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先日、社長から給料を上げていただける旨の話を頂戴したのですが・・・
残念な事に、グループのオーナーから『ダメだ!』との返答。

実際、社員の給料を決めるのは、誰なんでしょうか?

私は、代表取締役社長だと思っていたのですが・・・。

オーナーって、ただ株を持っているだけで、社員の給料まで決める事って出来るんでしょうか?!

A 回答 (6件)

法律上は、取締役会のある会社であれば、従業員給与を株主総会で決議すると定められていない限り、株主総会をもってしても従業員給与をコントロールすることが出来ません(会社法295条2項)。

コントロールしようとしても、その行為は無効です。

他方、取締役会のない会社であれば、株主総会決議で従業員給与をコントロールすることが出来ます(同条1項)。

そして、ひとりの株主が発行済み株式全部を有しているときは、その株主が意思表示をすれば、株主総会を開催しなくても構わないと考えられています。

もっとも、従業員給与を不利益変更する場合には、労働基準法の定める手続を採らなければならず、オーナーの一存の不利益変更は無効となります。


したがって、御社が取締役会のない会社であって、かつそのオーナーの方が発行済み株式の全部を有しているのならば、不利益変更とならない限り、株主総会を開催せずとも、従業員給与をコントロールできます。


なお、事実上、必ずしも上記のとおりでない場合があります(違法と評価され得ます)。
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会社は株主のものでしょう。


株主から選ばれたのが取締役で、取締役の中から選ばれたのが代表取締役です。
社長という役職は会社の規定でつけているに過ぎません。
したがって、代表取締役会長と取締役社長などのような場合もあります。

給料についてですが、会社が規定に基づいて決めます。代表者はあくまでも会社の代表として判断し、その代表名で通知するだけです。
しかし、実態は、会社=株主や会社=株主=社長で規則も簡単に変更が可能ですし、無い場合もあります。ですので、会社によって会社としての判断を誰かするか、まちまちでしょう。

私の以前の勤務先の代表者は、他社のオーナーでした。その他社には社長(代表取締役)はいましたが、会社の実印(代表印)はオーナーが持っていて、すべての権限がオーナーにありました。
会社によっていろいろです。

ただ、その社長もオーナーに否定されるということは、給与決定権のすべてを持っていない上での発言となりますので、おかしな話ではあるでしょう。

私の会社では、採用の決定権は代表取締役社長が持ちますが、各社員の評価の決定権は各部署の長が持ち、その評価に従い総務が規定により給与額を算出します。もちろん代表の確認もありますが、よほどのことが無い限り、各部署の長の判断を重視します。
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ワンマン経営の会社でもない限り、普通はオーナーなり役員なりの


複数の人々(もちろん社長も入ります)が、経営状況などをみて決める
ものだと思います。

特定の人間(社長であっても)の独断では普通は決まりませんよ。

仮に社長が「給料を上げてやる」と言ってくれたとしても、他の経営
関係者(今回の例だとオーナー)に「ダメだ」と多数決で決められて
しまったら諦めざるをえないでしょうね。

社長というのは、一般的にはその会社の代表者として表に立っている
だけで、会社の経営はオーナーや株主や役員たちの話し合いのもとに
進められるものです。

なので、あえて「誰が決めるの?」という質問では役員会議で決まると
いうのが回答になるでしょうか。
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その会社の実権を握っている人に最終決定権があります。

オーナーは会社の所有者ですから法律的に最終権限を持っています。役員でないオーナーの場合、経営を社長を始めとする役員に委任しているので、普段は口出ししないのが普通ですが、運営に問題があるとなれば口出しする権限は当然あります。オーナー社長でない、俗に雇われ社長といわれる人の場合には、「私のやり方に不満ならいつでもクビにしてくれ」と言えるだけの力量があるならオーナーが口出しすることは少ないでしょうが、そこまでの力の無い社長の場合、常にオーナーの顔色を伺い、その意向に沿った経営をすることになります。
ただしこれは法的な解釈であって、現実社会では、本来の経営者が何らかの理由で表に出たくないため、名目上だけの社長を置いて実際の経営判断は直接自分がするケースも多いようです。
私の知り合いでは、以前に会社を倒産させたことのある人が影の経営者として従業員の一人を名目上の社長にしているケースがあり、この会社では社長には実質的にほとんど権限はありません。
また、グループ企業では、各会社(実質は支店)ごとにそれぞれを統括する社長(実質は支店長)を置くのが普通で、そのような会社の社長の場合、実態は支店長的なものですから、最終決定権はグループを統帥するCEO的な人(親会社の社長など)が握っているのがむしろ一般的だと思います。
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中小零細のオーナー企業は何でも口出ししてきますよ。

それくらいしか趣味ないのと違うと思うくらいに。

ただ、普通は社長=オーナーさんなんですけどね?店長なら雇われ店長で何の権限もないとは良く聞きますが。

普通の会社なら年1回人事が各部署長から査定された表をみて通常昇給額に加味するといった具合で決まるのが普通です。こういったシステムが出来上がっているきちんとした会社に入りたいものですね。

と、言った具合です。残念ですが昇給はあきらめるしかないでしょう。鶴の一声ということですね。
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社長の仕事を監視するのがオーナです。
合理的でない昇給が会社の損益に影響するなら昇給を拒否することも有り得ますね。

 
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