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今、学校の設計製図の授業で「都市型救急病院」という課題がでているのですが、
所要室の条件に検査部門として
(1)X線 イ 一般X線室 透視室  
    ロ CT(頭部断層)撮影室
    ハ X線TV透視室
    二 MRI(磁器反応検査)
      MRI専用空調機械室(シールドつき)
    ホ フィルム整理室
(2)検査 イ 生体検査部門(超音波室、脳波室、心電図、エコー室、内視鏡室)
    ロ 検体検査部門
とあるのですが、救急の場合は(1)の方しか使用しないのでしょうか?
一般外来の患者と救急の患者との動線がうまくいかないのですが。どれがどの近くにあればよいのかアドバイス下さい。
又、それぞれの諸室の大体の広さも教えてください。

A 回答 (3件)

病院関係の建築に係わる立場の人間として



都市型救急病院と言うのではあまりにも漠然とした条件と感じます。
上記の様な分け方ではうまく行かないと思います。

そこで、条件として
1.患者の搬出入ルート
2.人間の検査(歩いて対応できる場合・ベットで搬送する場合・保護が必要な
場合)でも分けて考える必要が有ります。
3.物の搬送を考慮する。
検体搬送・カルテの搬送(電子化を目指して)・薬品等の搬送等
4.バックヤードの確保
機械室等々の部屋は案外大きなウエイトを占める場合が有ります。
5.空調条件の確保
なぜなら、清潔エリアが必要で有ったり、患者のシャワー室が必要に
なったり、場合によっては床を厨房の様に水洗いが必要な場合も有る。
6.各患者のプライバシーの確保
例えば、風邪の患者と瀕死のけがをしている方を同じ場所で対応する事が
ないように。
7.通信設備に対応できていること。

各々の各部屋の条件を羅列し、患者の移動動線と職員側の移動動線を結び、どのような配置が良いのかで検討すると良いと思います。
その時、どうしても理想型の状態を考えがちですが、救急処置ですからその範囲での対応が出来ること。になります。

上記のX線系の設備は使う病院と使わない病院とが有ろうかと思います。
X線設備の部屋は、重装備になります。部屋の中で処置を行える設計にすべきです。
検査では、生理検査系の機器は移動できる物が多いので、部屋は共用出来るはずです。ただし、内視鏡検査とは分離が必要です。
検体検査系は1室有れば良いのではないでしょうか。
案外問題なのは、トイレです。患者用・職員用それぞれ必要箇所に配置しなければなりません。

要は、どのような方を受け入れるのか、どのような処置を施すのかが一番の要因になります。日常の診察と救急系を同じで対応するのか、分離して設けるのか、その点も大切です。それに、最近は日帰り手術とか、外科的対応が主体となっています。

建築系の雑誌には、各県の中央病院の平面図等が良く出ていますが、何らかの参考にはなります。

貴君の考えたコンセプトが一番の条件かも知れません。
検討を期待しています。
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この回答へのお礼

1~7の条件で考えればいいのですね。ありがとうございました。建築計画の教科書には私立病院の平面が載っていたのでそれは参考にしてみたのですが雑誌の方も探してみます。
今回の課題の病院は今までにない結構規模の大きなものでそういうものは初めてだし、病院で入院もしたことがなく、縁の遠い存在だったので未知の世界でとても難しい!
がんばります!

お礼日時:2002/11/18 02:20

救急医療の内容を調べてみると自ずと分かってくると思います。



救命救急室から必要とされる検査室や手術室へは、同一フロアもしくは専用の搬送用エレベータが設備されることが必要と思います。
したがって、一般患者さんと導線が重ならないようにするには検査室をはさんで相反する位置にエントランスを設けるのがいいと思います。
また、単純X線検査はボータブル装置でも充分なのであえて搬送箇所に考えなくてもいいのではないでしょうか。

私が知る範囲の救命救急などを受け入れている施設では、救急専用の検査室や通路を設けているところが多い印象を受けます。

ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

わかりました。調べてみます。
病院というのは外来患者、職員、入院患者、救急患者の動線をそれぞれ考えなくてはいけないのですごい大変なんですね~!
参考になりました。

お礼日時:2002/11/18 01:52

設計については全く無知ですので実際の運用をするたちおばから。



>救急の場合は(1)の方しか使用しないのでしょうか?

『部屋に関しては』です。2)に含まれる検査器具は使いますし必須です。(超音波=エコーだからね^^;)内視鏡もエコーもポータブルなタイプを使いますのでわざわざ~室まで移動させたりしません。X線についても場合によってはポータを使いますが、CTやMRIはそんなのは無いので大学病院などですと大変なんです(研修医は『荷役夫』です)

一般患者と救急患者は出来れば入り口から全て動線を重ねず変えていただくような設計をしてください(希望)
一般患者への心理的な影響もそうですが、一般患者を必要時に締め出せる構造も必要です(プライバシーの関係で)
昔大学病院の改築の際にそう希望を出しましたが完璧に無視されました(笑)…これを実現するには金がかかります。

例えば『コ』の字型に必要な検査室を配し、中央に救急処置室を配置、空いている一部はICUへつなげ、もう一箇所を搬送ルートに当てる。そんなのを提案したことがあります。救急処置室に患者が搬送された時点で各検査室の反対側の扉を施錠すれば処置室を中心とした閉鎖空間が出来ます。普段は反対に処置室側を閉鎖すれば一般利用できます。部屋の広さについては…標準がどのように規定されているのかわかりませんが一般に使う側としては巷に存在する処置室は『狭い狭い』と連呼しておきます。機材が無ければ広いのかもしれませんが救急は人海戦術だし道具も必要なモノを集めれば手術室以上の広さは絶対に必要です(手術の時はあらかじめ必要な品物がわかっていますから入れ替えが出来ます。手術室での緊急時は扉の外に人が溢れます・・・)
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。救急用の扉と一般用の扉を両側に設けて動線を完全に分けるというのがすごくいいと思いました。
その場合はやはりスタッフはどちらも救急の方から出入りするように考えた方がいいですよね?今外来の部分が大体位置付けできたので検査部門の方をその方法で少しやってみようと思います。

お礼日時:2002/11/17 15:06

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