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おはようございます。

月初仕掛品1,500個(0.6)
当月投入4,500個
合計6,000個
月末仕掛品1,500個(0.5)
正常仕損品500(0.8)
完成品4,000個

直接材料はすべて工程の始点で投入している。
生産データの()内の数値は加工費進捗度または正常減損の発生点の進捗度を示す。
正常仕損費は仕損の発生点を通過した良品に対して負担させる。
仕損品に処分価格はない。
また、原価配分の方法は平均法を採用している。

ーーーーーー以上が問題文ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

月末仕掛品が0.5
正常仕損費が0.8
ということは単純に月末仕掛品を通過して仕損が発生したわけではないのでしょうか?
答えを見る限り、「完成品のみ負担」となっています。

もしかして「減損」ではなく「仕損」はすべて完成品のみ負担なのでしょうか?
アドバイスをお願い致します。

A 回答 (2件)

おはようございます。



仕損減損ってややこしいですよね(^^;
もしかして少し勘違いをされているのかもしれません。

仕損は進捗度0.8の時点で発生しています。対して月末仕掛品は0.5の時点までしか進んでいません。
線分図を書くと分かりやすいと思いますが、月末仕掛品は仕損の発生点を通過していません。
よって、月末仕掛品には仕損はなく、仕損費を負担する必要はありません。

これが例えば0.3の時点で仕損が発生するなら、月末仕掛品は仕損の発生点を通過しているので、仕損費は月末仕掛品と完成品とで負担します。
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この回答へのお礼

勘違いしていました。汗
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/11/11 22:20

おっしゃるとおり、学習原価計算では仕損は仕損の点検時においてすでに通過した良品に負担させます。

本問題の場合、期末仕掛品は加工進捗度0.5、仕損は0.8ですので処理が度外視法、非度外視法のどちらであっても完成品に負担させるのが原則です。
企業は製品の流れ作業の中で一定時点ごとに仕損の点検を設けているようなイメージを持ってください。それがこの場合、0.8の時点なのです。ですから0.8の時点を過ぎているものから仕損がでていると仮定して原価計算するのです。
計算方法は平均法で非度外視法を採用しているとすると(度外資法でも計算は同じ)平均法で完成品、仕損品、期末仕掛品の金額を算定し、仕損から仕損品に処分価値がある場合にはこれから控除した上で、その全額を完成品に加えればOKです。
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この回答へのお礼

完成品のみ負担ですね。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/11/11 22:19

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