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人生を掛けて悩んでいます。
アドバイスの程、よろしくお願いします。

質問は、自宅の建替えを考えていますが、私が一人で意匠以外の設計が出来るのか、もし可能なら私に何が必要かを教えて頂きたいのです。

私は・・・
・十数年の設計事務所勤務の中で、一人で一軒を最初から最後まで担当した経験がありません
・2級建築士を取得済
・会社はRCが8~9割で、木造2階建住宅も構造・設備設計は外注でした
・一回だけ木造住宅のリフォーム補助は経験有(図面作成、現場監理)
・私個人として相談できる構造や設備の設計者はいません
・勉強をする意欲だけはありますが構造は苦手です
・来年より無職になります

家は・・・
・述床70m2以下の木造2階+屋上、小さな女性の独り住まい用を計画
・1500mm程度の擁壁は前家主により施工済ですが、擁壁際は盛土の可能性があります
・基本的な地盤はかなり良好です
・出来る限りローコストにしたい

昔の上司からは自分で構造設計できるよ、と軽く言われ、その時は出来る気持ちになるのですが、やはり勉強すればする程、奥深さと不安を感じます。
特に、金物の適切な選定と、擁壁の絡む基礎に難しさを感じます。
自宅の設計を機に独立しようと考えている訳ではなく、自分の思い描く家で生活がしたいのです。

よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

こんにちは! cyoi-obakaです。



出来ますヨ! 大丈夫です。
意匠設計の経験は充分ありますから、大筋の流れは把握していますよね。
あなたの不安は、構造と設備、特に構造設計ですね。
それは、やった事が無い! それだけの事から来る不安です。
図らずも、大筋で建築設計を理解しているからこそ生じる不安です。至極、当然の事と思いますよ。
逆に、不安を持たない設計士の方が、私は恐ろしい!

さて、設計の本題に入りましょう。
先ず、構造と設備設計をするにあたっての基礎条件を準備しなくてはなりません。
基礎条件とは、建設地のデーターです。
構造であれば、地質調査(SS試験で充分)、既存擁壁の形状調査及びその形状からの施工方法の推測が第一ですかね。
設備であれば、敷地及び周囲の既設配管等の確認と設計条件等の確認です。
この部分は、意匠設計をする上での準備資料収集に並行して行なえますね。
さて、準備作業が完了しましたら、あなたがこれまで行なって来た意匠設計の知識に、本設計条件(準備データー)を付加して、建物のイメージを構築する事になりますネ。
>出来る限りローコストにしたい
というあなたの希望をかなえるたねには、初期の設計に関する総合判断が重要になります。
構造であれば、初期段階では無理な構造計画をしない。では、何が無理で何が無理でないのか? は 耐震壁量の確保です。
これは、そんなに難しい事ではありません。計画する建物の規模(床面積等)から、逆算して、概略の耐震壁長さを求めて置く事です。
設備であれば、配管等をシンプルにし、その距離を短く且つメンテを考慮する。
いつも、あなたがやっている作業ですヨ!
常に、意匠、構造、設備を考慮して、且つ、施工方法にも配慮すれは、無理の無い、ローコスト住宅の設計ができますよ。

木造の構造最低規定は、ほとんど法に表されています。
あなたもお持ちでしょうが、建築申請MEMO の木造/構造 約12ページ程度を充分に読破すれば、完璧です。
金物の選定は、告示に準じて機械的に行なえば問題ありませんし、金物の種別は、Zマーク品(日本住宅・木材技術センター規定)の資料を収集し、その中から選択すればOKです。
擁壁に絡む基礎との事ですが、これはチョット厄介です。
擁壁の底版下端から45°の安息角線を斜め上方向に描き、安息角線の下に成る様に計画基礎底版下端を配置するのです。
ただし、この作業には、既存擁壁の構造形態が分かっていないと出来ません。

以上が設計の流れに成りますが、そんなに難しい事ではないでしょう?
先ずは、自分の建物ですから、時間を充分つかって、ひとつひとつクリアーすればよいと思います。
判らない事は、先輩でも、棟梁でも、職人さんでも、どんどん捕まえて質問する事です。役所の担当者も知識収集のために利用する。
その姿勢が、キットあなたの将来に役に立つと思うのです。
不安がらずに、トライ有るのみ!

長くなりました。第三者ではありますが、もうすぐ現役を引退する設計士が、若く将来のある設計士に送るエールと思って下さい。
頑張って下さい!
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この回答へのお礼

cyoi-obakaさん、とても親身なご回答、本当にありがとうございます。
恥ずかしながら、涙がこぼれてしまいました。
愛嬌のあるお名前にも慰められました。
一人で考えている内に、不安ばかりが占領し、前向きな気持ちを失くしていた事に気が付きました。
現役を引退されるとの事、何だか寂しい、残念な気持ちです。

最初は当時勤めていた事務所で長くお付き合いのあった構造・設備設計の方々に協力頂くつもりでした。
でも去年の法改正以来、大きな物件を抱え、休み返上で倒れる寸前まで働かれている様子に、私の小さな家の相談はできなくなりました。
それで自分で事務所を探すか、もしくは自分で全てを計画するか、、、で迷う事になりました。

言われる通り、厄介なのが擁壁です。狭い敷地に小さな家を建てるので、擁壁からの距離があまり取れないのが問題です。
救いは上層から良好な地盤が出ている事です(ボーリング調査済です)。

最初は数人の経験者からの「自分でできるよ」の言葉に本から知識を得ようと前向きに頑張っていたのですが、木造を知れば知る程、私の手から離れて行く感じがしました。

でも、全体的には難しい様でも、ひとつひとつ噛み砕いてジックリと向き合ってみます。
「私なんかが・・・」と引っ込み思案になる事は簡単ですが、ここは勝負どころと思って、勇気を持ってもっと前に出て行こうと思います。
頂いたアドバイスは絶対に無駄に致しません☆

本当にありがとうございました!!!

お礼日時:2008/09/07 23:12

#3です。


・出来る限りローコストにしたい!という部分ついて
#1cyoi-obaka様の部分に補足する形で
平面計画では、使用する建材寸法に合わせ、設計モジュール寸法を決めましょう。
3尺(910mm)で、割り切れるように計画
変な寸法にすると、建材のスタレが出てコスト高につながります。
外壁材に防火サイディングを用いる場合、周長長さを建材長さ9尺(2,730mm)で割り切れるほど建材のスタレが少なくなります。
天井高さについては、化粧建材が8尺物(2,424mm)が主流です。
用いる時は、配慮が必要です。
クロス張りの場合は、下地が石膏ボードですので配慮しない。
内壁の下地組について
ふかし壁工法は、材料が多くかかりますのでコスト高となります。
床組みについて
昨今、木造在来工法の床組も種類が増えました。
在来床組に加え、床パネル工法、根太レス工法が代表的です。
在来工法との大きな違いは、人件費を(歩掛けで概算して0.3人/坪)抑えられます。
かかる材料費の違いは微々たるものです。
水周りの設備は、集中する事でコストを抑えられます。

貴方の夢の部分ついて
「広い台所が夢だった!」
断面の大きな梁(集成材梁)を使うと可能です。
「野菜畑を屋上に」
この部分は、諦めて下さい。
梁や柱を大きなものにしなくては、建物が持ちません。
大幅なコスト高となります。
「暖炉」
本格的な暖炉を造るとなると、北海道の住宅に見られる集合煙突などの排煙設備が必要です。
材料は、北海道から取り寄せない限り、他の地方では入手困難。
簡易的な暖炉、炎の見えるFF式灯油ストーブなど置くタイプなら、可能です。
ストーブの置く位置に、カウンターを取り付けて後のデザインは、より取り見取りでしょう。
「日本建築の基本は木造なり!」は、私の勝手な自論です。
鉄骨造は、木造在来に共通部分が多い。
木造軸組工法は、壁式鉄筋コンクリート造の考え方と似ています。
貴方の設計計画するうえで参考になれば幸いです。
ご参考まで
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この回答へのお礼

river1さん、再びのアドバイス、ありがとうございます!

「暖炉。」とか「野菜畑!」に関しては、もう一人の自分が総力をあげて説得に当たりましたので、大丈夫です。
ちなみに「ダルマストーブ。。。」も説得済です。

超狭小住宅で水周りを一階に集約するつもりなので、広い台所を諦めるどころか、ダイニングは玄関を兼ねた土間にカウンター的にくっつく程度になりそうです。
何だか変な家になりそうだけど・・・通り掛る人達と自然な交流が生まれそうだし、ちょっと楽しみです。
”910”は心します。
”ふかし壁工法”は初めて聞きました(!!)

「日本建築の基本は木造なり!」にとてもとても興味があります。
木造の勉強を始めて以来、どんな事に気を配れば木が喜んでくれるのか、気になっているのです。
自分なりに木造の勉強を始めてみると、昔の工法はコストや技術の点で一般的には難しく、今は金物を多用して強固に造る方向にあるとか。
高気密・高断熱の為に壁に通気をとらなければならなかったり、現在の私の木造への印象は、生身の人間がヨロイを着て無理して頑張っている感じがして仕方ないのです。

ただ、コチラでご回答を頂く内、私は本を読む事しかできていないので木造に対して必要以上の警戒感を持ってしまっているのではなかと思うようになりました。
やっぱり実務・実体験は大切ですね。

ご回答、心よりお礼申し上げます。

お礼日時:2008/09/09 23:52

基本設計、仕様の決定などは問題ないのではないでしょうか。


経験もあるようですし、何しろ自宅というのが最大の練習材料です。
ただし実施図レベルでは専門家の助けがあったほうがスムーズなのは確かでしょう。
誰が何と言おうと施主なのですから、自由にやってください。
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この回答へのお礼

励ましのご投稿、ありがとうございます!

私は経験豊富な人達の後ろをウロウロしていただけでした。
だから今、大変な思いをしています。。。
それでもこの機会に恵まれた事は最大の幸運なので、私の精一杯を傾けるつもりです。

自宅の計画で意外に大変な事は、「これ以上の資金は血の一滴も出ない」のが分かっているに、「広い台所が夢だった!」「野菜畑を屋上に」「暖炉。」など噴出させる自分を、もう一人の自分で説得しなければならない事です。

今後、構造・設備の設計事務所を探しながら、自分で全てを行うくらいの気構えで木造の勉強を進めていこうと思います。

頑張ります☆

お礼日時:2008/09/09 01:07

下記、ご参考になれば、良いのですが



財団法人 日本住宅・木材技術センター
http://www.howtec.or.jp/
【情報提供】ページから木造(構造)関係の書籍や標準図をFAXにて購入可能です。
回数は非常に少ないですが、各種講習会も実施しています。

また、【住宅・建築関係事業者技術力向上支援講習会】と言うものが最近、出てきました。
http://www.koushuukai.jp/list.php

住宅瑕疵担保履行法にかかる事業者向け講習会
木造住宅(軸組構法)の構造計画に関する講習会【電卓が必要】
木造住宅の耐震補強のポイントと実務講習会

会費は無料です。また、全国各地で開催されていますので、お時間を調整し、受講してみてはどうでしょうか?

木造住宅の4分割法は、今年11月か12月に廃止される予定でした。
しかし、業界団体の反対にあい、延期になっています、でも近い将来、4分割法は、廃止され、新しい木造構造基準になります。

国土交通省は、新しい木造構造基準を全国の建築士に広めると言う意味で、「木造住宅(軸組構法)の構造計画に関する講習会」等、全国無料開催となっています。

建築士会ですが、確か女性部会と言うグループがあったと思いましたが?(不正確です、ご確認下さい)

最初は、戸惑うかもしれませんが、【将来に挑戦!】
人生の大勝負、負けないで、がんばって下さい!

参考URL:http://www.howtec.or.jp/
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この回答へのお礼

私の稚拙な質問に何度もお付き合い下さって、ありがとうございます。
また、具体的な情報、本当に助かります。
早速、HPを訪問し、近くの講習会をチェックしました。
私に必要そうな書籍も発見しました。

自己責任という事で災害への覚悟はできているのですが、一部を出資してくれる親の事を考えると、簡単ではない重責を感じます。
心構えとしては、お任せできる構造・設備の設計者に出会えるまでは、自分で全てを行うつもりで勉強して行こうと思います。
(今までよりも前向きな気持ちで☆)

人間関係で嫌な思いをするのが怖くて引っ込み思案になっていましたが、今の自分に無いものが多いのは仕方が無いので、変な見栄を捨てて自分として動く事に決めました。明日はもっと成長するぞ、来月はもっと、来年は・・・と、まずは裏づけのない自信を持って。
大変な中でもこちらでご回答頂いた方達の様な素敵な方々に出会えることを楽しみに頑張ります!

本当に今が頑張り時です。
これを越えない限りその先が見えない、大きな大きな山です。
だからこそ、ご親切なアドバイス、心より感謝いたします。

お礼日時:2008/09/08 23:52

>来年より無職になります


少し、気になりますネ。

来年、建築士事務所、独立という意味でしょうか?
勤務しながら、ご自宅のみ、ご自分で設計から完成まで、携わると言う事でしょうか?

もし建築士事務所の新規設立をお考えなら、以前より困難になっています。
貴方には、過去3年間の実務経験があると推測しますが、
管理建築士講習を、受講して、まず管理建築士になる必要があります。

もし、管理建築士講習に必要な実務経験が不足しているのであれば
他建築士事務所勤務にて、経験を積む必要があります。

>私個人として相談できる構造や設備の設計者はいません。

建築士会の会員様でしょうか?
(未加入であれば、強制ではありませんが、この際、入会すべきかと思います)

建築士会等の集会や講習に出来るだけ出席して、お友達を探してみては?
同じ市内(条例等のアドバイスが可能)がベストですが、
現在活動されている建築士さんでも、意匠、構造、施工等々の得意分野があるはずです。

建築士会のグループ活動に参加されると、輪が広まると思いますネ。
あとは、貴方の努力、知恵、度胸でしょうか?
(設計という仕事に男女の区別は無いと思いますが?)

>金物の適切な選定

構造計算をしなければ、適切な金物選定は不可能ですネ、
青本計算と許容応力度計算とでは、金物の量、耐力等、全然違います。
どれが適切か?(計算無しで適切な判断は困難かと)

木造の構造計算なんて、一級を持っていてもチンプンカンプンな建築士もいますので、専門家に外注しましょう!

いずれにしても、貴方の努力次第で、どうにでもなると思いますが
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この回答へのお礼

早速のご回答、本当にありがとうございます。
こんな未熟な質問をしている者が自分で設計なんて100年早い!と怒られる覚悟で投稿させて頂いたので、親身なご回答を頂く事ができて本当に心強く思いました。

私は事務から始まり、図面描き、そして水周りの計画から建物の一部を任せて貰える様になったもので、常に誰かの後ろに隠れて設計の周囲をウロウロしていた感じで自分で一棟まるごととなると本当に自信がありません。
建築士会・・・私にとっては敷居が高いのですが・・・でもそんなところで立ち止まっていても仕方が無いし、人生の大勝負は今なのではないかと決心して、自分の行動範囲を広げてみます。

アドバイス、ありがとうございました。
頑張ります!

お礼日時:2008/09/07 21:01

貴方は、女性建築士さんですね。


貴方の抱えている不安は、建築設計を目指す者なら、早い遅いはありますが必ず通らなければならない通過点です。
私の若かりし頃より貴方の場合は、大変恵まれています。
何しろ十数年の設計事務所勤務の経験が貴方にはあります。

私の場合、専門学校の建築学科卒業して、小さな工務店に勤めました。
最初の一~二年目は、施工現場の管理に明け暮れながらも二級建築士試験(21歳時)を受け、たまたま合格して資格を得たと同時に、社長に明日から設計しろと強制的に言われ、その時から現場と製図台に噛り付きでした。
この時の不安は、今思いだしても空恐ろしさを覚えます。
その当時の上司は、現場管理のプロだけど図面は引けないし、設計の殆どは外注でしたから、社長は、これ幸いに経費削減と思ったのではないかと今では思っています。
ただ救いは、締切期限を決めずにマイペースで設計できた事です。
暇を見つけては、本屋通いや過去の外注した図面を出して、また現場に行って、図面の引き方や納め方などを勉強したものです。
お蔭で、意匠設計に留まらず構造設計、積算見積、官庁手続き、官庁工事の施工図、現場監理、下請けとの交渉などありとあらゆる事を何でもやらされました。
今日の私の原点は、まさに此処で形成されたのです。

他の事に関しては、#1さんや#2さんが書いていますので、此処では言いません。
独立は、大変です。
一番必要な事は、まず自分を信じて自信を持つ事です。
建築技術は、日進月歩で絶えず進んでいます。
苦手を恐れず、絶えず勉強して下さい。(貪欲に)
分からない事は、恥ではありません。
むしろ聞かない事が恥なのです。
私の昔に比べれば、今はこのサイトのような便利な物が沢山あります。
取りあえずは、建築基準法施行令第46条の軸組計算、N値計算の方法を確りとマスターしてください。
参考に木造梁の断面を仮定的に決める方法
昔からの大工さんの言い伝え、「梁背は、小屋梁一間四寸!床持ち一寸増し!」

スパン2.73m(一間半)1.5×4=6寸で120×180と仮定できます。
幅が105の場合は、背を一寸増して105×210とすれば良いです。
構造計算してもこの断面なら安全です。
木造は他の構造と比べると簡単ですから、苦手がらずに取り組んで下さい。
ご参考まで
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この回答へのお礼

見知らぬ多くの方に親身にご回答頂けるなんて、悩んでいて良かったとさえ思えてきました。
river1さん、丁寧で歯切れの良いご回答、ありがとうございます。

”女性建築士”などと素晴らしい呼称、私には勿体無いと思ってきました。
でも、それは謙遜ではなくて、楽な方に流れようとするネガティブな気持ちだったのだと気が付きました。
沢山の努力と苦労と少しの大きな喜びを重ねて、そして胸を張って呼んで貰おうという前向きな気持ちがありませんでした。
自分の家の建て替えで悩む事ができるのだから、真に人生の中で今が頑張り時なんだと痛感しました。

自分を信じて自信を持つ為にも、全体を見ておじけず、ひとつひとつを勉強し攻略していこうと思います。
「梁背は、小屋梁一間四寸!床持ち一寸増し!!!」ですね!
ずうっと使わせて頂きます!

それにしても、怒涛の新人時代を送られたのですね。
私だったら潰れていたに違いありませんん。
年を重ねてやっと、若い内の苦労が必要な事が分かってきました。
逃げないで、自分の中に篭らないで、頑張って行きます。
いつか自信となって自分に戻って来る様に、、、
またどうにもならない問題に直面したら、またコチラにお世話になりに来ます。

ご回答、心よりありがとうございました。

お礼日時:2008/09/08 00:54

現実的にはお一人でやられるよりも経験豊かなパートナーと協働すべきと考えます。


時間をかければ疑問点(問題点)を潰していく事は可能でしょう、十分経験は積んでらっしゃるご様子ですから。
ただし問題の無い家がすなわち良い家、とは言えませんよね。

スタンスとしては基本的な空間イメージは経験上掴めるでしょうからどんどん作図していく。(スケッチやラフな展開図にあたりますか)
外観も同様。
それに見合った構造、設備を設計事務所と協議しながら進める。

ご質問の核がどこにあるのかを明確にすべきと考えます。
もちろん御自分では当然お分かりでしょうが私にはいま一つ掴めません。(悪しからず)
御自分で完遂する事に意義を感じるがゆえこだわるのか、設計料を節約する為か。・・・いや・・・
>自分の思い描く家で生活がしたいのです
これが全てを要約しているのでしょうね、で、あればやはり助けを借りてこそ達成への道は見えて来ると考えます。
「自分の思い描く家」、これは東西問わず誰しもイメージを持っている筈です、それをより具体的な形に近づけるには悲しいかな一人の力では非常に難しいでしょう。
さて、私の勤める設計事務所では意匠(構造)、電気、機械設備担当の者によるそれぞれの専門知識が注ぎ込まれようやく建物の設計は完成します。(経験者に改めて言うまでもないですが。)
個人事務所では電気設備は外注する。
小規模の小屋とは違いますから・・・・・・・・・・・・・・・・・・私は貴殿が想定している事を別の表現でなぞっているに過ぎぬのでしょうか。?そんな気がしてきました。
貴女は木構造には不安がある、ネックだが電気設備はお手の物、あるいは最初から外注するつもりであった。?とか。

擁壁は基礎にかかる土圧との絡みを心配されてると。
御自分で土を掘って底版をさぐり安息角度を調べる?。

結論ですが得意な部分は当然ご自分でやる、不安な部分は専門者に任せる(もちろん不安でも知識はおありでしょうから「協議する」と言ったニュアンスですか)。
設計料の工事費に占める割合が微々たる物である事は当然お分かりですよね。
確認申請の事務処理は結構やられました?、出来る事と出来ない事を明確にし契約する。
その果てにこそようやく「自分の思い描く家での生活」、これが実現できる事でしょう。

ちなみに完全な素人の義父は確認申請やらも通した経験のあるツワモノ、内外観のイメージは素人ながら上手いパースを書き検討、一応プロである私も舌を巻く空間を2.3作り上げています。
ただし構造や設備などはやはりある程度お任せになります、一昨年増改築の際は雨水配管なんぞ手掘りで15m(私も手伝わされましたが)VU管、エルボ、桝を適当に買って来て設置しましたよ、死ぬ思いで・・・・。

僭越ながら若輩が思い付くまま書いてみましたが的外れでしたら御免なさい。

追;先に超ベテランの方が書かれているアドバイスが今、目に入ってきました・・・何とも萎縮しちゃうところですが。・・・
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この回答へのお礼

cyoi-obakaさん(書く度失礼な気がする)に続いて、親身なご回答、本当に有難く思います。

最初は知り合いの構造・設備設計(電気担当含む)の方々にお願いするつもりでした。それが法改正後、構造設計の方が手一杯の状態になり、次に設備の方達が大変な事になり・・・
それからHPで検索して数件の構造設計事務所に問い合わせたのですが、何ヶ月先まで予約が入っている状態でした。
逼迫した状況が伝わってくる中で、小さな個人住宅の、構造の苦手な私が相手にして貰えるのか?と不安が先立ってしまい、足踏みしていました。

設備関係は、低予算の狭小住宅なので、水周りを全て一階に集約すれば自分で描けるのではないかと、設備の勉強を始めたばかりですが、構造に関して「自分でできるよ」と簡単に言っていた昔の上司が「設備は無理じゃない」と言っていた事が気になったり。

お義父様、素晴らしい方ですね。
ある意味、実務と現場を攻略されていらっしゃる!
勇気を頂きましたゾ。

私はラッキーな事に建替えが出来る事になりましたが、これを機に設計事務所として独立を、、、と明確に考えている訳ではなく、日々の生活の中で「この常識を見直せば環境に優しい」と思う事が蓄積してきて、そんな小さな事をカタチにしたかったのです。
そして空間と生活が一致した時、全てが完成する気がしています。
それが終らないと次の事が考えられないのです。
そんな漠然とした目標があやふやな印象を与えてしまい、私自身も自信を持って人に説明できないところなのかもしれません。

ご回答、本当にありがとうございます。
頑張りますっ!!

お礼日時:2008/09/08 00:03

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