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河岸段丘について教えてください!

河岸段丘ができるまでについて調べてると、文章として言ってることはわかるんですが、

イマイチピンときません。

陸地が隆起する→侵食力が強くなって河床をけずって深くなる→河岸段丘になる

みたいな説明ばっかりですが、なんでそれで階段状になるのかよくわからんです。

隆起して流れが速くなって、川が細くなるんですか(勢いが増すから?)?それでもとの川の流れていた後よりも細い川ができて

もとの川の後の真ん中を削っていく感じで階段状になるんでしょうか?

あと、これとは関係ないんですけど、沖積平野ってなんで沖積平野って呼ばれるんでしょうか?語源とか知ってるかたいますか?

A 回答 (3件)

河岸段丘は、河川が下刻(河床を下方に向かって掘り込む)することによって出来る地形です。



川は下刻すると、水の流れる川幅分掘り込み、峽谷をつくります。これで、1段できます。
その後、しばらくすると、安定して下刻しなくなり、蛇行しながら、峽谷の両岸を削って河原を作っていく(側刻といいます)ようになります。その後再度下刻すると、その結果2段目ができるという風に変化していきます。下刻する時期と側刻する時期を交互に繰り返しながら変化していくので、複数の段ができる。それで、階段状になる。

 なお、下刻も側刻も元の川の位置とは無関係に掘りやすいところを掘るので、平面的に川の流路が変化します。 回答1の図のように、掘るところが砂礫の場合は、掘りやすいので、両岸に段丘が出来ることがありますが、岩石の場合は、流れ込んでくる支流によって川が一方に押されて、支流の流れてくる側にだけ段丘が出来るのが普通です。 

 補足。陸地が隆起することにより下刻するというのは、誤りです。
下刻の成因は、大きく5つあり、
1、氷河期に海面が低下し、川の下流がそれに伴って掘り込む。
2、気候変化などで河川の水量が増加する。
3、気候変化などで河川の運ぶ砂礫量が減少する。
4、火山活動によって、川が堰き止められたり、砂礫が大量に供給されたりするため、谷が埋められ、その後に下刻される。
5、川の途中で、土地の隆起が起こり、河川の傾斜が増加するなどです。
 まだ他にもありますが・・・・日本の河岸段丘は、大部分1か、2+3か、4によるもの、すなわち氷河性海面変動・気候変動や火山活動によるもので、5の例のような地盤運動による段丘は局地的で多くありません。もちろん日本の山は隆起しているので、川は流域全体が隆起していて、傾斜が大きくなる運動をしていて、下刻しているといえますが、その量は、1~4による下刻量に対して無視できるほど小さいです。 高校や中学の地学・地理の教科書にこう書いてある例がないらしいのですが、おかしなことだと思います。
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隆起後、時間が短いなど、侵食のが少なかったから階段状になっていると考えられます。


隆起後の時間が長いなど、侵食の量が多いと階段部分を崩してしまいます。そうなると段がなくなってしまいますね。そのような地形もあります。たとえば、片側にのみ段丘がある例ですね。
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これがわかりやすいと思います。


http://www.torikyo.ed.jp/tottorisizenn/kagan.htm
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