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冷結晶化温度が存在するとは具体的にどのような現象が生じていると考えるのでしょうか?

例えば、A-Bのグラフト共重合体(主鎖:A,側鎖:B)を熱分析(ここではDSC測定)すると、結晶融解後、急冷し再び昇温すると冷結晶化による発熱のピークが観られる場合があります。ポリマーBのホモポリマーのみの測定では発熱ピークが観られない。

上の現象は側鎖のB成分の分子量が大きい、または側鎖B成分の組成が大きい場合に観測されました。
まず、私なりの考察なんですが、発熱ピークがあるということは昇温中に結晶化しているということで、側鎖Bがガラス転移温度以上の温度で昇温されていく内に、かなり自由に動ける状態になり、しかも主鎖ポリマーAに束縛される形態となる。(主鎖ポリマーAのガラス転移温度はかなり高いものである。)したがって、近隣する側鎖同士が接近するような状態となり、結晶化構造を形成する。側鎖の分子量が低い、あるいは側鎖本数が少ない場合は、結晶化できないので冷結晶化温度は現われない。ホモポリマーBに冷結晶化温度が存在しなかったのは、グラフト共重合体のように分子が固定されていないため、分子同士が近接して結晶化ができないためである。まぁ、このように考えてみましたが、いかがでしょう?
この考えた方でよろしいのでしょうか?間違いやご意見がございましたら、お返事をお願いします。長文ですみません。

A 回答 (1件)

結晶性ポリマーはあまり詳しくないのですが,だいたい,おっしゃる通りの


説でぼくも納得できます。ただひとつ,ホモポリマーBで発熱ピークがでない
理由がよくわからないですね。
ホモポリマーBの発熱ピークの測定は,ABと全く同じ条件でやったのですか?
グラフト体でない方が立体障害がない分,結晶化しやすいように思えますね。
枝と枝の間の(Aの)n=2とかなら,「端がそろって一列に並ぶ」というのも
考えられますが,
n=10以上とかなら,あまり起こらないような気がします(当てずっぽうです)。
あと,回答になってないのですが,結晶化度は冷却速度に大きく依存しますよね。
双方について,冷却速度を変えた実験をやってみればヒントが得られるかも
知れませんね。
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