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簿記一級、取替投資についての質問です。
問題文に
「毎年60,000万円の売却不能な仕損品が発生し……」と書かれており、わたしはこの仕損費を、仕損品は費用になるのかなと思い、×0.4をしてCIFに計上して計算してしまいました。
しかし、答えでは、
『売却不能な仕損品に係る仕損費節約額×(1-税率) 60,000万円×(1-0.4)=36.000万円』
意味がわかりません…。
利益になってるということでしょうか?

どなたかアドバイスいただけるととても嬉しいです。
よろしくお願いします。

「簿記一級、取替投資についての質問です。 」の質問画像

A 回答 (1件)

現在価値とか売却のあたりは今回のご質問で触れられていないので省略して,絞って説明します。



問題文6番がポイントになるでしょうか。
今の設備を使い続ける場合との差額で考えていけっていうことですよね。
だから解答のようになります。
おっしゃるように,「費用をカットできる」ことを「利益」のようにみなしているともいえます。

新しい設備にすると,費用が60,000少なくて済むわけですよね。
現在のを基準に考えれば,これば60,000のプラスです。
そのぶん法人税は増えてしまいますから,それを考慮して36,000円のプラスということです。

※本当は現在が「マイナス60,000」で,新規設備が「プラマイゼロ」とも言えますが,現在を基準にするので上のようになります。


補足
前提として,一般的にCFの問題では,減価償却費以外の収益・費用は現金収支を伴うものと考えます。例えば今回の仕損費や売却損益などです。
ここには税金も絡んでくるので,損益→CFに直すときに「×(1-税率)」とかいうのが出てきます。
・収益になるけどそのぶん法人税は多くなる
・費用になるけどそのぶん法人税は少なくなる
この計算をするためですね。

そして減価償却費は,
「現金支出がないのに費用計上する」→「そのぶん法人税が減るから,それはCIFとして考えよう」という計算をします。
(こういう「非現金支出」と呼ばれる,税金だけに影響を与えるやつは,ほとんど減価償却費くらいだと思いますが,問題文注意して見るようにはしてくださいね)

どうでしょうか?勉強頑張ってくださいね。
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