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国立大學の昭和49年度入学者までは学費が年額18,000円でした。翌年度に48,000円、その翌年度には96,000円に。当時、「ずいぶんひどいことするなあ・・」と感じたものでした。それが現在は535,000円。隔世の感があります。文系で比較すると私立大学との納付額の差は狭まりました。
一方、昨今の入試難易度では、単純比較はできないものの併願先や第一志望校の動向を見ると、首都圏や京阪神の都会の伝統ある私大がかなり難関化し、国公立大の合格辞退者もかなり多いようです。少子化の影響で両極化とは言え有名国公立大へは入りやすくなっているはずなのにせっかく合格しても辞退するというのはいかにも不思議な気がします。
例えば、MARCHクラスの私大の文系で考えた場合、本当に地方国立大よりも就職が良いのでしょうか?割高の納付額を納めるに値するだけの教育環境が準備されているのでしょうか?私にはただ単に地方の若者が高い生活の利便性を求めて地方から首都圏等に出てくる傾向が強いだけなような気がするのですが、本当のところどうなんでしょうか。いろんなお立場の方々に広くお伺いしたいと思います。これは私がずうっと心にひっかかっていた疑問なのです。よろしくお願いします。

A 回答 (12件中1~10件)

>新潟、金沢、岡山、広島、熊本なんかもダメですか・・・?やはり、今はMARCHや関関同立を選ぶのかな・・。



の問いの答えはケースバイケースですね

ただ、この中で広島大だけは「政令指定都市」にある大学なので、都市規模が大きな街にある大学なので、広島大の方がいいでしょうが、他はパスですね。新潟大も都市規模としてはサッカーチームもあるし、金沢や岡山、熊本と比べればまぁマシな方ですが、雪が降るのがネックですね。

ただ、その広島も地元民だったらいいでしょうが、関西圏・首都圏の人が広島に行くとなると不便だと感じるでしょうから、(医学部以外は)進んで行きたがらないでしょうね。

あなたが地方出身者なら、広島は便がいいと感じるので、この中でだったら広島大がいいと思います。雪も降らないしね。あとは私は行きたいと思いません。MARCHや関関同立よりもいいかも知れませんが、その代わり広島から出ないことが要求されるでしょうね。

あと、地方が国公立神話が強いのは、「首都圏とは経済水準が違うから」というのが最大の理由です。

例えば、青森県の大卒の平均初任給いくらかわかりますか?答えは14万円です。が、東京の大卒の平均初任給は20万超えていますからねぇ。なもんで、なかなか地方から都会の私大にやれないんですよ。
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この回答へのお礼

有難うございました。私の住んでいるところは東北なんですが、先日、受験生の親御さんと話していて、「息子は公認会計士志望で、難関資格受験の環境が整っていて実績の高い中央大商学部志望なんですよ。今はほんとみんな私立大に行きたがる。高校は公立だったから、大学は仕送りがきついけど行きたいところにやるつもり」とおっしゃってました。
現在は2ちゃんねるなど過多とも思えるほど情報が飛び交っていて、資格があれば就職に有利、だから資格取得に有利な大學へ・・という思考回路で有名私立へという選択も多いように感じています。

お礼日時:2008/04/29 22:10

地域によって、考えが異なりますね。


私が生まれた東海地方のA県は、まだまた「国公立信仰」というものが根強いです。
だから、旧帝や東海地方の国公立は神様級、その他駅弁でも「国公立に行った」というと仏様級の尊敬を受けます。
過去、山形大工学部で長年にわたる入試ミスが発覚した際、地元山形県に匹敵するくらいのA県出身の受験者が影響を受けました。
その反面、A県県庁のあるN市および近郊で、MARCHや関関同立なみに全国的な知名度と難易度を兼ね備えた私立大学はないです。
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この回答へのお礼

御回答有難うございます。日本全体に官尊民卑の思想が長く浸透してきたし、事実、国立大学卒への当たり外れのない安定感への信頼性は根強いものがあるのでしょう。しかし、会社など組織を取り巻く環境が激変し、安定性志向よりもむしろ、変化に柔軟に対応できる人材を欲するようになってきたのかも知れません。「変化」とは都会で「本物に触れる機会の多い刺激的な生活環境」と相通じるとこるがあるのでしょうね。
名古屋は尾張大納言宗春公以来の進取の気風が満ちている土地柄だと思っていたのですが、逆に保守的なんですね。どえりゃーことです。愛知大、愛知学院大、名城大、南山大、中京大は存じ上げておりますよ。

お礼日時:2008/04/29 20:39

私は関関同立の卒業生ですが、受験生の頃、地方の国公立に行きたいという発想が理解できませんでした。


しかも、年配の方は必要以上に国公立を評価している風潮も
「なんで?」って感じでしたよ。
まぁまぁの進学校でしたが、地方国立行くなら関関同立の方が良いと
進路指導もされました。
関西から僻地の国立に行っても「井の中の蛙大海を知らず」ではないでしょうか。
せいぜい田舎で褒めてもらえるくらいだと思います。
そもそも、関東や関西の大学と比べて大学間の競争が無いですしね。
そりゃ勘違いできますよ。
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この回答へのお礼

御回答有難うございます。関関同立は、それぞれ京都、神戸、大阪でしょう、刺激的でそれぞれに明確なイメージのある街で学生生活を送るのは確かに新鮮で魅力的でしょうね・・。そう思わず不安や抵抗感が先に立つような若者には魅力を感じません。首都圏の私大もそうです。刺激に敏感に貪欲に順応し、自分を大きくするツールにしていくようなたくましい若者こそが社会に出ても通用するのだと思います。しかし、それはどことなく生き急いでいるような気がしないでもありません。やはり、どこの大学であろうと最終的には個人個人なんですよね。大學のブランドだけじゃ到底生きていけないし。だから、自分を見つめて目標を見定めて専門科目に打ち込んで勉強する、その大学生活から得るものはまさに得がたい宝になるでしょう。そういうふうな学生生活が送りやすいのは有名私立なのか地方国立なのか・・ということでしょう。息子は明日日本銀行本店見学だそうです。これなど地方大學では望むべくもなくことでしょうしね。

お礼日時:2008/04/29 21:00

ぶっちゃけ田舎は就職が無いからですよ。

若者が減り、経済が停滞してシャッター商店街だらけ…

あれで駅弁大学が言い訳が無いですよ。

私の住む町にある国立弘前大学の学生は70%以上が県外へ就職します。地元に就職先がないためです。本当にも何もMARCHが福島に校舎があれば、そりゃあ就職弱いですが、MARCHがあるのは都内ですもの就職強くて当たり前です。

個人的に国立駅弁大は千葉大や筑波大、横国以外行く意味が無いと思っています。
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この回答へのお礼

御回答有難うございました。悪循環のようですね。地方で人気のある就職先は公務員か地銀など。そこにもあまり就職できないと地元にこだわって待遇の悪い中小企業に行くか、ネームバリューのない県外で苦労しながら働くことになる。そういう就職情報が広まって受験生に不人気になり、優秀な受験生が敬遠するから学生の質も下がり、卒業生の会社での評判も芳しくなく、ますます大手の求人が減る・・・。興味深い話でした。新潟、金沢、岡山、広島、熊本なんかもダメですか・・・?やはり、今はMARCHや関関同立を選ぶのかな・・。

お礼日時:2008/04/28 22:34

私の極めて現実的な体験を書き込みます。

私は地元の新潟大学経済学部を卒業後、
すぐに、法学を学びたかったため、明治大学法学部に入学しました。

一般的に、新潟大学の学生は、滑り止めとしてマーチクラスの大学に不合格となっております。
おもな滑り止めは、日大や専修、あるいは帝京という大学でした。
私の場合は、中央大学経済学部に不合格となり、新潟大学経済学部に合格しました。

一方、明治大学の学生は、早稲田・慶応落ちや北大・九大などの下位旧帝大の不合格者で構成されています。
一部に、群馬大学や岐阜大学を蹴っての学生もおりました。

私の個人的な感覚としては、勤勉の学生が多いのは明治大学でした。
しかし不真面目な学生もいくらかいます。

新潟大学は平均的な学生が数多くいます。
明治大学は上位はかなりレベルが高く、下位はかなり低い。

私の意見ですが、明治大学のように、人の幅の広い多様な環境のほうが
自分の成長になるのではないかと思います。
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この回答へのお礼

衝撃的なご回答でした。有難うございました。私どもの年代では新潟大は一期校、北陸の雄です。当時は北大文系でも地方のトップ進学校からですら合格はなかなか容易ではありませんでした。旧帝は高嶺の花でしたから、金沢大に次ぐ新潟大の人気はかなり高く私の同僚も非常に優秀な人が揃っています。当時はといえば・・新潟人文法を蹴って明治法は1%もいないはずです。それが今は家計的に可能であれば半数以上が明治を選ぶのではないでしょうか。私の頃も中央法は難関でしたが、今のように平気で北大や九大、場合によっては東北大も袖にするほどではなかったですしね。ご回答を読んで問題の核心に触れた思いがします。明治、さらに「勉強の虫」中央の企業受けが良いというのも納得できました。

お礼日時:2008/04/26 16:36

 知り合いの方が地方の大学の講師もしていらっしゃいました。

週2回新幹線で通っていらっしゃいましたが、東京の学校が忙しくなると地方の方は辞められました。教授・講師が地方だと集めにくいのが多くの理由だと思います。(特に文系・大都会以外)

 少子化によって私大は努力していますし(特にMARCHレベルの学校、それ以下はものすごく努力していますよね)、国立大学は努力が足りないのでは?教授の確保・魅力ある学部などもっと努力しないと授業料が対して変わらない(年間20~30万の違い)状態では東京に取られてしまいます。就活にいたっては東京はとても有利ですし。

 その点、理系は私大が授業料が国立の3~4倍、額にすると年間100万近く違い、助成金も敷地も国立は多いですし、地方でも研究できることも多く・・理系はいまだ国公立優位ですよ。
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この回答へのお礼

有難うございます。そうでしたか・・・。やはり文系学部の場合、教員の確保は首都圏が断然有利のようですね。マーケッテイングは商品販売だけじゃなく「教育サービスを売る」大学にも不可欠だということですね。立命館なんかはイメージアップ戦略が成功し京都という立地の相乗効果もあって相当上位校になりましたし、正直、明治も難化したなあ・・という感じがします。一方、東北大経済を蹴って慶應経済とか、北大法、金沢法を蹴って中央法、新潟法を蹴って明治法もざらにいます。時代の流れを感じます。

お礼日時:2008/04/25 18:51

地方国立大学が凋落したとか有名私大が難関化したというより


総合大学の評価が高くなっているのだと思います
多感な18~22歳の時代にいろんな個性の人と交わり、切磋琢磨して
成長するのと、金太郎飴みたいな単科大学に席を置くのでは差が
出てくるのは当然です
企業採用者もそこを見ています
地方国立大学でも文学、経済学、理学、工学、医学等の各部が揃って
いるところは難関化していますし、有名私大でも例えば立教や関西学院
などは易化しています
単科大学とか女子大学はもう過去の産物です
東工大や一橋でも40年前はもっと難しかったのですよ
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この回答へのお礼

有難うございます。女子大の人気が下がっているのは感じていましたが、私自身の経験からするとそんなに総合大学であることが魅力的なのかな・・??という気がしないでもないのですが・・。クリントンが透明なアクリル板(プロンプター)でイメージ戦略に成功したように、大學のイメージ戦略の優劣にも関係すると思います。関大が医学部を併合すると難化しそうですね。一方で近畿大学、日本大学、福岡大学なんかは歴史もあるのにそんなに伸びない、文系総合大學ですが拓殖、国士舘、大東文化、東洋、専修、駒沢などはこれまた歴史があるのに一部の新設大学に抜かれて伸び悩んでいるような感じも受けます。難しいですね・・。

お礼日時:2008/04/25 19:02

こんにちは



関東圏の事情には詳しくないのですが、西のほうでは、国公立のほうが人気があるように思えます。
例えば、数字上では圧倒的に下の金沢大受験者の多くは、立命館や同志社あたりのセンター利用で滑り止めを確保しているようです。
地方の就職の成功例の一つとしては、国立大から地元の県庁というのがありますし。
高校生は東京にあこがれるでしょうけど、お金を出す親の側からすると、物価の高い東京にはあまり行ってほしくないんじゃないでしょうか?^^;
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この回答へのお礼

有難うございます。親の時代の国公立の確固たる社会的評価、出費を考えると、国立を蹴って私立というのは、親としてなかなか自分を説得させられないと思います。しかし、今は教員の質や企業からの評価の関係で有名私立の人気が高いのもそれなりの根拠があるようですね。結局は子供の行きたいところへやるしかないような・・(苦笑)。

お礼日時:2008/04/25 18:56

私大の方が研究費が多いって話はあまり聞きませんが、、社会科学系だとそうなのでしょうか?理系だと、外部資金をとってこないと話にならないのですが、国の科研費の分担割合は相変わらず国公立重視です。



あと、私立だと、教員は週に何コマも授業をもたないといけないので、研究をコツコツする人って超人的だと思います。逆に国公立は地方でも授業負担が少なく、研究に割く時間は結構とれます。学会に行くと、私立は早慶以外は、殆どいません。いたとしても、だいたいどこか国立大の有名研究室出身の方の研究室の人です。

国立から私立へ移った知り合いの教員会ったら、最初に聞くのは、大抵「授業週何コマやらなきゃいけないの?」とか「ゼミ生って10人以上いるの?」とかそんな話です。笑

教員の質と学生の質や就職率は比例しないので、ご質問とはちょっとそれているかもしれませんが・・・・。
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この回答へのお礼

有難うございました。十分参考になりました。良い研究者であることが必ずしも良い教育者であることにはならない。逆もしかりです。とすると・・一生懸命に論文を書きたい人は多少不便でも地方の国公立大のほうが良いということになりそうですね。地方の人気のない私立大では学生集めのノルマに近いような仕事も教官に強いられるようですよ(苦笑)。

お礼日時:2008/04/25 19:06

 大学の教員プロフィールなどを見るとわかるのですが、特に社会科学系で教員の東京移転の傾向が強まっています。

利便性や待遇、研究費を考えると地方国立大<東京の(いわゆる)3流私立大だとか。
 専門的な研究レベルと、学部生への授業内容は随分異なるので、これは授業内容とか、純粋な学生の学力向上という点では大きな影響は出ていませんが(真面目に授業を聞いていない学生も多いし)、どうも優秀な先生が多いほうが、大学の経営(大学によって異なるが大学の経営は先生も参画する)も上手いようで、そこそこレベルの学生をいい就職先に就職できるようにするようなシステム作りには貢献しているような感じがします。MARCHだと集まる教員も地方のトップレベルの大学に匹敵しますので、これが学生にとって魅力的な大学作り貢献している可能性がありそうです。

この回答への補足

安い→易い ですね(汗)

補足日時:2008/04/25 10:34
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この回答へのお礼

有り難うございました。恩師は「東京から遠く離れているが、インターネットやFAXなど情報格差は少ない。むしろ、地方の方が腰を据えてじっくり研究できる」とおっしゃっていました。しかし、それは少数派でしょう。教官も家族があり人生があります。その意味で子供の教育のこととか、生活の利便性、研究情報の取得の容易さ、学会等各種会合への動き安さ、非常勤講師など他大学教員兼任の可能性など都会生活による教員のメリットは大きいですよね・・。納得できました。都会の大学の方が良い先生が集まり安い、これは大きな要素のように思います。もらえる給料や研究費も私大の方が待遇が良いのでしょうかね・・??

お礼日時:2008/04/25 08:41

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