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1株当たり純資産の計算方法について教えて下さい。
当社は普通株式を1,000株(払い込み金額10,000,000円)と優先株式500株(払い込み金額5,000,000円)を発行しております。優先株式は残余財産の分配について普通株式より優先することはありません。
この前提で期末の純資産の部が、資本金15,000,000円、利益剰余金△13,000,000円となっている場合の、1株当たり純資産の計算は、
2,000,000円(純資産合計) - 5,000,000円(優先株式の払い込み金額) ÷ 1,000株(普通株式) = △3,000円
で正しいでしょうか?

優先株式に残余財産の分配に対して普通株式に対して優先事項がないことが気になっています。どなたか教えて下さい。よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

その計算における「優先株式」には、配当および残余財産請求のいずれについても優先する株式だけでなく、配当のみ優先し残余財産請求は普通株式と同一の株式も含まれます。



『一株当たり当期純利益に関する会計基準』41項において、いわゆる混合株式(配当は優先するが、残余財産請求は普通株式に対して劣後する株式)についても同基準上の「優先株式」に含めていることとの均衡上からも、配当のみ優先し残余財産請求は普通株式と同一の株式を「優先株式」に含めておかなければならないといえます。

したがって、「優先株式に残余財産の分配に対して普通株式に対して優先事項がない」としても、計算上「優先株式」として取り扱うことになります。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。

1株当たり純資産の金額がマイナスになってしまうので、何となく違和感があったのですが、回答をいただきまして間違っていないことが確認できて安心しました。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/05/20 10:16

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