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大学のゼミで性犯罪についてのレポートを取り扱うことになりました。
そこで書籍を探しているのですが、性犯罪の加害者側の心理を主に取り扱っている、皆さんのお奨めの書籍があったら、是非教えていただきたく思います。
よろしくおねがいします。

A 回答 (2件)

「性犯罪の加害者」と言えば、


比較的ホットな話題の
「光市母子殺害事件」を避けては通れないでしょう。
たとえ数行でも、この件については個人的見解を
述べるべきとも言えると思います。
(参考書籍)
なぜ僕は「悪魔」と呼ばれた少年を助けようとしたのか
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%83 …

一般的、「性犯罪の加害者の心理」については
性犯罪の心理
http://www.amazon.co.jp/%E6%80%A7%E7%8A%AF%E7%BD …

更に、「人間の性」という根本的課題まで推し進めて
考えるならば
性と犯罪の心理―人はなぜ「性」に支配されるのか
(人間を読む)
http://www.amazon.co.jp/%E6%80%A7%E3%81%A8%E7%8A …

余談ですが、大学のゼミで「性犯罪」をテーマにするにつき、
やはり「人間の性」そのものの問題はどうしても避けて
通れません。そこに踏み込んで考察してるか否かは、
論述の深みに関わってきますので多少照れくさくても、
核心部分として触れるべきだと思います。
ex)
「性犯罪の加害者」を取り扱うにつき、
従来の刑法理論(偶発的犯罪人説)・・・
全ての人間の中に犯罪への可能性を
認めていて、一見冷酷な中にも、裁く者&罰する者と
裁かれる者と罰される者の間に共通の人間的基盤を
見出す萌芽が含まれているとする考え方。
すなわち、最近話題の
「ストーカー 下山芳晴 裁判官(宇都宮地裁判事)」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080522/cr …
 しばらく前に弾劾裁判によって裁かれた(罷免)
「児童買春 村木保裕 裁判官(東京高等裁判所判事)」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%BE%E5%8A%BE% …

という 本来であれば「裁く者&罰する者」といえども、
性犯罪の要素が隠されているという事実。

また
イタリアの精神病学者&医師チェーザレ・ロンブローゾ
が提唱したロンブローゾ理論(生来的犯罪人説)
・・・犯罪者を生まれつき普通の人間と違った存在
として「異類」視する考え方で、その根拠として
解剖学的統計上、
犯罪者の脳が(通常人と異なり)小脳の一部が下等な
脊椎動物に類似していることをあげています。

この両者、「偶発的犯罪人説」と「生来的犯罪人説」の
対立が性犯罪においても究極の対立点と捉え、
「人間性の本質」の点では、前者を性悪説(人は誰しも生まれつき
悪人であるとする立場)からの帰結、後者を性善説(人は誰しも
生まれつき善人だが、犯罪者は病的素因を有して生まれて
きたにすぎない)からの帰結と捉える事も可能でしょう。

更に、第三の立場として、イタリアの刑法学者エンリコ・フェリ
が、「生来的犯罪人説」を発展させ「犯罪は社会の産物だ」
という、いわば「後天的&社会的犯罪人説」についても
触れるとよいでしょう。

この「偶発的犯罪人説」「生来的犯罪人説」
「後天的&社会的犯罪人説」については
法学ことはじめ
http://www.amazon.co.jp/%E6%B3%95%E5%AD%A6%E3%81 …
の54ページからの「犯罪と人間の本性」に詳しく
記載されております。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

非常に参考になりました。
特に参考になったのが作田明氏と小田晋氏の著作でした。
おかげさまでレポートを無事に仕上げることができました。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/06/20 14:45

<性暴力の理解と治療教育>


http://www.amazon.co.jp/%E6%80%A7%E6%9A%B4%E5%8A …

http://209.85.175.104/search?q=cache:7a6c4ZB6olE …


の <論文審査の結果の要旨> のところに<支配や優越感・強さ>といったキーワードが書かれています。

これは、「自分は神だ」と言って人を殺すことにも言えると思います。
この本は臨床心理士の視点から書かれていますが。


人類が犯した殺人の中で、一番の死亡原因は、癌とか脳卒中とかではなく宗教だと思えます。
宗教は支配する側とされる側の関係の了解で成り立っています。
その了解が成り立たないと、殺人になっている。

「自分は神だ」「悪行をこれ以上させないために殺してやった」「神が望んだ」など宗教信者が言い、殺すことに何のためらいもなくやり、やった後も英雄気取りでいられるのも、宗教を隠れ蓑にした 自らの支配欲・優越感・強さの誇張 によるものだと思えます。


従って性犯罪の衝動の本質は、他の殺人と同様の支配欲かもしれません。

殺人のほとんどは男です。
女性も殺しますが、男に比べて圧倒的に少ない。
しかも、その数少ない女による殺人の動機が、男に言われたから とか そうしないと男が自分から離れていってしまうから とか男に支配されるために殺人をやったケースが多い。

Y染色体の種の保存のための暴力性も見逃すことはできない。
暴力と性は紙一重。
両者の間に了解が無ければ、暴力になってしまう。


<脳が殺す>
http://www.amazon.co.jp/%E8%84%B3%E3%81%8C%E6%AE …

連続殺人鬼を25年間調査した筆者ですが、筆者も連続殺人鬼の脳を持っている。が、殺さない。
どうして一方は殺し、もう一方は殺さないのか について書かれており、条件がそろわないと、例え殺人ライセンスの脳を持っていても、殺人をしない という説です。

虐待体験もキーワードになっており、虐待されたトラウマがやがて逆に人を支配したいとう衝動を生み、その欲望に抵抗する術を持てず(脳ゆえに)、人を支配しつづけようと、殺していくのかもしれません。
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この回答へのお礼

遅ればせながらお礼を。
何とかレポート終わりました。
参考になりました。どうもありがとうございます。

お礼日時:2008/06/20 14:43

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