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まだ研究についてわからないのですが、研究は人と同じことをやっていてはダメなのはわかります。ということは、誰も手をつけていない未知の領域に踏み込んで研究をすればいいのでしょうか?そうすると先駆者になりその研究の第一人者になれるわけですよね?査読者にも質問を突っ込まれにくいのではないのでしょうか。当然研究の位置づけや目的は説得力のあるものにしたいです。
これから研究する僕にアドバイスをいただけませんか?

A 回答 (6件)

これから研究を始めるのであれば,まずは,


「誰かがやった研究を発展させる」
というのがベストだと思います.

ちなみに,誰も手をつけていない未知の領域というのは,
・誰も気づいていないすばらしい領域
・難しすぎて研究遂行不能な領域
・やってもしょうがない領域
に分けられると思います.
最初の例はほとんどないので,大抵未知の領域とは2番目か3番目の領域になります.
未知の領域に踏み込んで第一人者になろう!という野望を捨てたときようやく研究者の第一歩・・・かもしれません.
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この回答へのお礼

ありがとうね

お礼日時:2008/08/25 23:01

 確かにそうなんですが、先に回答があったようなマイナーで相対的な価値が低い分野ではなく、重要そうな分野でやられていなさそうな研究、という場合には「訓練をつんだ研究者なら考える事は似たり寄ったりだから、『自分の独創的な発想というのも絶対誰かが思いついているに違いない』」という疑いを常に持つ事が重要ですね。



 良くあるパターンは、20年くらい前に結論が出てしまって、その結論がつまらないために、研究も行われていないし、あまり話題にも出てこないというパターン。先行研究の検討が甘いと、未知の領域だと思って喜んで研究して学会報告で老教授にコテンパにやられることになります。まずは先行研究を精査することが重要でしょう。

 また、研究のアイディアはあっても、何らかの理由で頓挫したと言うパターンもあると思います。計算量が莫大になって(当時の技術では)分析しきれないとか、隣接分野の研究が未熟な為に細かい議論が出来なかった、とか。こういったものの中で、今新しい分析手法を採用すれば分析できる、というものを発見できたら先駆者になれますが、20年前に出来なかった研究はよほどのことがない限り、今だから解決できると言うものではないので(計算速度の問題は大抵はゆっくり待てば解決できますし・・・)、こういった研究を深めるのも簡単ではないですね。

 あと、未知の領域に踏み込む場合には、誤った結論に固執してしまって結論を発展させられないリスクも考慮する必要があるかと思います。SF作家の星新一氏は大学院生だった頃(1940年代後半)、当時最先端の科学の成果であった ペニシリンの発見に関し「同じような事を考える人間はいくらでもいるに違いない」と持ち前の皮肉精神を発揮して関連の先行研究を精査して、いいところまで行ったけど、誤った結論に固執してペニシリンの発見に結び付けられなかった失敗の研究を多く発見したといいます。まあ、研究者の情報交換も盛んになっているので、そういったケースも少なくなっているとは思いますが。
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どういう分野の研究でしょうか?ノーベル賞を受賞した研究者の発言、論文、全集を図書館で読んでみてください。

waooooooooさんの研究分野がゆるやかでもわかると、回答がつきやすいと思います。
情報を手に入れるチャンネルをたくさんもっておくことですね。昨夜のNHKサイエンス・ゼロで「太陽」の磁場の研究を、初めて知りました。コロナが100万度になる理由、フレア、太陽風、太陽表面の垂直磁場、水平磁場など初めて聞くことばかりでした。天文学、物理学、数学の重なるところ。
現実の現場と研究室の交流。医学と工学の協力。
http://www.alice.t.u-tokyo.ac.jp/

参考URL:http://www.alice.t.u-tokyo.ac.jp/
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おはようございます。



誰も手をつけてない分野をやるのは一つのテクニックです。

例えば博士過程で学振を取るためにマイナー分野に手を出す人は結構いますし
とりあえず論文数を稼ぐ為にマイナー分野や興味が無いが才能を活かせる分野の論文を書く人も結構います。


じゃあマイナー分野の権威になればいいのかというとそうではなくて
マイナーなんですから需要がありません。
文系では顕著でマイナー分野の世界的権威が地方の私立にいるなんてことはよくあります。
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単純に、日々の生活の中で自分が疑問に思うことを"科学的に考察"してみるのが研究です(と僕は考えています)。

その結果としてある分野の第一人者になれるかどうかは、その研究が未知であるとかないとかではなくて、他の科学者から評価を得られるかどうかという問題です。もし真理としてすばらしいものであっても、世の中の科学者がそれを評価しないようだと、第一人者にはなれないということです(一応、学会という組織が中心となって動いているので、その中で認められなければなりません)。

たぶん、多くの科学者(研究者)は自分の研究について価値があるとかないとかを考えていないでしょう。単に自分がやりたいことをやっていたら、それがたまたま周りからいい評価を受けた、という感じなのかもしれません。実はあまり研究の意義とか考えていない・・・
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>>まだ研究についてわからないのですが、研究は人と同じことをやっていてはダメなのはわかります。

ということは、誰も手をつけていない未知の領域に踏み込んで研究をすればいいのでしょうか?

それも一つですが、まず無理です。
学生レベルで誰も手をつけていない未知の領域を見つけるのがまず難しい。
そして、未知の領域を見つけたとしても、学生レベルで研究可能な「未知の領域」の場合、
「あえて、研究されていない分野」
である可能性が大きいです。

イメージ的には、現在ある研究の「深化」や「融合」などによって、新しい発見をするべきだと思います。

>>査読者にも質問を突っ込まれにくいのではないのでしょうか。

むしろ逆です。新しい領域である以上、まともな研究者なら質問したくてたまらないでしょう。

質問者様がどの分野の研究を行おうとしていらっしゃるかはわかりませんが、
「興味のある分野の決定」-「先行研究の検討」-「自分なりの視点を作る」
と言う流れが、一般的かと思います。
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