を払ってちゃんとした専門家に教わった方がいいのでしょうか?
どうしようか迷っています。私的には、本屋で参考書などを買って基本的な鉛筆デッサンの勉強をしようと思ってたんですが、どうすればいいかわからなくなってきました。
御願いします。教えてください
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
試論・私論・持論
美術学校の入試や、注文主を説得するための、プレゼンテーションの
テクニックとして、きわめて重要です。
しかし、実際の工業製品を作りだす活力にはならないでしょう。
>ちゃんとした専門家に教わった方がいいのでしょうか?<
ほんとうの専門家は、ふつう手をとって教えたりしませんね。
基礎的な知識なら、ネットで十分に学べるはずです。
>インダストリアルデザイナーにはデッザン力が必要ですか?<
まったく必要ない、とは云えませんが、それほど重要でしょうか?
かりに「日の丸」が傑作なら、どんなデッサンが必要でしょうか?
工業デザインは、ふつう抽象図形が基本なので、日本画の花鳥山水や、
西欧の石膏デッサンのような具象とは、ほとんど関連がありません。
(モンドリアンが、具象を経て抽象に進んだ、といえばそれまでですが)
むかし、美術学校で「水差し」の課題が出たとき、がっかりしました。
その作品でトップを取れば、そのまま市場に通用するはずです。
それ以下の水準なら、すでに市場に出つくしているからです。
むしろ、コンパスと定規で、さまざまな幾何学的な図形を学ぶほうが
重要ではないでしょうか。または、エクセルの図表テンプレートに習熟
すれば、かなりの成果が得られるのではないでしょうか。
たとえば、直線と円弧を滑らかに繋ぐには、微妙な手直しが必要です。
そのような補正に、パソコンが対応できるか、というような知識が、
これまでの専門家に欠けていたのではないでしょうか。
ご丁寧にすごくわかりやすい回答ありがとうございます。
確かに専門家が手取り足取り教えてくれたりはしませんね。普通に考えると、教えてくれるのは、美術大学、芸術大学出身の方ですもんね。
でも、一応デッサンの勉強はするつもりです。みなさんの意見を参考にして、どういう感じで勉強するか検討します。
しかし、やはり工業デザイナーで注文主を説得するための、プレゼンテーションのテクニックとしてのデッサン力は必要だと考えます。だから、勉強はします。ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
有名な画家のデッサンを多数鑑賞することをお勧めします。
ダビンチ、ミケランジェロ、デューラーなどはもちろんですがピカソなどどちらかというとデッサンが狂っている(とおもわれている)絵の作者のデッサンを是非みていただきたい。
あとは、ジャコメッティなどの彫刻家の描いたデッサンも。
http://www.dept.edu.waseda.ac.jp/foreign/russian …
No.5
- 回答日時:
結論から言えば、インダストリアルデザイナーに要求されるデッサン力は、ただ見た目にそっくり、本物らしいというものではなく、構造的な正確さを追えるということです。
例えば、車のタイヤを描いたことはありませんか?一風簡単そうに見えるこの成形構造こそが多くの要素を含んでいるのです。
まずは、想像から描いてみてください。それから本物と比べてみてください。言っている意味がお分かりになると思います。
やさしそうに見える物にこそ、難しさがあふれているのです。
車の業界の採用試験では、実はタイヤが描けずに不採用になる方々が多いのも事実です。
これから受験というのであれば、これらに取り組める才能が見え隠れしているか、学習を通じて育つ人物かということが試されます。
ただひたすらに数をこなすというデッサン練習ではなく、色々な物の形状を描き映すという練習をお勧めします。予備校に行かずとも、自宅でもできると思いますよ。
車のタイヤですか。すっごく勉強になります。やってみます。色々な物や形状を書き映す練習もしてみます。
私はこれから受験というわけではなく、もう大学に在学しています。だから大学に通いながら、家でとりあえず頑張ってみます。ありがとうございます。
No.4
- 回答日時:
自分ひとりで描いても最初のうちは、描いた作品の何処が変なのか、どうすれば正しくなるのかが分からないと思います。
工業デザイナーを目指して勉強を考えていると言うことは高校生か大学生でしょうか?
大学受験用のデッサンを教えているところに通うのがいいと思いますよ。
デッサンは、リアルな描写力を養うのが目的です。
そしてそれ以上に重要な鍛錬がデッサンで培われます。それは「目」です。観察力と言ってもいいかもしれません。
自分の頭に浮かんだ形を自由に描ける力。自分の描いた形が頭に浮かんだものかどうか、美しいかどうか見抜く目。それを鍛えるのです。
回答ありがとうございます。私は大学生です。しかし、今の大学では工業デザイナーにはなれないので、ダブルスクールなどで勉強しようと思っています。自分の頭に浮かんだ形を自由に描ける力。自分の描いた形が頭に浮かんだものかどうか、美しいかどうか見抜く目。それを鍛える。確かにそう思います。非常に参考になります。ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
お金を払う必要はありません。
デッサンは単に写実力であり
写真同様に精密にそっくりに描く技能です。
工業デザイナー用なら明度まで精密に再現する西洋式は
要らないので、コピー紙に鉛筆で描けばよい。
モデルは主に自然物。
枚数ではなく練習時間を計ります。
500時間もあれば足りるでしょう。
ただしあくまで自分に厳しく、「本物そっくりでなければだめだ」という
意志が必要です。
なお、動植物をモデルとするのはデザインの原型がそこから得られる
という意味もあります。
非常にわかりやすい回答ありがとうございます。suunanさんは工業デザイナーの職業で活躍されてるのでしょうか?やはり、工業デザイナーになるためには、明度まで精密に再現する西洋式はいらないんですね。一番聞きたいところが的確に回答してくれていて、非常に助かります。500時間以上は頑張ってみます。ありがとうございます。

No.1
- 回答日時:
それは実践で学ぶしかありません。
本をみたって参考にしかなりません。スクールに通うのがいいでしょう。
美大受験のためのコースが設けられている予備校やアトリエをお近くに探してください。
静物や人物、石膏像など、様々なモチーフを自分で用意するのは大変ですし、たくさんの人の作品を見たり、作品を批評してもらったりしないと効果的なステップアップも望めません。
成人向けの趣味の教室のような場では緊迫感に欠けますから、美大受験生に交じって学ぶのが上達が早いと思います。
プロになるなら美大に合格できるレベルは、やはり必要なんじゃないでしょうか。
また、デッサンだけでなく立体作品の勉強も必須だと思いますよ。
回答ありがとうございます。スクールに通うのがいいですか。
やはり、他の人たちと刺激しあっていくとうまくなりますよね。参考になりました。
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