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 (1)強磁性体では大きな磁界をかけることで磁束密度が飽和磁束密度まであがり、(2)その後磁界を0に戻しても、磁束密度は0に戻らず残留磁束密度まで戻り、(3)最初と逆向きに磁界をかけることで磁束密度を0にすることができ、(4)逆向きに大きな磁界をかけることで逆向きの磁束密度が~となることはわかりました。(イメージ的には「紙をクルクルまるめて離してもある程度まるまっている」のようなとらえ方をしたのですが大丈夫でしょうか?)
 そこで質問なのですが、上記(3)の過程の途中(磁束密度が0になる前に)磁界を0に戻してやると磁束密度はどのようになりますか?また(3)の過程を終えた時点で、(4)の過程に進まずにまた磁界を0にしてやると、磁束密度はどのようになりますか?
 ()内のイメージ通りに考えると両方の場合で残留磁束密度まで戻るという結論になってしまうのですが…どうにも不安で、回答してくださる方、よろしくお願いします。
 

A 回答 (2件)

>>上記(3)の過程の途中(磁束密度が0になる前に)磁界を0に戻し


>>てやると磁束密度はどのようになりますか?また(3)の過程を終え
>>た時点で、(4)の過程に進まずにまた磁界を0にしてやると、磁束
>>密度はどのようになりますか?

上記のような操作は、永久磁石の交流消磁法で用いられる方法です。このときのヒステリシス曲線をマイナーループといいます。下記URLの第34図を参考にして下さい。

参考URL:http://www.yamani-shoji.co.jp/NEC-TOKIN/Japanese …
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この回答へのお礼

非常に参考になりました、ありがとうございます。
マイナーループ…全く知りませんでした。

お礼日時:2008/08/16 13:38

 ヒステリシス曲線ですね?


 磁性体は磁界を0にしてもある程度は磁性を保っていると言うものですが、、、
 実際に大学の実験でもするかもしれませんが、想像は磁性体に何らかの力が加わらない限り、その磁性は維持するのでしょうね。
 ようは消磁力が弱く磁性を消しきれなかったと言う事になるでしょう。
 Wikiにも書いてますが、カセットテープは録音ヘッドの前に磁性体を消すヘッドがあります。
 そのヘッドの磁力が低いと元のテープの磁力はすべて消磁できないことになるのでしょうね。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%B9% …
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この回答へのお礼

ojisan7さんの回答と合わせて理解することができました、ありがとうございます。

お礼日時:2008/08/16 13:30

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