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なんか有名そうな一句ですが、「どけき」の意味が分からなくて… 
どうか教えて下さい。

A 回答 (4件)

こんにちは。

3/19のご質問以来ですね。

だいたいの回答は出ていますが、少し補足します。

ご質問:
<「どけき」の意味が分からなくて>

1.これは「のどけき」のことです。

2.「のどけき」は形容詞「のどけし」の連体形です。

3.連体形として体言「春の日」にかかっています。

4.「光」は「のどけし」の主語になっています。つまり、この部分は「光がのどかだ」という状態を表す文になるのです。

5.古語では主語と述語の間の格助詞「が」「の」などが省略されることがよくあります。
例:
「水冷たし」=「水が冷たい」
「春遅きに」=「春が遅くて」

6.ご質問文の「に」は時を表す名詞(ここでは「春の日」)につく格助詞として、句全体が連用修飾語になり、主文にかかっているのです。

7.以上から全体の意味は
(直訳)「光がのどかな春の日に」
→(現代語訳)「太陽の日差しがほんのり穏やかな、ある春の日に」
となります。

以上ご参考までに。
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古今和歌集に収められた紀友則(きのとものり)の和歌「ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ」ですね。

百人一首に選ばれています。「日の光のうららかさにさす春の日に、どうして落ち着いた心もなくそんなに桜の花は散るのだろう」といった意味になります。

「どけき」で区切ったのでは意味がわからなくて当然です。「光」+「のどけき」の形なのです。「のどけき」は「長閑けし」の連体形で、「のどかな 」という意味です。


以下のURLも参考にしてみてください。

  http://waka.or.tv/utae/haru2.html

なお、「ひさかたの」は、「光」にかかる枕詞です。枕詞は、訳しません。
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「どけき」ではなく、「のどけき」です。



「のどかな」という意味です。

(とてもつまらない参考ですが「ぎなた読み」で検索を試してみてください。面白いですよ)
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「光のどけき」は「光ののどかな」の意味です。


「のどけき」が「のどかな」を現しています。
「光の」+「どかな」ではなく、「光」+「のどかな」です。
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