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副産物は終点にならないと発生しないのでしょうか?
仕損や減損は加工途中や終点に発生しますが
副産物が始点や加工途中に発生することはありえますか?
アドバイスお願い致します。

A 回答 (1件)

加工途中で発生するものを列挙してみましょう


(1)仕損(失敗品)→特徴:形がある。価値があることがある
(2)減損(消えてなくなる)→特徴:消えてしまうため価値が判定できない
(3)作業屑(加工途中で必ずでる屑)→屑というと粉みたいなものを創造してしまいますが、鉄板打ち抜き後の鉄板そのもの等結構経済価値の大きな屑もあるため処分価値を考慮する場合がある。
(4)副産物(加工の過程で必然的に生じる経済的価値があるもの)→価値があるという点は作業屑や仕損品と共通するといえる。ただし仕損品との違いは必ず生じてしまうということです。

ご質問に戻りたいと思います。副産物はその性質上必ずといって良いほど加工途中で生じてしまうものであり、何も終点だけとは限りません。それは加工材料の性質にも大きく左右されると思います。
ただ加工途中というのが単一行程の場合と複数行程に分かれて加工する場合とでニュアンスが変わると思うのですが、工程別原価計算の場合第一工程の終点で発生してもそれは製品から見れば加工途中で発生しているものと考えることも出来ますし、それは問題によって判断していくしかないと思います。原価計算上は仕損であれ減損であれ屑であれ副産物であれ、その発生原価を完成品にどのように反映させていくかが大事ですので、副産物は終点で発生するものという固定観念は問題を解く上であまりよくないと思います。

この回答への補足

副産物の発生点は終点だけではないということですね。
ということは加工費の進捗度が50%で副産物の発生点が80%の場合
副産物に加工費が含まれない場合もあるのでしょうか?
再度ご回答頂ければ幸いです。
ありがとうございました。

補足日時:2008/11/18 11:30
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