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こんにちは、

実際にキリストが超能力者だったかどうかは、、、ともかくとして、、、

現代の人間にとって、、、「自分は超能力者だ!」というのも、「あの人は、超能力者だ!」というのも、、、決してまともな人間だったら言わないと思います。

なぜなら、超能力なんて、一部の変わった人を除いて誰も信じていません。

聖書を見ていると、キリスト自身が自分は超能力を持っていると言ったか、弟子達が勝手に言ったのか分かりませんが、、キリストは超能力者という事になっているように感じます。

現代だったら、どんなに尊敬していても「貴方は超能力者ですという噂を尊敬の印として流布しておきます。」なんてしないしな~。

何故このようになったのか不思議でしょうがないのです。

しかし、十字架刑になった事を考えると、やっぱりあの時代の人も「超能力者=うさんくさい」というイメージだったのかな? と考えたり、、、。

本当にどうでもよい事ですが、真剣に悩んでいます。

あの時代のあの地域の超能力者の一般イメージを教えていただけますか?

よろしくお願い致します。

A 回答 (5件)

当時の超能力者のイメージは現在とあまり変わりません。


あなたが思い浮かべるイメージとそう遠くはないのです。

それなのに、これだけ多くの奇跡に関する記述が、あるということは、彼が本当に奇跡を起こしたかどうかは別として、少なくとも周りの人がそれを信じるに足る現象が実際に起きたというのが現在の聖書学の主流の考え方です。だから、現在の聖書学者は、奇跡の記述について信憑性を問うことはもはやありません。むしろ奇跡の種明かしのほうに熱心に取り組むのです。

例をあげましょう。ルカの書いた使徒行伝ですが、パウロが時の総督フェストに、イエスの起こした奇跡を長々と説明する文があります。(26章のあたり)それに対して、やはり奇跡を信じないフェストは
「気が狂っているぞ。パウロ。博学があなたの気を狂わせている。」
と、現代人と同じ反応を示すのです。

これに対するパウロの反応がこうです。
26:25
フェスト閣下。気は狂っておりません。私は、まじめな真理のことばを話しています。
26:26 王はこれらのことをよく知っておられるので、王に対して私は率直に申し上げているのです。これらのことは片隅で起こった出来事ではありませんから、そのうちの一つでも王の目に留まらなかったものはないと信じます。

つまり、パウロは、フェストが信じないのを承知で、それでも「あなたも同じことを見たはずだ」と確信を持っていうことができたのです。

これがイエスの実像です。
これを奇跡と考えるか、手品と考えるかでクリスチャンと非クリスチャンが分かれます。

それから、聖書は、他の方が指摘するようないい加減な信頼性の書物ではありません。現代の聖書学、考古学者は、真面目な研究をしている人なら、クリスチャン、非クリスチャンを問わず、古代史で群を抜いて正確で、具体的な文献であることを断言します。たとえば、ルカは、誰もが認める、超一級の歴史記述家であり、彼の記述は当時を知るもっとも正確な資料であり、今までに彼の書いた地名、年代、場所、人物など、確実に誤った記述は全く存在していません。もちろん、いくつか他文献と矛盾するようなものもあるのですが、過去のそういうものはすべて、新たな考古学的発見によって矛盾が解決されたり、他文献が間違っていることが示されたりしています。だから、考古学者は、当時の文献でルカをはじめとする聖書の記述と矛盾する古代文献があったとしても、基本的には聖書の記述を正しいと考える傾向があります。

また、成立年代も、イエスの死後20~30年以内に書かれたことがだんだんわかってきており、これは古代文献としては異様な早さです。例をとると、アレキサンダー大王の伝記などは死後500年たってから書かれたものです。
このように、イエスを実際に目撃した人が生きているうちに書かれた伝記は、基本的には奇跡物語が寓話として挿入されるなどということは考えられないのです。

例をあげましょう。イスラム教の聖典のコーランはモハメッドの死後すぐに書かれ始めたと考えられていますが、モハメッドの奇跡物語はひとつもありません。彼の奇跡物語が出てくるのは、死後200年以上たって書かれた「ハーディス」(言行録)です。

これは、他の世界の聖人も同じです。
イエスのように、目撃者第一世代が生きているうちに奇跡が記録され、それが万人に認められる人物は彼だけなのです。

長くなりましたが、結論だけ言うと、超能力者のイメージは現在とそう遠くありません。イエスを信じない人は、当時も彼を胡散臭いと思っていたのです。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございます。

<例をあげましょう。ルカの書いた使徒行伝ですが、~、博学があなたの気を狂わせている。」~、と、現代人と同じ反応を示すのです。>

そ、そういえばこんな場面がありましたね!

<これがイエスの実像です。
これを奇跡と考えるか、手品と考えるかでクリスチャンと非クリスチャンが分かれます>

しかし、妄信的に信じる事が、美徳かというとそうでもないような、、。

<また、成立年代も、イエスの死後20~30年以内に書かれたことがだんだんわかってきており、これは古代文献としては異様な早さです。例をとると、アレキサンダー大王の伝記などは死後500年たってから書かれたものです。>

たしかに早いですね~! しかし、アレキサンダー大王の伝記が中々書かれなかったのは、人気が無かったとかいう単純な理由だったりして、、、(あの人命の恩人も殺してますよね。)

<イエスのように、目撃者第一世代が生きているうちに奇跡が記録され、それが万人に認められる人物は彼だけなのです。>

ダビンチコード等を見る限りでは、、、、それでもやっぱり、当時の様子はハッキリとは分かっていないようなきもします。

<長くなりましたが、結論だけ言うと、超能力者のイメージは現在とそう遠くありません。イエスを信じない人は、当時も彼を胡散臭いと思っていたのです。>

ガッテン・ガッテン・ガッテンです!

ご多忙の中ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/10/27 14:12

キリストに超能力のような力があるという話は学術的観点から一般的にはキリスト教の威光を高めるために新約聖書に書き記した寓話だと言われています。


キリストが十字架に貼り付けにされたのは超能力がうさんくさいとかより当時の政治的理由からキリストが危険視され
結果的に十字架刑にされたと言うのが一番正解に近いと思います。

超能力自体を当時の人がどう思っていたかはそういう資料がないのでわかりませんが
少なくとも現代ほど情報伝達の手段がないので当時の人々のほうが信じている確立は高かったのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

<キリストに超能力のような力があるという話は学術的観点から一般的にはキリスト教の威光を高めるために新約聖書に書き記した寓話だと言われています。>

昔は威光を高めたかもしれませんが、、、現代では、、帰って胡散臭い雰囲気を漂わせるだけ、、、。

そういえばやたらと、科学的に物事を考えるようになったのは現代になってからなんでしょうかね?

<当時の政治的理由からキリストが危険視され
結果的に十字架刑にされたと言うのが一番正解に近いと思います。>

私も超能力者と名乗った、、、もしくはそういう噂が流れたから、十字架刑になったとは思っていません。

やっぱり、政治的ものなのでしょうね!

<少なくとも現代ほど情報伝達の手段がないので当時の人々のほうが信じている確立は高かったのではないでしょうか?>

なるほど、、、情報伝達が発達していないと、、、もしかしたら、「世の中には超能力者がいる」と想像で考えやすいですね。

ご多忙の中、ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/10/27 14:00

>あの時代のあの地域の超能力者の一般イメージを教えていただけますか?



無声映画『巨人ゴーレム』というDVDを図書館で観たことがありますが・・・
粘土の巨人に命を吹き込んで操る超能力者(ユダヤ教の司祭〔ラビ〕)の姿は、
円錐の帽子を被った髭の老人で「魔法使い」の原型というイメージでした。
http://www.amazon.co.jp/dp/B000LPR1SI
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ということは、ユダヤ教には、なにかしら超能力を尊敬する雰囲気があったのでしょうかね?

う~ん難しい!

ご多忙の中、ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/10/27 13:54

No.1の方が、奇跡話のほとんどは創作だと断言してますが、その根拠は何でしょうか?


科学で説明つかないでは、証明になっていませんよ。

イエス・キリストに関する行跡は、新約聖書の福音書以外に信頼できる資料はないと思いますし、たしかに奇跡は科学で証明できないけど、だからと言って全部嘘と言い切るのは正直どうかと。

正直なところ、奇跡の証明は今の科学ではできないですし、また奇跡が嘘だというのも悪魔の証明になってしまうので、「よくわからない」というのが今の限界ではないかと思います。

それで、当時の人(=ユダヤ人)の認識についてですが、彼らは少なくとも預言者という存在は信じていました。
預言者というのは、神からの言葉(メッセージ)を預かった人という意味ですが、イスラエルの歴史に登場した預言者のうち、奇跡を行った人が幾人かいて(特に有名なのが十戒のモーセ)、ユダヤ人は彼らが間違いなく存在し、奇跡を行ったということを信じていました。

じゃあ、なんで奇跡を信じるユダヤ人が、奇跡を行うイエス・キリストを信じられなかったかというと、また難しい話になるので省略します。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

<それで、当時の人(=ユダヤ人)の認識についてですが、彼らは少なくとも預言者という存在は信じていました。>

預言者も超能力ですよね。

<イスラエルの歴史に登場した預言者のうち、奇跡を行った人が幾人かいて(特に有名なのが十戒のモーセ)、ユダヤ人は彼らが間違いなく存在し、奇跡を行ったということを信じていました。>

もしかすると、、、、その時代のユダヤ人にとって、、、ある程度精神レベルが高くなると、超能力を会得するという考えがあったのかも知れませんね!

となると、キリストが超能力者だと弟子が言いふらしたとしても、、、納得できますね。(現代の人間には想像もできない事ですが、、、精神レベルと、超能力、、、くっ付きません。)

<じゃあ、なんで奇跡を信じるユダヤ人が、奇跡を行うイエス・キリストを信じられなかったかというと、また難しい話になるので省略します。>

まあ、目の前でやらなかったからなんでしょうね。 もしくは目も前でみたら、、、聞いた話と違うと感じたのかも?

ご多忙の中、ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/10/27 13:51

イエスの時代、奇行行者 祈祷師 超能力者といわれる人々が


ヘレニズムの中で確固たる地位をもっていました、
現代とは異なり超能力者は宗教指導者であり奇行行者でもあったのです、
イエスが行った病気治癒 水の上を歩く等の奇跡のうち病気治癒に
関しては心因性の病をイエスの話によりよくなった人がいたかもしれません、水の上などは後世に弟子たちによりイエスを神格化するために
作った創作です、イエスが行ったこと 話したこと後世弟子や後の
協会指導者により神格化が進み新約聖書に出てくることは尾ひれが
付いた創作です、

イエスは超能力だけを売っていたのではなく、
当時閉塞感の中のユダヤ社会がメシアを待っていた民衆たちに
人間としての行き方等を語りかけ、時代にマッチして少しずつ
支持の輪が広がっていきました、後世の新約聖書はあくまで弟子たち
の想像でありまた教会が肥大化してイエスとはかけ離れたところに行ったキリスト教をイエスの言葉に忠実に生きようというのが宗教改革
です

結論として、当時イエスは小さな宗教指導者であり超能力者ではありません、閉塞感のユダヤ社会が求め待ち望んでいたメシア(救世主)であり民衆の大変な尊敬を集めたのですが
国の指導者たちは危機感を強め死刑になりました、
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

<イエスの時代、奇行行者 祈祷師 超能力者といわれる人々が
ヘレニズムの中で確固たる地位をもっていました、
現代とは異なり超能力者は宗教指導者であり奇行行者でもあったのです、>

な、なんと! そうだったんですか!

どうりで! そうじゃなきゃ、神格化の為に、超能力者にはしませんね!

<イエスは超能力だけを売っていたのではなく、
当時閉塞感の中のユダヤ社会がメシアを待っていた民衆たちに
人間としての行き方等を語りかけ、時代にマッチして少しずつ
支持の輪が広がっていきました、>

確かに、人間としては良い人だったと思います。

<教会が肥大化してイエスとはかけ離れたところに行ったキリスト教をイエスの言葉に忠実に生きようというのが宗教改革
です>

そこまでは分かりませんが、、、ただ、同じ本でも読む人が違うとずいぶんと解釈が異なるもんだと思います。

「人の子」が「神の子」になるんですから。

<結論として、当時イエスは小さな宗教指導者であり超能力者ではありません、閉塞感のユダヤ社会が求め待ち望んでいたメシア(救世主)であり民衆の大変な尊敬を集めたのですが
国の指導者たちは危機感を強め死刑になりました、>

やっぱり、そう事情があったんでしょうね! 本当に勉強になりました、ご多忙の中、ありがとうございます。

お礼日時:2008/10/26 16:37

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