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お世話になります。よろしくお願いします。

ジーニアスに「計画・提案の拒否はrefuseは不可でreject.」
と書いてあるのですが、なぜなのかの理由までは載っていません。

この理由について説明してある辞書・参考書・HPなどがありましたら
紹介してください。

よろしくお願いします。

A 回答 (14件中1~10件)

まず、使い分けについてですが、


(1)refuseもrejectも使える場合
(2)refuseだけが使える場合
(3)rejectだけが使える場合
の3種類があります。

興味を惹かれたのでざっと調べてみたところ、この点について最も詳しく述べているのは、『日本人学習者のための英語正誤チェック辞典』(Macmillan LanguageHouse)です。
この本は、
×・・・refused a plan for building a new library. →
○・・・rejected a plan
×・・・rejected an invitation to the dance. → 
○・・・refused an invitation
といった例を挙げて次のように説明しています。
refuseとrejectはともに拒絶を表し、どちらを使ってもよい場合もある。しかし、この2つの動詞は、伴う名詞によって使い分けなければならない。refuseと結びつく名詞は、one's consent(同意)、 one's help(援助)、 one's permission(許可)、an application(申請)、an invitation(招待)など。一方rejectと結びつく名詞は、 an argument(議論)、a decision(決定)、a possibility(可能性)、a suggestion(提案)、a plan (計画)などである。

ただしこの本は、こうした使い分けの理由については何も述べていません。この点で参考になるのは、Longman Dictionary of Common Errors です。この辞典では、
×He refused their lifestyle・・・→
 ○ He rejected their lifestyle・・・
×I refuse the idea・・・→
 ○ I reject the idea・・・
という二つの例を挙げて、refuseを「誰かがあなたに何かをしてほしいと思ったり、何かを受け入れてほしいと思ったりするときにノーと言うこと」、またrejectを「あなたが或るidea、belief、suggestion、plan、proposal等々を支持しないと言うこと」と説明しています。
言い換えれば、refuseは「相手が要請すること、あるいは相手が(好意で)提供するものを断る」ことを表しており、日本語の「断る」という言葉と同様に、相手の要請や要望や期待の存在を前提としています。ただし、それを拒絶する理由については何も述べていません。一方、rejectは、「あることの内容を吟味、評価した上で受け入れることを拒否する」ことを意味します。この「あること」は、別に要請や要望や期待である必要はなく、たとえば「考え」でも「理論」でも何でもよいのですが、それをrejectするということは、その対象に対して否定的な評価を下したということを含意しています。

以上を踏まえたうえでご質問について考えてみると、「rejectは使えるが、refuseは使えない」典型的なケースは、argument(議論)、theory(理論)、idea(考え)などの場合だと思います。つまり、これらは単なる検討の対象であって、要請でも要望でもないのですから、それをrefuseする(断る)という言い方はおかしいわけです。
同様に、plan(計画)やsuggestion(提案)もまた、単なる「アイデア」「検討対象」にすぎず、「要請」や「要望」ではないので、それをrefuseする(「断る」)のはおかしい、というのが、「計画・提案の拒否は、refuseは不可でreject.」というジーニアスの説明の真意ではないかと思います。(新しいジーニアスは手元にないので単なる推測です。)

ただし、他の方も言われるように、この説明は不十分だと思われます。
なぜなら、「計画」や「提案」の拒否について必ずしもrefuseが使えないわけではなく、たとえば refuse the offer とか、refuse the proposal という表現には何の問題もないからです。(もちろんreject the offerあるいはproposalという言い方もできます。)これは、同じ「提案」であっても、Offer やproposalには「要請」という意味が含まれるからです。また、「計画の拒否」の場合も、refuse the plan はまずいですが、acceptという動詞を挟んで、refuse to accept the plan とすれば問題ありません。これは「計画」ではなく、「計画を受け入れてほしいという要請、要望」を断ったことになるからです。

逆にrefuseは使えるけれどもrejectは使えない例としては、まずrefuse to do のように、refuseの後にto不定詞が来る場合が挙げられます。rejectはto不定詞を目的語にとらないので、reject to accept といった言い方はできません。また、rejectは単に断るのではなく「内容を検討した上で却下した」というニュアンスを含みます。したがって、たとえば何らかのポリシーに基づいて招待を断るような場合はreject the invitation という言い方も可能ですが、単に「パーティーへの誘いを断った」というような場合に使うのは大げさで不適切だと思われます。
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この回答へのお礼

御礼が大変遅くなってしまいましてすみません。
大変すばらしいご回答どうもありがとうございます。

>『それをrejectするということは、別に要請や要望や期待である必要はなく、その対象に対して否定的な評価を下したということを含意しています。』

矛盾が全くない、とても素晴らしいどうもありがとうございました。
私もこのように理解します。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2008/11/19 18:56

#12です。



これらはコロケーションの問題であって、語源を辿っただけでは分からないと思いますが、#11さんが挙げられた用法に基づくと、refuseは日本語ではほぼ「断る」が使えますが、rejectは「退ける」が使えますよね。 そう言えば、知恵袋にも同じ質問がありましたよ。

参考URL:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …

この回答への補足

ご回答どうもありがとうございます。

知恵袋の質問は私がしたものではありません。
いたずらだと思います。

補足日時:2008/11/19 17:38
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No.10のtaked4700です。



No.11のdripdropさんが書かれているように、

>refuseを「誰かがあなたに何かをしてほしいと思ったり、何かを受け入れてほしいと思ったりするときにノーと言うこと」、またrejectを「あなたが或るidea、belief、suggestion、plan、proposal等々を支持しないと言うこと」

は正しくて本質的な使い分けを述べたものです。ただ、そう言った使い分けがなぜ生じているか、言い換えれば、refuseとかrejectの語源にさかのぼった説明では、まだ残念ながら、ありません。
No.10の回答では、rejectにのみそう言った説明を試みたのですが、同様に考えるとすぐに、refuse・declineにどういった説明ができるかは分かるはずです。

本来、動詞や名詞・形容詞などの使い分けは、それらの語の発生に遡って、その用法の違いが説明されなければいけないと思います。
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rejectはフランス語のrejeterに由来し、refuseはrefuserに由来します。

更に、rejeterはラテン語まで遡ると、rejectareになるんですが、
re-というのは 反復や返りの動作を表し、jectareは投げるという意味で、原義的には捨てるとか跳ね返すということを意味します。
つまり、計画・提案にしても話を聞くだけは聞いて、それを跳ね返すイメージなんだと思います。
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家にあるGeniusを見ようと思って探していたのですが、未だに見つからないので、それを見ないで、回答をしてみます。



refuseとrejectの用法の大きな違いは、to不定詞を目的語に取れるかどうかです。declineもrefuse同様、to不定詞を目的語に取れます。

一般に、to不定詞を目的語に取る場合、次の二種類の感覚が表現されています。

1.I hope to meet him.のような場合:主語(または目的語)がto不定詞で表されている行動を取りたい、そちらへ向かいたいと言う感覚。
2.He was sad to hear that.のような場合:「聞いた結果」のように、ある動作の結果であると言う感覚。

どちらにも共通しているのは、一種の心理的距離感です。1の方は、そちらへ近づきたいと言う感覚に基づいた距離感であり、2の方は、そちらから離れたいと言うか、そちらから生じたと言うような距離感です。そして、基本的には、そう言った心理的距離感は感情的な判断に基づいています。つまり、実際に1mとか20mとかの距離があるということではないわけです。あくまで、感覚的に判断したものです。

これと同じことが、refuse,declineにも言えて、
He refused to go with me.:「彼は僕といっしょに行くことを拒否した。」
は、to go... という言い方で、「一緒に行くこと」と言う要請を感じていた、つまり、「ねえ、一緒に行ってくれよ」みたいなことが彼に向かって言われ、彼がそう言った圧力を感じていたという意味があります。
declineについては、
He declined to go with me.:「彼は、丁寧に、僕と一緒に行くことを断った。」とか「彼は、僕と一緒に行くことを遠慮した。」のような意味になるはずです。
こちらも、declineによって、彼自身が、to go...と言う行動を本当はしたいのだけれどと言うニュアンスを出しているわけです。

それに対し、rejectは、語源的に言っても、re:back:「元へ」+ject:throw:「投げる」=「投げ返す」と言う意味です。つまり、投げるためには、対象、つまり投げる対象はものである必要があり、それは、to不定詞が持つような、心理的要素を感じさせないのです。
よって、to不定詞の持つプラスにしてもマイナスにしても、対象となる動作との心理的距離感、つまり、「そうしたい」とか「そうしたくない」と言った感情的な要素とは関係なく、一定の基準とか、ルール、または、客観的な状況などによって判断した結果、提案などを拒否すると言う意味あいになると思います。

別の言い方をするなら、to不定詞は、名詞的用法であっても、名詞化が進んでいず、主語や目的語などに対する正負いずれかの引力のようなものを感じさせるのに対し、動名詞は、1語で言い表されているため、to不定詞よりも名詞化が進み、theを付けることも出来、ものとして、そこに見える、手で触れる、実現されていると言うような感覚を出すことが出来ます。


なお、今までの回答者の方々が書かれているように、必ずしも、「計画・提案の拒否はrefuseは不可でreject.」と言うわけではないと思います。
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この回答へのお礼

複数のとても詳しいご回答どうもありがとうございます。

rejectは客観的基準、refuseは主観的判断のニュアンスがあるということは複数の方がおっしゃっておられますが、
その根拠を明確に示されたのはtaked4700さんだけですね。

不定詞にそこまでの意味を考えたことはなかったです。
感動しました。

とても勉強になりました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/11/19 19:12

私の経験では、提案そのものに明確な欠陥があるときはrejectですが、もっと広い原因があるときはrefuseがよく使われるようです。

泊めてくれと言われても、その人が当然の資格を欠いていればrejectされてもしかたがありません。しかし、家が狭いからという理由で断るときには、決してreject(はねつける)ではなく、refuse(こばむ)が使われます。

研究社の『英語表現辞典』1969、p.709から
rejectは、refuseよりも積極的で明確な拒否の態度を強調した語である。
rejectは、上記のほかに、ある人とか物を、無用、無価値としてしりぞける、はねるといった意味にも用いられる。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございます。

>私の経験では、提案そのものに明確な欠陥があるときはrejectですが、
拒否する対称その物に明確な欠陥がある時、(言い換えれば「修正・改善」を求める時)はrejectということで矛盾がなくなりますね。

どうもありがとうございます。

お礼日時:2008/11/19 19:00

あっ、済みません、もう一度。



普通の日本人でも、「拒絶する」と「拒否する」ってどう違います?,どんなときに「拒絶」or「拒否」ですか?,って聞かれて、間髪入れず、明確な定義を付けて判りやすい日本語で回答してくれるって人って周りにいらっしゃいますか?(笑),国語学者位かな?そんな人は私の周りには絶対おらん(爆)
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この回答へのお礼

すみません、忙しくなってしまって御礼が遅れましてすみません。
どうもありがとうございます。

私としてもこんなにたくさんのご回答が貰えるとは思っておりませんでした。とても勉強になりました。

こうゆう質問にバッチリ答えられる人は本当に学者クラスですよね。
私の周りにももちろんいません。
けれどインターネットの世界にはいるかもです。(笑)

この度はどうもありがとうございます。

お礼日時:2008/11/19 17:36

あっ、一番です、書きっぱなしのまま、再訪すると,面白いことに、でも、余り、神経質にならないで、



reject - refuse - decline のぼんやりざっくりした違いだけ押さえておいて、あとはネイティブ達がどう書いてどう喋っているかに注意を払うことが、実は、英語の勉強にとても役立っていた、と後で判るのではないでしょうかと、,,,訳判らん結論にもならんぼんやりコメントで締めておきましょう。

ネイティブでも,自分自身が言葉の使い方に相当気を遣っている方、説明の上手い方に聞かないと,明確な結論は出ないと思いますよ,勿論、最後に「人によって、場面によって、違うけどね」というコメントが付くのは覚悟して。
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私は日本の辞書は、個別文例までいちいち表示していないので、信じていません。


私の文は書いたようにケースがそれぞれ違います。

日本の辞書を信じたければそれでいきなさい。
英語を感じたければ、英語でイメージをつかみなさい。

私は和英は一切使いません。
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この回答へのお礼

再投稿どうもありがとうございます。

本当なら英英辞典で勉強するのが一番良いのでしょうが、まだ読みこなせずに英和、和英頼りの勉強をしております。

>英語を感じたければ、英語でイメージをつかみなさい。

私もイメージで掴みたいとは思っているのですが、なかなか難しいですね。

英英辞典を使いこなせるぐらい頑張って精進します。 

お礼日時:2008/11/14 00:39

(仕事などの)計画や提案でrefuseというと、「いやじゃー、やめてくれー!全く受け入れられない~~!ぎゃー~~」的な拒絶に近いものがあります。



rejectはカセットテープのejectにも通じるような、ある物から外に出されるイメージがあります。
rejectは「~を退ける(のける)」の意味。
すなわち受け手にとて、単なる拒否(要求や提案を聞き入れないで断ること)というよりも、聞いたかもしれないし検討したかもしれないが(人によっては、あるいは関連する他の部署まで行って検討されたかもしれないが)、最終的には退いた(弾いた、外に出した)のような、一度入ったかもしれないが出た(eject)のイメージです。

あと、口語的にはturndownをよく目にするかな。却下の意味。

あと提案が申し出やお誘い的なものなら、declineもあります。

この回答への補足

いま少し辞書で全体の意味を見ていて気付いたんですが、

rejectの意味として
    *会社・学校などが<人>を不採用にする
    *<信条・政治体制など>を信じない。
    *移植で<臓器>を拒絶する。
などがありました。

確かにこれらを見ると“中に入れない。”“中に入ってくるものを拒否する”のようなニュアンスが見て取れます。

“reject”という単語に対して“強い拒絶”とは違うニュアンスが見えてきた気がします。

どうもありがとうございます。

補足日時:2008/11/14 00:54
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございます。

ウィズダムには「拒絶の程度はdecline,refuse,rejectの順に強くなる。」とあります。

>一度入ったかもしれないが出た(eject)のイメージです。

のようなニュアンスですと、rejectがrefuseより強い拒絶というイメージとは何となく結び付きづらいような気がするのですが・・・。

お礼日時:2008/11/14 00:02

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