天皇陛下万歳といって、敵国と戦い亡くなっていった方が大勢いた。どうやっても勝つ公算のない国の威信のためだけの戦いが至上命令だった大東亜戦争(戦中のナショナリズムが生み出したこのことばは、今では決して使われることのないことばですが、そういうことばに集約された意味を噛みしめたいのであえて使わせてもらいます)。勝利に結びつくのであればと願い自分の命を捧げることをいとわないことが当たり前だったことは、命を粗末にする行動をとることしか許されなかった人たちがいたことは信じがたいことです。個人としての自分に挫折し将来を悲観し死ぬことはできても、誰かのために日本の将来を願い死に望む、国のために死ぬなんて、きわめてナンセンスなことですが、そうせざるを得なかった人たちがいたことをどう見るか、あえて問いたい。社会全体が戦争を肯定しているときに、戦争反対って、国のためになんか死ねないって、あなたは言えますか?それを言ってもいい世の中を醸成させることを、個人が何も言えなかった過去の過ちを風化させないために、戦争中の庶民の気持ちに感情移入してみることで何か考えられるのではと考えましたが、難しいですね。
A 回答 (10件)
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No.10
- 回答日時:
真に愛国心に満ちた人々が国のために戦っているのであれば、私も戦います。
それが建前でも構いません。その建前を尊重しましょう。建前は嫌々ながらも必要なものです。併し乍、今日の日本人を見るに、「国のために戦う(死ぬ)」などと云うことを言う人は些少かと思いますし、「我が国を愛している」と真面目な顔で言う人も少ないでしょう。その様な人達を生かすために「お国のため」と建前を張り、戦い、死ぬのは真っ平御免です。何故なら、その様な人達は、「日本の国土」が守られたところで「日本の文化を継承していこう」とは思わないだろうからです。その様な人々を生かして死ぬくらいなら、土地が余っている国に移住して(適当に結婚して国籍を貰い、)、其処に「リトル・トーキョー」でも造って、「昔、日本という素晴らしい国があってね」と子々孫々に語り伝えます。
因みに社会全体が「戦争賛成!」と言っているなら、それはそれで良いんじゃないでしょうか。戦争が絶対悪なのは、とってつけたような人道的な理由じゃなく、ただ戦争がイヤになっただけです(ヨーロッパの歴史とEUを見よ)。少数の「戦争反対!」の意見が通る世の中は、反対と賛成が逆になる可能性もあるので怖いです。衆寡は敵せず、あぶれ者は最終的には弾かれる世の中が健全だと思います。その最終に至るまでの道筋が、正常であるか、狂気であるかが、一国の倫理としての健全を測るバロ・メーターではないでしょうか。
乱文で失礼いたしました。
No.9
- 回答日時:
天皇陛下万歳と叫んで死んだ人とお母さんとつぶやきながら死んでいった人の差ってどこにあると思いますか?
それは死んだ状況ですよ。万歳して即死すれば内心はどうであれその通りだし。万歳と言ってケガして少し時間をおくとお母さんとつぶやきながら死んでいきます。
特攻隊員は必ずしも戦果を挙げたと言えません。その多くは軍艦に体当たりする直前までに撃墜されて終ってます。それだから米兵はなんとも思わなかったのか?と問えばそれはNOです。彼らは自ら体当たり攻撃する異質な概念に恐怖しました。これは今のイスラム原理主義過激派のテロに対する我々の恐怖と同じです。個人的には特攻隊員達は日本を護る事と自分達に続いて立ち上がる者達(特攻に限らず戦争が終った後の日本を護る人々でも良いでしょう。)がいると信じたからこそ前に進んだのではないかと思います。少なくとも私が同じ立場に立ったならばそうでも考えないと前に進めません。
それに日本では学徒動員がありましたがアメリカではそんなものはありませんでした。一つは人口が多かった事もありますがもう一つは動員しなくても自ら進んで志願した若者が多かった事もあります。
私は国の為に死ぬのがそこまでナンセンスとは思いません。今仮に日本が他国に蹂躙されれば国土の面積・人口とその偏り・食料や資源の点から見て一千万人単位で使者が出るでしょう。そして生き残っても難民となれば一億人規模となる訳です。現実問題としてそんな多くの難民を受け入れる国家があるとは思えません。あったとしてもすぐに弾圧されるのが目に見えています。そしてその中に私の家族や友人が混ざっていない保障はどこにもないでしょう。何もそこまで悲観しかくてもと思うかもしれませんがかつてのユダヤ人や今のクルド人やパレスチナ人問題を見ている限り私はそう考えざるをえません。
悲観はそれなりの準備や覚悟はできますが外れるに越した事は無いでしょう。後で笑い飛ばせばそれで済む事ですし。
流石に私は歳を取りすぎているので現役の兵隊は無理ですがそれでも別の事で役立ちたいと思いますし何も無くても次の世代の代わりに死ぬ事はできるでしょう。それで後の時代から無駄死にだったと哂われればまぁそれまでです。しかし少なくとも哂うのであれば平和で赤の他人の為に死ぬなんてアホだという時代の証拠だと思えば納得は出来るでしょう。 死なずに済めばそれが一番良いのですがね。
No.8
- 回答日時:
>お国のために死ねますか?
いやー、死ねません。
結局、家族や町の人の為って思って死んでいったんだと思いますよぉ。
絶対政治体制や政府の為にって事じゃないと思う。
死ぬ時に思い浮かぶのは国家体制じゃなくて、子ども時代の思い出やおかぁちゃんの事や近所の淡い恋を抱いていた幼なじみの事じゃないかなぁ。
でも
>社会全体が戦争を肯定しているときに、戦争反対って、国のためになんか死ねないって、あなたは言えますか?
これも言えない。
当時の状態で自分だけそれを言うのはきびしいでしょうねぇ。
>国のために死ぬなんて、きわめてナンセンスなことですが、
そんな事が二度と起こらないようにみんなで目を光らせて、みんなが右向け右にならないようにするしかないですねぇ。
No.7
- 回答日時:
お国のためっていうか、そういう建前で
実態はその時の政治体制(政府高官、官僚、とそれと結託した大企業の幹部)のために死ぬんだよね実際は。
(死ぬ本人はそんなこと全く知らずに崇高な気持ちで死んで行くんだろうけど)
感傷に浸るのもいいけどそればかりだといつまでもネギカモになってしまう。
裏の世界でどう操作されているか、意図は何かを、勉強することが大切だと思うんだ。
将来社長になったときにどうやって従業員に不満を持たせずにかつ搾り取るかの勉強にもなる。
No.6
- 回答日時:
>お国のために死ねますか?
こんなの、
一番楽な選択肢んですよ。
「おつむ」の豆電球が「ブチン」と切れた後は英雄です。
勝利の為にお国の為に戦えますか?
硫黄島では40度を越す気温と高い湿度の洞穴の中で
ずっと戦闘してました。
ヤケドや銃創が化膿する。皮膚病が大流行。
食料も僅かで水すら不足している。
結局、飲まず食わずで洞窟内を放浪。
足元の泥水が貴重な飲料水になった。
餓死するまで戦闘。
結局、占領日時をはるかに経過しても
「生きている」「抵抗して来る」人間がいたものだから、ポンプで洞窟に海水を流し込む。
更にガソリンを流し込んで火を点けた。
大ヤケドを負ってガソリンの匂いのする海水に浮いていた所を
捕虜になった人がいます。
死んだ人間には悪いけど、あれが一番楽だと思ったよ。
だって苦しくないんだもん。
No.5
- 回答日時:
国というのは、現段階では個人に対する究極の安全保障です。
国という仕組みがあって初めて、医療保険とか福祉政策とか学校教育とかが成り立つのです。また外国に個人が行く際に、パスポートや大使館が安全を確保し保護してくれるのも、国があるからです。戦争は国という枠組みを危うくする非常事態のひとつです。第二次大戦の時に、日本人が不幸だったのは、それまでの日本の歴史上外国に攻められ占領されるという経験を有していないために、戦争に負けたら日本国自体が全てなくなるとほとんどの市民が考えたことです。
国が無くなる=生活も無くなるだから必死に戦う、負けたらなにも残らないなら、1億総玉砕しても同じ、と考えたのでしょう。
他国なら侵略されたり、侵略したりして国境を規定し、国民も政府に対する要求の仕方を知っていますので、国がなくなっても、生活自体が無くなるわけではないことぐらい知っているのですが、当時の日本国民はその点が想像できなかったのではないかと思います。
(だから逆に敗戦後、すぐにまっさらな状態になって平和・平和といえたのだと思います)
私には子供もいますし、妻もいます。職業軍人による軍隊(自衛隊)が他国の侵攻を停められないなら、自分の身内を守るために戦うことは厭いません。それが結局、国を守ることにもつながります(たとえば銃などは国が支給してくれなければ戦えませんから)
後世のわれわれから見て、太平洋戦争に突入していく時代を考えたときに忘れてはならないのは、国民の責任です。
軍事統制が段々厳しくなっていったといっても普通選挙は行われていたのですから、「戦争反対」という意見が国民の多数を占めれば、戦争に突入していなかったかもしれません。
もちろん歴史にifはないのですが、国民自体が個人ではイヤだと思っても、それをきちんと表明しなかったのは、国民全体の責任とするべきでしょう。
ドイツの国民がナチスドイツ時代を今でも反省し続けるのは、ナチスドイツを生んだのが国民である(選挙の結果)と認識し、ナチスを生むような芽をドイツ国民が持っていると自覚したからです。
私は自分の子供と妻のために、ひいては国のために死ねると思っています。
しかし同様に、無駄な戦争・必要な戦争になりそうなら、それこそ死をかけて停める努力も必要だと思います。それが国民の責任です。
No.4
- 回答日時:
軍人が、職務上の義務として忠誠を誓う国家の為に命を投げ出す(無為に死ぬ事には不同意ですが)事は理解できます。
しかし、私は軍人ではないので、そのような義務はありませんし、国家も私にそれを求める事は出来ません。勿論、要求されても断ります。あの時代の異常性は、そのような法的義務の区分が曖昧になり、全国民に軍人の義務が要求された点にあります。あの戦争を、社会のほんの一部である軍隊だけの悪事であると捉える人も多い現代日本ですが、どんな事情であれ、日本社会全体が軍の背中を押したのが、あの戦争です。そして、その流れは気付かない内に、少しづつ進行して行きました。全国民の心構えが、長い時間をかけてあの戦争に集約して行ったと言えるのです。
一般市民が一般市民に向かって「お国の為に死ねますか?」などと問う風潮こそ、日本社会が軍人の社会的・法的位置を見失っている証左です。つまり、また同じような過ちを繰り返す土壌が既に醸成されている、と言えるでしょう。挙句には、自国社会の進歩・改善に力を尽くす事を端から放棄して、外国に逃げ出す算段を最初に考える国民まで存在する始末です。我々は、あれからなにも進歩していないのではないでしょうか。これでは、あの戦争で死んだ者は全くの犬死です。
No.3
- 回答日時:
>個人としての自分に挫折し将来を悲観し死ぬこと
の方がよっぽどナンセンスですね
自分だけのことしか考えられないちっぽけな人間と見えます。
人間のみならず生きる全てのものは“だれかの為”に生きている
お国の為にと言われれば引いてしまいますが
その国で生きている親族、恋人の為にならば
命をかけて自らのできることをして行くでしょうね
その中でできることならば自らも生き残る道を見つけたい。
No.2
- 回答日時:
戦争に行った経験のある祖父の話では、特攻隊として散っていった多くの若者も含め、「国のため」というようりも「国に残った愛する人たちのため」という人が多かったそうです。
つまりは、母親や妻子、恋人、兄弟姉妹などのためですね。(基本的には母かな?)口では「お国のため」としか言うことができませんでしたが、心の中は必ずしもそうではありません。戦争を始めてしまえば、勝つか負けるかです。あの当時は、負ければ植民地化されて蹂躙される可能性もあったでしょうから、危機感は今の比ではなかったのではないかと推察します。敵方に捕まれば、非人道的な拷問に合うと信じられていたというような話も祖父から聞いた話にありました。ですので、ほんのわずかでも愛する人を助けることに貢献できるのであれば、死地に赴くのも止むなしといったところではなかったのでしょうか。
実際のところは、そんな思い切りのよい人ばかりでもなかったらしいですよ。やはり、死にたくはないですし。
No.1
- 回答日時:
国のために死ねと言われたら、絶対に逃げる。
今でも日本を捨て他国での生活を計画してるのに、戦になったら1番に逃げ出す、「国のために死ねと」と言われる前に絶対に他国にいる
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