【統合失調症】なぜ病識（自分が病気であることの意識）が無い人が多いのでしょうか。

Question

私の知人が、統合失調症と思われる配偶者を持ち、困っています。
本人ががんとして病院へいかないそうです。

こちらのOKWAVEの質問、回答を拝読しても、ご質問者に病気の意識がないというか
よもやご病気では？という回答があっても、自分が病気だと認めず、回答を
無視するような方もおられるように見受けられます。
（失礼な言い方でしたら大変に申し訳ありません。）

もちろん、ちゃんと病識を持ち、治療を受けられておられるかたもたくさん
いらっしゃると思います。

私がうつで入院しているときも、自分は統合失調であると認めている人はもちろん
いましたが、自分は病気でないと思いこんで、医師や看護士に抗議をしている人も
いました。

精神保健福祉法第23条など、手立ては知っておりますが、私は「なぜ
自分が
病気だと思えないのか」が知りたいです。

自分は病気だ、楽になりたい、そう思えれば治療が飛躍的に進み、
その人の人生も明るいものになっていく可能性があるのに....。

もしよろしければ、体験者の方でも、どなたでも、なぜ病識がないのか
教えて
いただけませんでしょうか。
なにとぞ宜しくお願いいたします。

mur2latte · Accepted Answer

統合失調症の病識の無さはそれ自体が「統合失調症の症状」です。
例えば、統合失調症で出現する症状に幻覚や幻聴などがありますが、
これらは患者さんにとっては「実際に見えている・聞こえている」ものとして認識されます。

もし、あなたの目の前にあるこのページが他の人には見えていないと言われたら信じますか？
これだけの返信ももらっているのに何で？とか、ページを探せていないだけではないか、と思いませんか？
もし、あなたがご家族等誰かに言われ、傷つくような内容の話について「そんなこと言ってない」と言われたら、忘れているだけだ、都合が悪いから覚えていないんだ、と思ったりはしませんか？

私達は通常、自分が見たり聞いたりした事を「現実」と思っています。
その現実が「これは自分にしか見えて（聞こえて）いない、錯覚だ」と疑うことはほとんどないのではないでしょうか。

統合失調症を持つ方の人生を描いた映画に『ビューティフルマインド』というものがあります。
あのような症状は稀だと言う指摘はあるのですが、統合失調症を理解する一歩としてはわかりやすいと思いますので、ぜひご覧になってください。

専門家プロファイル_丸本敏久 · Answer

症状の強弱はありますが、自分が違っているという認識ではなく常に、自分は正しいという物事の考え方の基準をお持ちの方がおられました。他人がすることが、自分の基準から外れれば、それがおかしい事であり、自分は間違っていないという考えになるようです。更に幻覚や幻聴などで、他人に攻撃を受けているように思えると、自分の身を守るために相手を攻撃するなどの行為に陥ったり、他人を拒否することもあるようです。

monta47 · Answer

はじめまして、ご回答します。
統合失調症の人は、自分のことが精一杯で相手への思いやりを持つまで
余裕がない場合が多いです。又、自分を統合失調症と認めたくない（はじめの時）気持ちでいっぱいです。
結果として、自分が統合失調症と認識するまで時間がかかると言う事です。
症状として、妄想や幻聴があります。本人はそのことに気ずき分かります。幻聴は、色々あり自分の悪口を言っているそうです。壁や天井から聞こえてくるそうです。自分が気ずいても他の人に言うとレッテルを貼られてしまうので恐れます。又、本当に聞こえるようで、盗聴されていると思い込みます。ので、実際に盗聴会社に調べてもらわないと納得してくれません。（約１０万円かかりました）私の場合、家族を精神科まで、連れていくまで数ヶ月かかりました。強制に連れていく方法もありますが、家族の問題なので、家族皆で一番良い方法を考えましょう。
保健所への相談も無料なので利用してはいかがでしょうか。

voice128 · Answer

精神疾患についての病識欠如について大きく二つ考えられると思います。

一つは精神的疾患であることを「認めたくない」と言うこと。
認めたくない理由については病気への認識不足・勉強不足からくる偏見もあるようですね。

もう一つは病識が無いのが「病気の一つの特徴である」と言うこと。
そしてそれが何故…と言う事になれば、脳の委縮、脳内物質の伝達状況など
色々考えられるのではないのでしょうか。
また解明されていない部分もあるようです。

ご質問の意図とは離れてしまいますが、以下参考まで。
統合失調症と思われる…と言う事は幻覚などが出ているということでしょうか。
その方にだけ見えているもの聞こえるものがあるとか？
だとしたら　そんなものは見えないし聞こえてないから病院行こう　では
ご本人は納得しないでしょう。本人にとっては本当に聞こえているし見えているのですから。
ご本人が辛いと感じているところを探りそれを軽減させる方法が病院にならあるという
つなげ方をした方が好ましいと思いますよ。
例えば悪口ばかり聞こえてくるなら言われない方法を探しに行こうとか…。
眠れないのはおかしいから病院に行こうではなく、眠れるようになる為に病院に行ってみよう。
言葉の言い回しって結構大事なようですよ。
ちょっとわかり難い表現かも知れませんね。失礼いたしました。

一日も早い受診が出来るようお祈りいたします。

toshipee · Answer

精神的に、ここから(この日から)が病気だというラインは本人もわからないし、医者も知らないでしょうね。姉に聞いても「相手がこう言って私がこうたたみかけた」というところは、どんなに逆上した状態で、救急車にムリヤリ乗せた日のことでもまず間違いなく覚えているそうです。「覚えてる？」と聞いても実につじつまも合い、言った言葉も合います。また、周りの者の対応が間違っていることから病気が進むいや起こると感じるこの病気。ウチの場合は元凶が父と旦那なんですが、人間的に見ても「相手が間違ってるやろ」と冷静に言う姉の言葉もまんざら間違っていないとさえ感じます。周りの者が「対人障害(勝手に命名しました)」であれば、誰がそうなっても無理はないと思えたからです。そう考えれば、その嫁さんの病気の原因になる周りの者に「あなたが原因なんですよ」という病識がないとも言え、複雑な気分です。姉曰く「父や旦那が入院すべき」人格を矯正してもらったほうがいいのではという観点からは私も同調します。冷静に分析できてるなと。
　逆に病識があれば「あかんあかんこんな考えしたら」と抑えますので、精神を病むことはないと思われます。つまり無くて普通だと思います。
　こう書いていて、ひとつだけ大事なこと思い出しました。そういえば姉が「(父の愛情を受け入れられずに育ち、旦那も同じような人を選んで苦労していた頃、つまりずいぶん昔のことです)今から思えばあのときに私は壊れた」と言ったことを。でもこの言葉は病院に入院を繰り返して10年、離婚もしてひとつ問題の整理をして楽になったのか、入院しなくなったなぁと言い始めた頃です。そう考えると、「有る」とも言えますが、真っ最中の人に認識は不可能の証明とも言えますね。

thirdforce · Answer

昔は、大きな病院では、精神科、神経科に分かれていました。
今は、神経症を含めすべて、精神疾患にとりいれてます。
そこで、精神疾患と、神経症の違いは、大学病院で、医師に言われましたが電車のレールのようなもので、全く別物なんです。
精神疾患の特徴の一つは、精神病と、判断された人は、自分がおかしいところは無い、むしろおかしいといってる周りの人こそおかしいとおもって、受診する必要が無いというのが、大きな特徴です。
神経症もどきの人など、もしくは、神経症にかかってる人は、病気ではない、受診の必要など無いといっても、自分がこんなに疲れ、しんどいのは、きっと、神経の病と思い、自ら受診します。
僕は強迫神経症ですが、誰にでもあるので、心配要らない軽い薬で十分だといわれ、それでも納得できず、病院めぐりをしました、日に3つの病院、クリニックを電話帳等で探し、タクシーやマイカーでまわって
疲れ果てて、そのため段々疲れ、病状が返って悪化して言った記憶があります。「なぜ病識がないのか」ではなく、精神疾患だから、自分でわからないのです。あなたが、熱、寒気、咳、黄色い痰、震え、血液検査などで、大丈夫という結果がでて、それでも、医師から、インフルエンザといわれ、投薬されたら、服用しますか、その医師を疑うでしょう。それと同じようなものなのです。だから、親族、知人など、協力して、受診させるように、努力してください。
最悪は、往診か、救急車ですね。

etgywery · Answer

気に障る内容かも知れませんが許してください。
私は最初は、うつだと言われてその後、統合失調症だと言われました。信じられなかったけど、時間が経つにつれ病識を持てるようになりました。
ところで、貴方がその病気だと言われたとして受け入れられますか。
http://www.kokoro.info/depression-schizophrenia.html

【統合失調症】なぜ病識（自分が病気であることの意識）が無い人が多いのでしょうか。

統合失調症の病識の無さはそれ自体が「統合失調症の症状」です。

症状の強弱はありますが、自分が違っているという認識ではなく常に、自分は正しいという物事の考え方の基準をお持ちの方がおられました。

はじめまして、ご回答します。

この回答への補足

精神疾患についての病識欠如について大きく二つ考えられると思います。

精神的に、ここから(この日から)が病気だというラインは本人もわからないし、医者も知らないでしょうね。

昔は、大きな病院では、精神科、神経科に分かれていました。

気に障る内容かも知れませんが許してください。

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