No.2ベストアンサー
- 回答日時:
受け売りで、しかも長文ですが一応。
日本とイギリスでは言語の背景にある文化が異なります。
英語に「いただきます」が無いのと同じように、
日本語にできない英語というのも存在するわけです。
ではどうするのかというと、私たちはそれらの言葉を学校で
「熟語」または「慣用表現」として植えつけられます。
私たちはほとんど疑問を持たずに、
「look forward to」は「楽しみにする」という意味だと覚えます。
日本のテストで点を取るだけなら丸暗記で十分なのですが、
英語を言語として使おうとすると、
「look forward to」は熟語などではなく
「未来(に起こるある事柄)に注目している」となります。
これを日本語っぽく言うと「楽しみにする」になるんです。
英英辞典を使いこなせると、
英語に熟語なんて無いと言っても過言ではないので
メリットは熟語を覚える必要がなくなることです。
とはいっても、日本のテストの場合は大学受験でさえも
英和辞典を使う人と大した差はつきません。
ということです。
この話を聞いて私は少し納得しました。ご参考までに。
No.7
- 回答日時:
No.1です。
>単純に比較はできないと思います。かなり英語の出来る高校生でも
ネーティブの幼児とはロクに会話も出来ないでしょうけど、逆にセンター試験の英語の長文はネーティブの小学生が読んでも難しいんじゃないでしょうか?
もちろん、単純に比較はできません。ネイティブとノンネイティブでは、身につけるものの特徴が違います。
ただ、大学入試の長文読解問題というのは、実は英語としては、全然たいしたレベルではないと思います。センター入試の問題は見たことがありませんが、以前、けっこう有名な大学医学部の英文読解問題を読んでみたところ、長いだけでかなり平易な英文で、英語の読みやすさとしては、英検準1級かTOEICのリーディング問題レベルかなと思いました。それで、私がこれまでいろいろな本を読んで見たところでは、英検準1級やTOEICの長文問題は、英語としては、せいぜい小学生向け児童書と同じくらいの読みやすさなんです。
そんなはずはないと思うなら、子ども向けのハリー・ポッターでも試しに読んでみるといいでしょう。大学受験生レベルでは、おそらくほとんど読めません。しかも、日本語訳の2倍で読めればかなりのもので、4、5倍はかかるのに、内容はけっきょくわからないという人が多いと思います。
そのレベルで英英辞典を使っても、苦労するだけで得るものは少ないと思います。
再度回答ありがとうございます。
>もちろん、単純に比較はできません。ネイティブとノンネイティブでは、身につけるものの特徴が違います。
そこなんですよ。ですから、当然、ノンネーティブがネーティブのように英語を身に付けるわけにはいきませんが、「英語の基礎って何なのよ?」ってなります。これについては論点を改めて新たに質問を出す予定ですので、もしお目にかかりましたらなら再び付き合い頂ければ幸いです。
No.6
- 回答日時:
英英辞典なんか使わなくたって、新聞でも小説でも知らない単語は英和辞典で調べればほぼ完璧に読めます。
確かに、#1の方が仰るように 「kill=殺す」ではありませんね。しかし、辞書を引けば #1の方が挙げられたような文も大抵、例文として載っているし、日本語で直訳しては違和感があっても、これを自然な日本語の表現に修正するのは さほど困難ではないはずです。ちなみに killを英英辞典で引くと、“to make a person or other living things die”とあります。 これによって、英英辞典を使わなくてもkillの意味はほぼ正確に捉える事が可能です。しかし、ここで考えてください。英英辞典の場合、「殺す」という訳語だけを読んでも、これは日本語の単語を認識するだけで、英語の勉強にはなりませんが、英英辞典の場合は、語義の説明を読むのも英語の勉強になり、結果的により多く英語に接することになります。これは重要です。しかしながら、#2の方が仰るように大学受験に臨む場合は英英辞典を使うことで飛躍的なアドバンテージが生まれるかは少し疑問です。ところで、英英辞典はピッタリする訳語が見つからない時、英和辞典とコラボレートさせて方法があります。例えば次の文です。
ここで一つ英英辞典と英和辞典をコラボレートさせた使い方をご紹介します。例えば次の英文です。
Many dishes are greatly improved by adding fresh herbs.
ここで、improveは英和辞典で調べると、「改良する」とか「改善する」という訳語が載っています。英英辞典だと“to make sth better”
とあります。betterは言うまでもなくgoodの比較級ですから、goodを英和辞典で調べてみてください。そうすると「おいしい」という訳語もあるはずです。
あと、少し難しい英文ですが、↓のリンクを参照ください。
普通、英文和訳となると 英文を日本語に直訳して これを自然な日本語に直すというのが一般的だと思いますが、上級者になると、訳しにくい英文は訳しやすい英文に書き換えて和訳するというテクニックがありますが、これは日頃から英英辞典に親しんでいないと難しいですね。
それから、これは英和辞典ではイメージが捉えにくいですんが、前置詞のonです。これは「~の上に」と最初の訳語にありますが、「上」といのは日本語の感覚だと重力と反対方向というイメージが先行すると思いますが、onの基本的なイメージは物の表面に接触していることです。つまり、英和辞典だと aboveとの違いも分かりにくいし、むしろ、日本語の「上」のイメージに近いのはonよりもaboveなんですが、こちらは接触していない状態を表すのに使います。
ここで回答されている方も、ご本人の回答以外にももっと色んなメリットを実感されていると思いますが、具体的に説明するのは少し難しいようですね。まあ、私もそうですけど。ただ、英英辞典は使わない人には何ら必要性は感じませんが、使いつけると手放せなくなります。でも、英英辞典も万能ではなく、類義語は英英辞典を使っても分かりにくいことがあります。例えばworkとjobを見てみましょう。
work…a job that you are paid to do
job…work that you do regularly to earn money
何か分かりにくいですね。workの説明にjobが使われ、jobの説明にworkが使われ、結局、同じじゃないの って感じですよね。でも、大きく意味が違う場合もあります。handworkは「手作業」ですが、handjobは「手●●」と、全然意味が違います。
airelle7さんの仰る通り、知らない単語を調べるんだったら、英和辞典の方がずっと効率はいいです。しかし、英英辞典の最大のメリットは、次第に和訳癖から解放されて、英語を英語のまま理解できるようになることで、急がば回れで結果的には英文を速く正確に読めるようになれます
さて、私は英語を土台にしてフランス語を学習したことがあります。
これはある意味、難易度の頂点に立ちます。つまり、文学にしろ、新聞にしろ、論文にしろ、これらは私たちが英語の学習の題材にしてきたものであり、和訳すれば何とか理解できたものでした。しかし、英語で書かれたまた別の外国語の学習書は今まで遭遇して来なかったはずです。
従って、まだ和訳癖が抜けていない段階でこの方法を実践すると、フランス語を英語に訳し、それをまた日本語に訳すことになり、非常に遠回りになって手間もかかり、意味のズレも拡大してしまいます。特に仏英辞典に英語の訳語が5つあって、それぞれの英語の訳を英和辞典で調べたら、日本語の訳語が合計で30もあったら訳語選びだけで日が暮れてしまいます。
参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2386294.html
回答ありがとうございます。
>さて、私は英語を土台にしてフランス語を学習したことがあります。
すごいですね。つまり、このレベルまで達するには英英辞典を使いこなせるようになっていることが必須なわけですね。
No.5
- 回答日時:
#1の方が適切に英英辞典の効用を書いておられます。
どういう辞書を使っておられるかで、その方の語学のレベルがわかります。 私はWebster’s New World Dictionary of the American Language を30年間使って来ました。英英辞典を自由に使いこなせるというのは、ネイティブの人たちと同じような英語の感覚がいつの間にか備わっていることを意味しています。 ですから、質問者さんが効用を理解出来ないうちは無理に使う必要はありません。 英語の力がついてくれば、英英辞典が必ず強い味方になります。
絶対に背伸びなんかしないで下さい。 辞書は力に応じて使うものです。 ちょうど背丈に応じて洋服を揃えるようなものです。
たとえば、このサイトでinspection とtestingはどう違いますかという質問がありました。
● Inspection : An official examination or review made in accordance with strict and given procedure based on regulation/ 条例や法規に定められた手続きに従って行われる公式の検査。 従って、公的機関へ検査結果の報告がなされることが前提となります。 これによって、第三者に対し法的な権利や競争力を有することとなります。
● Testing : An examination to prove the value or ascertain the nature of something/物の価値や性質を証明するための検査。 その手順や検査項目は任意に決められ、公的機関への報告義務はありません。 あくまでも任意の検査であって、これをもって外部の第三者に対して権利の主張は出来ません。
英文は英英辞典によるもので、和文は私の解説です。 こういう違いは英和辞典では理解出来ません。
例えば、同じ美しいという意味の英単語にbeautiful, pretty, charming, cute, attractive, handsome, lovely, fair, comely, choice, delicate, elegant, angelic, radiant, belle, splendid. そのニュアンスに違いは絶対に英英辞典でしか得られません。 あるものは外面の容姿の美しさだったり、あるものは内面の美しさだったり、その両方だったり。 艶かしい美しさだったり、幼さの伴った可愛らしさだったり。 同じ美しいと言っても千差万別です。 英語の楽しさはこういうニュアンスの違いを知り、使い分けられるようになることでもあります。
No.4
- 回答日時:
英和辞典ではその英語に一番近い意味の日本語が載っています。
英英辞典や国語辞典(日本語)では、その意味を別の言葉を使って説明しています。
つまり載っている内容がそもそも違います。
残念ながら英語と日本語では互いにまったく等価な意味を持つということはむしろ珍しく、重なる部分はあるけど異なる部分があることの方が多いです。
そうなると英和辞典では正しく英語の意味を理解できません。
なのでどうしても英英辞典を主体に使うことになります。
例外としては、
・専門用語...大抵対応する日本語の専門用語があるので英和の方が適切となる
・固有名詞...英英だとまるでクイズのようになるので..
(たとえばhippoを英英辞書で調べてそれが何の動物か言い当てられるかという話)
ですね。
No.1
- 回答日時:
日本語と英語の意味は1対1で対応するわけではなく、日本語の訳語で表すと誤解が生じます。
例えば、kill=殺すと覚えると、Three people are killed by the accident.という文章は、変に感じるのではないでしょうか。日本語では、事故や天災に殺されるとは言いませんが、英語ではそれらもkillで表現できます。英英辞典は日本語の国語辞典にあたり、そういう言葉の微妙な違いを判断する助けになります。また、単語の意味を知るために英文を読んで理解する必要があり、英文を読むトレーニングになります。
しかし、英英辞典を有効に使えるのは、かなりの上級者になってからだと思います。初級者では、英文で書かれた英語の意味を理解するのに時間がかかったり、そもそも正確に理解できません。幼稚園児は国語辞典を使ったりしませんよね。日本人の多くの中高生の英語レベルは、ネイティブの幼稚園児未満で、英検2級でも幼稚園児くらい、準1級でやっと小学生レベルの理解力だろうと思います。
その程度の英語力では、たまに英英辞典を調べてみるのも悪くはありませんが、効率的な学習という観点からは英和辞典を使った方が、ずっと速いでしょう。でも、上級レベルになると、微妙な単語の意味の違いは英和辞典では表現しきれないため、英英辞典を引くしかないということになってきます。
なお、単語の意味を正確に把握するには、辞書を調べるだけではなく、大量の英文を読んだり聞いたりして、実際にどう使われているかを体験していく必要もあると思います。
回答ありがとうございます。
>日本人の多くの中高生の英語レベルは、ネイティブの幼稚園児未満で、英検2級でも幼稚園児くらい、準1級でやっと小学生レベルの理解力だろうと思います。
単純に比較はできないと思います。かなり英語の出来る高校生でも
ネーティブの幼児とはロクに会話も出来ないでしょうけど、逆にセンター試験の英語の長文はネーティブの小学生が読んでも難しいんじゃないでしょうか?
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