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 現在大学院の修士課程2年で、来年度から博士課程に進学する予定です。博士取得後は大学教員を目指しています。
 そのため学会に論文を多く投稿しようと思っていますが、なかなか良い結果がでません。そもそも現在のテーマは指導教官があまり好まないものなのです。指導教官にとって、よい結果が出ないために一度やめており、外部からの依頼が来て再開したもので、丁度その依頼と、私の学部卒業研究のテーマ決定時期のタイミングがあった事でそのテーマを行うことになりました。しかし、同じ研究室のメンバーに比べ、全く結果が出ないので何度かテーマを変えたいと申し出たのですが、うまく説得させられ結局同じテーマを続けています。
 私は学問を究めたいと思っているので博士課程に進学しますが、このままで良い結果が出せるのか心配でたまりません。また、結果がでないことを指導教官に相談しに行きたいのですが、博士課程に進学するんだから自分で考えろと言われそうでなかなかできません。
よいアドバイスがありましたらおねがいします。

A 回答 (7件)

 st1234さん こんばんは



 薬科大学の修士を卒業して、今は薬局を経営している薬剤師です。

 st1234さんが現状でしなければならない事は、希望通りに進むなら博士課程に進学することですとね。そのためには多くの大学では博士課程への入試突破と論文提出(これは修士論文で良いでしょう。)と修士卒業が必要になります。もちろん大学や学部によって違うかも知れませんけど・・・。以上をこなすファクターの中に学会発表が何稿あったかと言う事は含まれてませんよね。したがって現状の結果が出ない状態での学会発表なんて考えなくても良いのでは無いでしょうか???私だって修士時代に学会発表なんてしませんでしたから・・・・。

 現状の研究テーマが誰から与えられたテーマか解りませんけど、学生にテーマを与えるのは多分その研究室の教授や準教授でしょうからその世界の専門家が与えるテーマなんですから何らかの意味がテーマだと考えられます。ですから変えたいと言わずに続けて良いと私は思います。結果が出ないからってくよくよする必要は無いと思いますよ。研究で結果って中々出ないですから・・・。
 文系か理系かで違うのかも知れませんが、理系の場合は失敗ばっかりしている研究の中から新たなことが見つかる場合だって有ります。例えば島津製作所の田中氏がノーベル賞を受賞しましたが、これは上司から言われた事と違う事をした結果からノーベル賞に繋がる新たな事が見つかったわけです。世界初の抗生物質で有るペニシリンを発見したフレミングだって、本来ふたを閉めるべきのシャーレのふたを閉め忘れた事からペニシリンを発見するわけです。どちらの例も失敗から新たな事を見出した例です。この様に失敗は失敗で良いわけです。失敗した結果を失敗と言う事で終わらせず、失敗した結果から見えるものは何か(自分がドジで失敗したと言う事ではなくてね)を見つめていれば良いのだと思います。
 ですから他の院生と違って結果が出ないからと言う事でくよくよしないで、結果が出ない理由を追求されてはいかがでしょうか??そうする事で新たな事が見えて来る可能性も有ると思います。

 私の例で言えば学部の卒論の為の実験が似ている状態でした。恩師の担当教授の共同研究者からの依頼された化合物(実際に販売されてない物)をKg単位での合成すると言うものです。この合成過程は既に論文発表されていて誰でも簡単に作れる内容でした。論文上は原材料100g使えば希望の化合物が30g位作れると書いてあったのですが、私が初めて手がけた時は10gも作れませんでした。何でだろうと考えて論文を読み返しても違った事はしてないし・・・・。教授からは「材料が勿体無い。何とかならないか・・・」と言われるし・・・。そこで何を思ったか、論文に書いてない事をしたらどうだろうと思ってしまったんです。論文に書いてない所で冷してみたり色々な事を試行錯誤してみたんです。そうしたら徐々に生成量が増えてきたんです。この様に失敗から色々な事を考えれば成功に繋がる何かが見つかるかもです。ですから結果が出ないと言ってばかりいないで、結果が出ない理由を追求する事は必要でしょうね。
 それとこんな事を言ったらst1234さんは怒ってしまうかも知れませんが、たかが修士論文です。研究者としての駆け出しの者が結果を求めなくても良いのではないでしょうか??結果が出ないと言う結果を纏め、なぜ結果が出なかったかを追求する内容の論文を記載する事で修士論文として立派に成り立つと思います。そう言う方法も有りかと私は思いますよ。

 以上を纏めて考えると、何も担当教官に「テーマを変えて欲しい」と言わなくても十分大丈夫だと思います。

 以上取り留めの無い事を長々記載しましたが、何かの参考になれば幸いです。
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まず、何か引っかかるので。


結果に「良い」「悪い」はありませんよね?
自分が思っていたい新しい発見か、
当たり前だよねと思われる既知のことか、新しい発見が無かった結果
であるだけです。

どちらにも作為は無いものですよね。

結果がでないと落ち込むのは当たり前です。それが怖いから複数の経路を作ってどれかが当たるようにしたり、必死で勉強して新しい発見を推測したりします。

落ち込まなくてすむように、
勉強する
複数仕掛ける

落ち込んでも、それを打開するために
勉強する
複数仕掛ける

これ以外無いと思います。

精神面は、
飲んで忘れる
気分転換する
ミーティングする

人それぞれだと思います。

どんな仕事にも困難はあると思います。それらを克服するために行うことと研究は特別変わりはないと思います。

それを「やれるか、やれないか」は向き不向きであるので仕方が無いです。

あと、「悪い結果」は学会や論文で発表することはほとんどありません。
後進が「同じことを繰り返さないように」データとして何らかのことに残すことはありますが、それが「業績」=「論文」=「発表」にはなりません。(万が一出来たとしても超レベルの低いところになります)

修士課程はそれで卒業出来ます。しかし、博士課程は卒業できません。

ですから、みんな忙しいです。
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何の仕事にしても、悩んだり落ち込んだりするのは当然です。



こと研究活動に関して、特に実験を行う研究の場合、
結果が出ないことが自然の摂理かもしれないのです。

そんな中で結果を出していかなければ生き残っていかないということから、
いろいろな可能性を考えたり、いろいろな方法を試したりと
どれも結果がでる保証は無いので必死でやっているのです。

研究者に休みはないというのはそういうことなのです。

問題に直面したときの解消法は人それぞれだと思いますが、
対策を勉強して考える、方法を変えてみる、しばらく時間を置いてみる、
などなど、支えているのは夢と熱意であると思います。

それが出来ないのなら、向いていないということで辞めるか他の職を探すということになります。
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私は基礎医学の研究室で大学教員をしています。



>博士取得後は大学教員を目指しています。
 そのため学会に論文を多く投稿しようと思っていますが、なかなか良い結果がでません。

では、業績(論文)を稼ぎたいから、結果がでる課題をくれ、ということでしょうか?もし、そう思っているのなら「甘い」です。
論文になるために、論文が成立するために必要な図(結果)が得られるのに、その何倍の研究活動をやっていると思いますか?
もちろんその中には、結果が出なくてテーマ自体がなくなったものもあります。それを含めると、論文を1つあげるのに「簡単に」いくことはありません。

>全く結果が出ないので何度かテーマを変えたいと申し出たのですが、うまく説得させられ結局同じテーマを続けています。

どのような話し合いでしょうか?それは質問者様が「結果」を持って、それに基づいた話し合いでしょうか?そうでなかったら、「甘い」です。

もし、「結果」を持って話し合ったのなら、教官は「何を根拠にして」説得したのでしょうか?その「根拠」を突き詰めて「結果」を出して再度話し合うことです。
どうして結果が出ないのか?考えられる可能性を研究し尽くしてダメだったらダメでしょう。しかし、それをやっていないのに、理由無くそのテーマを捨てることは大御所の教授になるまで出来ません。

何事も汗水かいて出した「結果」をもとに話し合いましょう。
それをしないのに研究者になるなんてお笑いですよ。

ちなみに、世の中、実験と理論がきれいに一致する研究している人ばかりではありません。一致しない結果も沢山得られているけど表に出せないだけです。数ある失敗の中で、実験と理論がきれいに一致する研究をした人が生き残っているのです。
あと、貧乏くじなテーマを与えられることはあります。その場合、確かに論文にはなりません。ですから、No1様のおっしゃるように「そのテーマはダメであるという根拠」を追求して見切りを付けるところは就けなければならないのです。
会社では、その見切りをつける為に人員を動員して「結果」を得るようにします。立ち行かないテーマをやるのは「お金の無駄」になるからです。

>よい結果が出ないために一度やめており、外部からの依頼が来て再開したもので、

なぜ良い結果がでないのに、依頼が来たのか?どのようなことを確かめてほしいのか?
全く状況がわかりませんが、やることは1つです。
その求められていることは出ないということを、「納得させる結果」を提示することです。

それが出来ない、やりたくないということでしたら、大学教員はやめておいた方が良いです。また、研究職自体もやめた方が良いと思います。

この回答への補足

ありがとうございます。

ご意見を聞いて、自分の「甘い」ところをあらためて見つめなおすことができ、またやる気が出てきました。
今は、現在のテーマで必ず結果をだしてやろうと考えています。

お伺いしたいのですが、学生時代や大学教員になられてから、研究を進める上で良い結果が出なく落ち込むことはありますか?
もしあるとしたらそのときはどのように(精神面も含めて)乗り切っていますか?失礼でなければ教えてください。

補足日時:2008/05/30 02:07
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都合の悪いデータも立派な研究成果。



その都合の悪いデータを並べて論文や発表して、他の人の意見を
仰げばいいんだよ。

世の中、実験と理論がきれいに一致する研究している人ばかり。
これはある意味、よくない。データのねつ造をしているバカ研究者より、
あなたの研究はよっぽどまし。

社会の要求があるから、あなたの研究がある。
ふつう、会社なら、うまくいかないと、人員を増員して、
力づくで解決する。大学はそれが柔軟にできない。

あなたの研究は貧乏くじの研究かもしれないし、
今後3年でまとまらない場合もある
でも、うまくいかなかったにしろ、その間の成果を
まとめておく必要がある。先駆者というのはどうゆうもの。

この回答への補足

ありがとうございます。

都合の良いデータを発表することだけが研究ではないですよね。
学会であまりよくない結果を発表するとういうことは結構行われていることなのでしょうか?

補足日時:2008/05/30 02:04
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どのような分野で頑張っているのかわかりませんが、私からのアドバイスです。


研究されている分野に関連した文献はどのような状況でしょうか?
国内や海外の論文であなたがトライされている研究がどのような位置にあるのでしょうか?
どのような研究であってもその分野に関した研究には先駆者がいるものです。特に外部から依頼された研究であるならば、何か解明すべき社会の需要があるのですから一概に無意味な研究ではないでしょう。
前の回答者が書かれたように、ネガティブデータにはその理由があるはずです。
多くの研究は成果が出ないと無意味だと思っている研究者もいますが、ネガティブデータは後塵の研究者にとってもとても重要性です。
私の分野ではCochrane Libraryというデータベースにおいてネガティブデータも貴重な情報となっています。
成果が出ない理由を解明することや似たような研究に用いられている異なった方法でトライすると、違った結果が得られるかもしれないでしょう。
このようなアドバイスは本来、指導教員がすべきかもしれません。
指導教員に、なぜ成果が出ないのか。そして他の方法でトライしてみる根拠が示せれば、あなたはその教員から研究者として評価してもらえるのではないでしょうか?
頑張って研究を進めてください。

この回答への補足

ありがとうございます。
ネガティブデータがとても重要だというお話は参考になります。

今のテーマが世の中に必要とされているということははっきりとわかっています。今はテーマを変えようとは考えていません。ただ結果がでないととても落ち込んでしまいます。研究者の方々は同じように落ち込んだりしているものでしょうか?

補足日時:2008/05/30 01:57
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何が原因で結果がでないのでしょうか?



質問者様の努力不足でしょうか?
そもそも見当違いの実験をしているからでしょうか?

テーマをかえる時というのは、
このテーマでは結果が出ないことを証明されたときに、はじめて見切りを付けてそのテーマを辞めて、違うテーマにするのです。

質問者様は、そのテーマでは結果がでない、ということを他人に納得させるだけのデータを取りましたか?また、取ろうと考えましたか?

それをしないで、結果が出そうも無いと雰囲気だけで言ってもしょうがないです。博士過程に行こうとしているのならなおさら。

「やはり、これでは結果が出ない」と納得させる結果を示すことです。
理論的に考えて実証する。「なるほど、やっても意味が無い」と納得させもしないでテーマを変えろとはダメでしょう。

私だったら、時間がもったいないので手早くそんなテーマを見切るための結果を突き出してやります。

この回答への補足

ありがとうございます。

確かに、今のテーマでは結果が出ないと納得させられるようなデータは取っていません。むしろ今はこのテーマで絶対結果をだしてやると考えているので、テーマを変えるつもりはありません。ただそれでなかなか結果がでないので不安になったり結構落ち込んだりしまいます。研究者のみなさんは同じように悩んだり落ち込んだりしていらっしゃるのでしょうか?
もしなにかご存知でしたら教えてください。

補足日時:2008/05/30 01:48
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